すきま五番地のイブ

深見萩緒

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12月3日 フルギモリ

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 さっちゃんは、一日中そわそわしていました。そわそわしながら、いつまたすーちゃんが現れるか、楽しみに待っていました。
 あんまりそわそわしていると、やるべきことが手につかず困ってしまうものですが、今回に限ってはそうはなりませんでした。意外なことに、さっちゃんがずっと手をつけずにいた段ボールの片づけが、少しだけ前に進んだのです。
 というのも、段ボールの中に三メートルものたも網が入っている(こともある)ことが分かり、段ボールを開けるのが、ほんのちょっとだけ楽しくなったためでした。

 とはいえ、たも網ほどに意表を突くものは、今日は見つけられませんでした。黴臭い服や本が段ボールの中身のほとんどで、それでも比較的きれいなものとそうでないものを仕分けられたことは、さっちゃんにとっては大きな進歩といえるでしょう。


 さて、そんなふうにしっかり働きましたら、一日が過ぎるのは実に早いのでした。いつのまにか夜になっており、そしていつのまにか、部屋にはすーちゃんがいるのです。
「こんばんは、さっちゃん。出発の支度は出来ていますか?」
 すーちゃんは昨日と同じ、ポケットのたくさんついた作業着姿で現れました。やはり唐突な登場ではありましたが、これまでのように転んで床にひっくり返りはしませんでしたので、彼女もこつを掴んだのかもしれません。
「いつでも出発できるよ」
 と、さっちゃんは言いました。ハンドバッグの中には、手帳と筆記具、キーホルダーがじゃらじゃらついたキーリング。そしてもちろん、バスカードも入っています。あと、お腹が空いた時にちょっとつまめるように、チョコレートのお菓子も入れてあります。

「よし、では行きましょう」
 すーちゃんは、さっちゃんの手を引いて、クローゼットの前に立ちました。クローゼットを開けますと、中にはスーツやコートやスカートなんかが吊るしてあります。いつもの、何の変哲もないクローゼットです。すーちゃんは、のれんをくぐるようにして洋服たちをかきわけ、クローゼットの奥へと進みます。さっちゃんも、それに続きます。
 クローゼットはそれほど大きくもなく、二歩も行けばすぐに壁にぶつかるはずです。それなのに、どうやら、クローゼットには「向こう」があるようなのです。

 クローゼットの奥に、未知の空間が広がっているなんて。たしか、そんな外国文学があったはず。さっちゃんが、その文学のタイトルを思い出す前に、プー。どこか間の抜けたような音の、高い電子音が鳴り響きました。


『ご乗車ありがとうございます。このバスは、行先番号一二三。すきま五番地経由、フルギモリ行きです。整理券をお取りください』
 女性の声とも男性の声とも分からない、柔らかな声が、アナウンスをしました。さっちゃんはいつの間にか、クローゼットの奥ではなく、バスの車内に立っているのです。後ろを振り向くと、ちょうどバスの扉が閉まったところでした。

 すーちゃんは慣れた手つきで、整理券を取りました。さっちゃんも整理券を取ろうとしたところ、すーちゃんの手がそれを止めます。
「バスカードを持っている人は、整理券は取らなくて良いんですよ。バスカードを、この機械に通すんです」
 言われた通りに、さっちゃんは真っ黒なバスカードを、そばにあった機械に入れました。さっちゃんのバスカードは、何やらカチャカチャと処理を受けたあとで、機械の上部からべーと吐き出されました。
「これで、乗車処理ができたはずです。さあ、座りましょう」
 すーちゃんは、バスの一番後ろの座席に座りました。さっちゃんも、その隣に座りました。

 バスに乗っているのは、どうやらさっちゃんとすーちゃんだけのようです。バスは、がたごと揺れながら走ります。窓の外は真っ暗で、何も見えません。
「ずいぶん暗いね」
「すきまというものは、たいてい、光が届かないものですから」
 そう言われれば、そうかもしれません。真っ暗で何も見えませんので、窓の外をながめていても、何も楽しいことがありません。さっちゃんは窓の外を見るのをやめて、バスの車内を観察することにしました。バスの車内には、何かしらの広告がいくつも貼ってあったりぶら下げてあったりするものです。すきまの世界のバスにも、やはり広告はありました。けれども、いったい何の広告であるのかは分かりません。というのも、さっちゃんには広告の文字が読めなかったのです。
 書いてある文字は日本語のようで日本語でない、読めそうで読めない、奇妙な文字ばかりでした。文字は読めませんが、絵や写真は見ることが出来ます。洋服や鞄や帽子の絵が多いようです。洋服屋さんの広告なのかもしれません。

 バスには、どれくらい乗っていればいいのかしら。すーちゃんに尋ねようとしたのですが、そうするまでもありませんでした。バスのアナウンスが『次は、終点。終点です』と告げたためです。
「あれ、もう終点だって」
「すきま五番地は、終点のひとつ手前のバス停ですからね。どのバスに乗っても、次のバス停は終点ですよ」
「ふうん……」

