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他人から見る異世界さん。
ダイエットなう!伊勢街さん。
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「はっはっはっはっ…」
よーしいいペースだ!まだだ、まだやれる!
「はい!」
…にしても、スタイルいいのに何でダイエット何かしてんだ?
「はぁ…はぁ…その…油断が…命取り…なん…でふ…」
はっはっはっ!勤勉家だな伊勢街さん!
この『源田 迂路須(けんたうろす)』、全力でサポートするぜ!
「ありがとう…ごじゃいます…」
いや少しは休めよ?無理な筋トレは逆効果だからな!
…月に4回、週末にウチのジムに通う伊勢街さんは、御隣ヶ荘ってアパートのオーナーだ。
おっとりしていつも気の抜ける様な喋り方だが、べっぴんさんで町の人気者だ、まぁ俺のカミさんにゃ負けるがな!
「源田さーん、今日は奥様来ていませんの?」
美香なら今日は料理教室だな、生徒が増えて嬉しいってさ!
「いいなぁ~私も後で伺いますねー」
そうしてやってくれたら美香も喜ぶ!
…さてこの伊勢街さん、文部からの言葉を鵜呑みにするなら異世界から来た人間って事らしい、しかもかなりの年齢なんだと。
ニワカには信じられないが、魔法ってのは以前に一回見た事が有る、思い出のダンベルをうっかり握り潰した時に目の前で直してくれたんだ。
あ?ダンベル握り潰すのは普通じゃない?筋トレしろ筋トレ!
…話が逸れちまった、その時に伊勢街さんが言ったんだが…どうも魔力ってのを使うと腹が減るらしい。
…ふと思ったんだけどよ?伊勢街さんは魔法使ってりゃ腹減るんだよな?
「はい、そうですよー?」
そいつでダイエット成り立ってるんじゃ無いか?
「…」
おーい?どうした?
「さ、さぁ次のトレーニングは何ですかー?」
さては忘れてたな?
「そ、そんな事無いですよー?」
…妙なところで抜けてるなアンタ。
…これが人気者たる所以、彼女は妙なところで抜けている、だからなほっとけない訳だ。
美香が嫁いで来てくれた時に迷子になって、その時に伊勢街さんが送ってくれたんだが、今度は彼女が帰り道で迷うって言う二次災害じみた事をやってのけた。
「源田さーん、今日はもう終わりますねー」
おーう!また来いよー!
「はーい」
文部の奴…まだ描いてるかな、飲みがてら進捗でも訊いてやるか。
よーしいいペースだ!まだだ、まだやれる!
「はい!」
…にしても、スタイルいいのに何でダイエット何かしてんだ?
「はぁ…はぁ…その…油断が…命取り…なん…でふ…」
はっはっはっ!勤勉家だな伊勢街さん!
この『源田 迂路須(けんたうろす)』、全力でサポートするぜ!
「ありがとう…ごじゃいます…」
いや少しは休めよ?無理な筋トレは逆効果だからな!
…月に4回、週末にウチのジムに通う伊勢街さんは、御隣ヶ荘ってアパートのオーナーだ。
おっとりしていつも気の抜ける様な喋り方だが、べっぴんさんで町の人気者だ、まぁ俺のカミさんにゃ負けるがな!
「源田さーん、今日は奥様来ていませんの?」
美香なら今日は料理教室だな、生徒が増えて嬉しいってさ!
「いいなぁ~私も後で伺いますねー」
そうしてやってくれたら美香も喜ぶ!
…さてこの伊勢街さん、文部からの言葉を鵜呑みにするなら異世界から来た人間って事らしい、しかもかなりの年齢なんだと。
ニワカには信じられないが、魔法ってのは以前に一回見た事が有る、思い出のダンベルをうっかり握り潰した時に目の前で直してくれたんだ。
あ?ダンベル握り潰すのは普通じゃない?筋トレしろ筋トレ!
…話が逸れちまった、その時に伊勢街さんが言ったんだが…どうも魔力ってのを使うと腹が減るらしい。
…ふと思ったんだけどよ?伊勢街さんは魔法使ってりゃ腹減るんだよな?
「はい、そうですよー?」
そいつでダイエット成り立ってるんじゃ無いか?
「…」
おーい?どうした?
「さ、さぁ次のトレーニングは何ですかー?」
さては忘れてたな?
「そ、そんな事無いですよー?」
…妙なところで抜けてるなアンタ。
…これが人気者たる所以、彼女は妙なところで抜けている、だからなほっとけない訳だ。
美香が嫁いで来てくれた時に迷子になって、その時に伊勢街さんが送ってくれたんだが、今度は彼女が帰り道で迷うって言う二次災害じみた事をやってのけた。
「源田さーん、今日はもう終わりますねー」
おーう!また来いよー!
「はーい」
文部の奴…まだ描いてるかな、飲みがてら進捗でも訊いてやるか。
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