上 下
192 / 205

【半可通の主人公】

しおりを挟む
【異世界で何万年も生きている魔神】が、
「普通の高校生」より頭が悪かったらどうであろう?
 既にして作品の体を成してないが、
「ライトノベル」の悪習悪癖である
『主人公接待』にはよく使われるやり方である。
 コレは主人公の“裏付け”が
設定されてないから陥る愚であって、
このような【半可通】のキャラが言う事には
その『説得力』が著しく欠けるため、
最終的には例え『正論』であっても不快感が沸きあがる始末となる。
(ワタシなど顔見るだけでブン〇りたくなるが……('A`))

 ソレは結局の処ただの『ご都合主義』『作者の分身』でしかないため、
そりゃ【何でも思い通り】に出来るだろうという話で
そんな話が面白いわけがない。
 作品の中に“作者が”登場して、
なんでもかんでも解決していったらどうであろう?
ソレを「キャラクターの名前」でやっているだけである。
 主人公なのだからそりゃ『贔屓』するだろうし、
問題を起こしても糾弾されないし
どれだけ幼稚で最低な事をやっても許される。
【醜悪なナルシズム】というのはこーゆー処にものであって、
作者にその『自覚』は無いから始末に負えない。

【作品の中に出してはいけない】
荒木先生も著書でそう仰っている。
 『キャラクター』では決してない。
 故に作中の言動が全てアラと矛盾だらけになり、
必然その作品は【破綻】するのである。
 だって当たり前じゃん、【〇〇〇〇のおっさんK N O】だもん……('A`)
しおりを挟む

処理中です...