 やがてバスは、暗闇のただ中に停まりました。バス停を示すような目印は何もありませんが、停車したということは、ここがバス停だということなのでしょう。
『ご乗車ありがとうございました。フルギモリ、フルギモリ。終点です。お忘れ物のないよう、ご注意ください』
 プー。ブザー音と共に、バスの前側、運転手さんの横にある扉が開きます。まずはすーちゃんが、乗るときに取った整理券と一緒に、すきま世界の通貨でしょうか、金色のきらきらした粒を、運賃投入口へ入れました。さっちゃんは、精算機にバスカードを通しました。ピッと音がして、精算処理されたバスカードを再び取り、バスを降ります。


「さあ、ここが今夜の目的地、フルギモリです。今夜はここで、ミトラを採りましょう」
 すーちゃんは得意げに言いましたが、辺りは真っ暗でほとんど何も見えませんので、目的地に着いたという感覚がいまいちしないのです。
 たしかに、森の中のようではあります。暗闇の中に、木々のシルエットだけが薄っすらと浮かび上がって、なんだかたくさんの人が立っているようにも見えて、落ち着きません。わずかに風が吹いていて、木々の枝葉がざわざわ揺らめきました。森の中なのに、こんなに風が吹いているのに、黴臭いような埃っぽいにおいがしました。

 すーちゃんは作業着のポケットから、細身の懐中電灯を取り出しまして、森の奥をさっと照らしました。丸い光のスポットの中に、立ち並ぶ木々の幹が照らされます。
「さっちゃんも、懐中電灯を持ってきているでしょう。足元を照らさないと、危ないですよ」
 促されて、さっちゃんはキーリングから、懐中電灯のキーホルダーを外しました。昨日、さっちゃんが右手のひらで撫でて、キーホルダーにしたものです。どうやってもとの姿に戻せばいいのか、さっちゃんが迷っていますと、すーちゃんは自分の左手をひらひら振ってみせました。
「左手で?」
「そう、左手で。昨日のように、撫でてみて」
 さっちゃんは、右手のひらにキーホルダーを乗せて、それを左手のひらで、そっと撫でてみました。すると、懐中電灯のキーホルダーはぷるぷるっと身震いをしてから、むくむくと大きくなり、もとの懐中電灯に戻りました。なんて、便利なんでしょう。スイッチを押しますと、クリーム色の光が、さっちゃんの足元を明るく照らします。

「よし、では行きましょう」
 すーちゃんは森の奥を、さっちゃんは足元を、それぞれ照らしながら、ほこりっぽい森の中を進みます。
 森はとても静かです。鳥の鳴き声も、虫の羽音もなんにも聞こえません。獣も、きっといないのでしょう。ミトラというのは、どうやら生きもののようではあるのですが、こんな静かな森に、本当に棲んでいるのでしょうか。
「ミトラって、どんな姿をしているんですか?」
 さっちゃんが尋ねますと、すーちゃんはライトの照らす先を見つめたまま、「さあ」と言いました。
「ミトラはたいてい、どんな姿にでもなれます。可変の、自由なものなんです」
「変身できるんですか」
「そんなところです」

 じゃあ、どうやって探すんだろう。さっちゃんは、内心で首をかしげます。どんな姿にだってなれるのならば、もしミトラがこの森の木々や小石や下草や、倒木やキノコや枯れ葉なんかに変身していたら、どうしたって見付けられないのではないかしら。
 さっちゃんが何を考えているのか、分かったのでしょう。すーちゃんはさっちゃんの方を振り返って、しー。と、人差し指を唇に当てました。
「いい掴まえ方があるんです。見ていてください」
 そう言いますと、すーちゃんは、作業着のポケットから小瓶を取り出しました。真珠の色をした小瓶は、それそのものが光を放っているようで、森の暗さを切り取って、くっきりとしています。小瓶の口は霧吹きになっていて、すーちゃんはそれを掲げて、森の空気にシュッとひとふき、吹きかけました。
 石鹸のような、かすかに甘い、いい匂いです。すがすがしい心地もします。それでいて、ちょっと鼻の奥がむずむずするにおいです。さっちゃんは、くしゅん。と、くしゃみをひとつ、やりました。

 真珠の小瓶から広がったにおいが、古着森の、ほこりっぽいにおいをかき消していきます。するとどうでしょう。森の木々たちがざわざわざわっと大きく揺れますと、暗かった景色がぱっと一面、明るくなったではありませんか。
「あ、森じゃない」
 そこでとうとう、さっちゃんは森の正体に気が付いたのです。すっかり木だと思っていたものは、木ではなく、洋服です。薄手のワンピース、綿のカットソー、ジーパン、チノパン、ダウンジャケット。仕立ての良いスリーピーススーツ、毛玉の浮いたセーター、どこかの学校の校章が刺繍されたジャージ一式に、袖と襟が黄ばんでいるカッターシャツ。
 ありとあらゆる洋服が、遥か上空から吊り下げられて、ざわざわ揺れているのでした。暗かった森が急に明るく感じられたのは、色褪せてほこりっぽかったそれらの洋服が、真珠の小瓶のひとふきで、すっかり元の色を取り戻したためでした。
 すーちゃんは、しゅっしゅっしゅ、と霧吹きをしながら、洋服の森を歩いていきます。さっちゃんも、すーちゃんを見失わないように、ひらひら揺れる洋服の裾をかきわけながら、ついていきます。

