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【最大悪良識】 ~ JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN~

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 今回は、『ジョジョ』主体、
しかもかなりマニアックな話題になってしまうので
「原作」を知らない方には要点が伝わりずらいかも知れない。
 しかし『創作』に於ける【大きな落とし穴】について語るので
たまにはこのような「回」もあると諒解されたい。

『ジョジョの奇妙な冒険』には、
人気作で在るが故の“スピンオフ小説”が多くある。
 個人的にはある一作を除いて余り好きにはなれないのだが、
その中にはどうにも我慢がならないモノも存在する。
 ええい、もうタイトルも出してしまおう、
『批判』であり“中傷”ではないのだから問題無いであろう。

「 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」

 というスピンオフで、ジョジョに於ける最大の敵、
“ディオ・ブランドー”を主軸に据えた裏ストーリーである。
 ワタシもジョジョの【二次創作】を描いていた過去があるので
多少「原作」をイジる事にとやかくは言わないが、
この作者は何をトチ狂ったか二次創作と云えど

やらかしやがったのである。 

 まず結論から云ってしまおう。

【ジョジョ第一部でディオが死ななかったのは、


だ、そうである。

……
…………
………………
 ハハッ、もう余りにも、余りにも“くだらな過ぎて”
渇いた笑いしか出てこない。
「第3部」でディオが『復活』して、
ホリィさんが苦しむのも大勢の人間が殺されるのも、
仲間が3人も死んでしまうのも、
全~部なのだそうだ。
【どんな極悪人でも許す】のが、『聖女のような心』
例え
 最早完全に【カルト宗教】染みていて、
一体何を言っているのかさっぱり解らない。
 幼い子供を殺したり毒ガスを撒いたりするのが
『善行 (救済)』 と言っているのと同じ事だ。
 この時点で完全にイカレている。
 いつから『聖女』は「なろうのせいじょただの莫迦女」になったのであろう?
 そしてこの作者は一体『ジョジョ』の読んでいたのか?
「過程」が正しくとも【結果】が間違っているという行為は
『ジョジョ』に於いては【悪】の側がやる事であり、
「死にそうだったから助けた」
等というフザけた理由が罷り通るのなら、
残りの「部」の“ラスボス”全員を助けなければいけない事になる。

 そのような「偽善」や中途半端な「感傷」は、
ジョジョのメインテーマである
『黄金の精神』から一番かけ離れたモノであり、
「聖人」ぶってディオ (悪党) を助けても、
その「結果」として大勢の人間が殺されれば、
ソレは悪よりもっとドス黒い【最悪】と呼ばれるのである。
 というかどこの世界に、
自分の純潔を奪い、悪行の限りを尽くし、
自分の旦那まで眼の前で殺した男を
助ける阿呆がいるのであろうか? (注:)
 ある「将棋マンガ」で自分の旦那と息子を殺した張本人に、
〇開いてソイツの子供までこさえた〇〇〇〇〇がいたが
(ヒロイン (〇) の「母親」)
やってる事がである。

 しかもストーリー的には一度きっちりジョナサンと
『最後の別れ』を交わしているのに、
“ディオを助ける”なら気が変わって

ソレではただのコントか、
「尊敬という概念を知らないアホ頭」
だという事が露呈してしまう。
どうして淑女レディの教育を受けた清廉な女性が、
一瞬にして白亜紀の「恐竜」以下の知能指数になるのか、
一部なのに『スタンド能力』でも喰らっていなければ
全く説明が付かない現象である。
(『ジェイル・ハウス・ロック』か……?('A`))

 このように挙げ連ねていけばキリが無いが要するに、
『正しければどんな事でも許される』
と想っている状態が表題の
【最大悪良識】である。
「悪党を野放しにする」「犠牲者が増えるのが解ってるのに助ける」
「善人も悪人も命の重さは同じ」
「殺されて良い人間なんていない」「子供を愛さない親なんていない」

『普遍の真理』でも『絶対の摂理』でも何でも無いのである。
 しかも「人間」に【絶対】のモノなど決められはしない、
にも関らずただのKNOであったりおばさんであるアンタが

全く以て意味が解らない。
自分を『神』か何かと勘違いしてなければ到底起こり得ない現象であろう。

【自分が悪だと気づいていない、悪よりもっとドス黒い悪】

先刻も云ったが「第一部」のメインヒロインを
ソレに貶めて一体どうするというのであろうか?
 どんな【悪党】でも許して助けて、
ソレでまた大勢の人間が殺されても、
気づかないで勝手に悦に浸っている
“頭のオカシイ腐〇女” が好きなのは勝手であるが、
『ジョジョ』でやるな! テ〇ーの【駄作】でヤれ!
というのがワタシの偽らざる本音である。
 不調法大変失礼した。


注:書くスペースが無かったので割愛したが、
『吸血鬼・ディオ』に血を吸われた人間は【屍生人ゾンビ】になる。
そしてその【屍生人ゾンビ】に血を吸われた人間も
また【屍生人ゾンビ】となり最終的に【人類は滅ぶ】

ジョナサンもツェペリさんも命を懸けてディオと戦ったのに、
メインヒロインがその【元凶を助ける】等という暴挙愚行は
正しく主人公ジョナサンに対する【裏切り】でしかない。
ソレは『ジョジョの読者』に対する【裏切り】でもあり、
ワタシはこの〇〇だけは絶対に『ジョジョ』だと認めるつもりはない。
そして「ラノベ作家」は昔からばっかりである……('A`)


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