最強チートの『BALANCE BREAKER』

人族の国『ザイン』編

初戦闘 そして、テンプレ話

　「鏡！」

　鏡を出して自分の容姿を確認してみた…
　
　俺の現在の容姿は、身長180cmくらいの黒髪に目は黒に近い赤で顔は…ゲームのキャラそのままだからイケメンと言えるだろう…
　服装は、紫色のワイシャツに黒いズボン、ワイシャツの上に黒のロングコートを着ている…
　おい…暗い色ばっかとか言ったやつ出てこい、好きな色なんだからいいだろ！！

「さて、ステータスと容姿を確認したところで、どうすっかな…気配察知を使って魔物を探して討伐するかなー」

　シンヤは、気配察知を使い、魔物を探し始めた…

　「おっ！いたいた、結構でかいなーそれに、人間を襲っているのか、どうすっかなーすぐに助けに行けるけど遠いし面倒くさいなー」

　シンヤの気配察知の範囲は半径3km程度である…つまり、シンヤを攻撃、シンヤから逃げる、シンヤの監視、等の行動をするには3km以上離れてやる必要がある…実際3km以上離れてそんなことが出来るものはそういないだろうが…

　「まぁ、見過ごして死なれたら明日の寝覚めが悪いし、助けに行きますかね…」

　そう言うと、シンヤは、一瞬で、その場から消えた…







　

　シンヤは、魔物のところへ行くと、そこには傷だらけの女冒険者とそれを襲いかかろうているリザードマンが17匹いた…

　シンヤは、女冒険者に襲いかかろうとしていたリザードマンの首を落とし、女冒険者に

　「大丈夫か？少し待ってろ、すぐに終わらせる…」

　そう言うと、リザードマン達を蹂躙し始めた…










　「はぁ…はぁ…くそっ！私の人生もここまでか…もっと色んな事したかったなー」

　私の名前はエレイン、冒険者でCランクだ。Cランクは冒険者の中では一人前と言われるほどの実力を持った人がなれるランクだ

　私は今、10匹以上のリザードマンに襲われている…何故こうなったかというと…

　最初は、ゴブリン6匹の討伐依頼だった。私はゴブリンを倒すことに必死で、ゴブリンの死骸の処理などをしていなかった、そのせいで、血の匂いを嗅いでやってきたリザードマンに襲われた…数の暴力は酷いもので、私の体は傷だらけでもう動けなかった…

　「さぁ、殺るなら殺ってくれ、私は逃げないぞ…」

　リザードマンが私に襲いかかってきた…諦めて目を閉じる…
　だが、いつまで経っても攻撃が当たってこない…目を開けると、私の前に一人の男が立っていた…すると男は…

　「大丈夫か？少し待ってろ、すぐに終わらせる…」

　私の意識はそこで消えた…








　「気を失ったか…待ってろお前が目を開けた時にはもう終わってるから…」

　シンヤは、体の前に手を出し

　「武具創成……」

　すると、シンヤの手には、刃渡り2m、そして、刀身が青白い刀が現れた

　「創成完了……霊刀天羽々斬れいとうあめのはばきり…」

　霊刀アメノハバキリ、これはシンヤがゲーム内で愛用していた刀である、この刀の能力は、相手の動きの先読みである、この能力とシンヤの気配察知が合わさることで、シンヤには相手の動きの未来が完璧に見える

　「見え見えだ…悪いが一瞬で終わらせてもらう…」


　そして、リザードマン達は逃げるまもなく蹂躙された…


　「さて…こっちは終わったし、後は……」

　シンヤは、女冒険者に回復魔法をかけ、体中にあった傷を消し、休めるような場所を探し、女冒険者を担いで森を歩いた…