 おいで、おいでよすきまから。すきまのそとへ、出ておいで。

 すーちゃんが、歌か呪文か分からないものを口にしますと、色づいた洋服のうちいくつかが、彼らを吊り下げていたハンガーから離れて、すーちゃんの後ろを泳ぎ始めます。洋服の群れを引き連れて、すーちゃんはずんずん森を進みます。

 おいで、おいでよすきまから。忘却のそとへ、出ておいで。

 洋服たちは、皆がみな、泳ぎ始めるわけではないようでした。ついて行こうか、どうしようかと迷うように大きく揺らめき、結局吊り下げられたまま、すーちゃんの背を見送る洋服もありました。また、ハンガーから離れる様子をまったく見せず、相も変わらずざわざわ揺れるだけのものもありました。一度は泳ぎ始めたものの、やっぱり何か思いなおして、また自分のハンガーへと帰ってゆくものもありました。

 その中にさっちゃんは、洋服でない何かが混じっているのを見付けました。魚です。灰褐色の魚が、ぽわぽわほこりを舞い上げながら、洋服たちの間を泳いでいます。
「ホコリウオですよ。すきまミトラの一種です。しまわれ、忘れ去られたもののすきまに棲みつきます」
 大小さまざまのホコリウオは、洋服たちの裾や襟やポケットのすきまから、つぎつぎに現れます。すーちゃんは霧吹きをやめまして、作業着のポケットから長い柄のたもを取り出しますと、ホコリウオたちをみんな捕まえました。そして、これまた作業着のポケットから取り出した籠の中に、みんな放り込みました。
 それから、頭の上を円を描きながら泳いでいる洋服たちも、みんなみんな捕まえて、丁寧に畳み、ホコリウオが入っているのとは別の籠の中にしまいました。
「さあほら、さっちゃんも、手伝って」
 キーリングから、たもと籠のキーホルダーを取り外して、さっちゃんは、左手でそっと撫でました。もとの大きさに戻ったそれらを持って、すーちゃんがやっていたように、ホコリウオを捕まえていきます。それから洋服たちも捕まえて、丁寧に畳んで、籠に入れていきます。

「フルギモリって、古着の森ってことだったんだ」
 さっちゃんが言いますと、すーちゃんは「そうですよ」と頷きました。
「着られもせず、かといって捨てられもせずに忘れ去られている服たちの森です」
 たもを持ったまま、さっちゃんは森を見上げました。色んな服があります。さっちゃんの服も、この森にあるでしょうか。昔よく着ていた服なんか、捨てたかどうかすら覚えていません。もしかしたらこの森で、ほこりっぽさをまといながら、今もゆらゆら揺れているかもしれません。

 さっちゃんの持っているたもに、裾のほつれたワンピースが引っ掛かりました。ワンピースはおとなしくたもに捕まって、さっちゃんの手の中でくたりと脱力します。
「そうやって捕まる服たちは、もう、終わりにしたいと思っているんです。忘れられたままであることも、捨てられないままであることも、服であることも」
 その白いワンピースは、すっかりくたびれていました。裾もほつれていれば、襟も袖も黄ばんでいます。もう誰にも着られることなく、それなのに捨てられることもなくしまわれたままで、もう充分すぎるくらいくたびれているのです。

 さっちゃんはワンピースを畳んで、籠の中に入れました。捕まえられては畳まれていく同胞を、未だハンガーにかかったままの洋服たちが、じっと見つめているような気がします。
「じゃあ、捕まろうとしない洋服たちは?」
「まだもうちょっと、頑張りたいんじゃないでしょうか。もしかしたら誰かが、思い出してくれるかもしれませんから」
「思い出しても、着ずに、捨ててしまうかも」
「それならそれで、良いんですよ」
 作業の手を止めないままに、すーちゃんは、淡々と言いました。
「必要と不必要とのすきまに、永遠に囚われているよりは」

 それからはもう何も話さず、二人は黙々と、たもを振り、ミトラと服とを捕まえました。ふたつの籠がいっぱいになるころには、もう、二人ともくたくたになってしまいました。


「ふう、これでよし。おかげ様で、たっぷりミトラが採れました」
 ガラスの小瓶やたもや籠を、ぜんぶ作業着のポケットに詰め込みまして、すーちゃんが言いました。さっちゃんも、自分の持ち物を右手で撫でまして、キーホルダーにしてしまい、キーリングに付けなおしました。
「では、帰りましょう」
 すーちゃんはそう言いましたが、そういえば、どうやって帰るのでしょう。出発の時点で、もうずいぶん夜も遅い時間でした。こんな時間に、帰りのバスがあるのでしょうか。
 さっちゃんが不安がっていることに気が付いたのでしょう。すーちゃんは「帰りはこれで、大丈夫」と言って、さっちゃんの手を掴みました。そしてそのままフルギモリの、吊り下げられた洋服と洋服のすきまに飛び込みました。


 もうお分かりでしょうが、気が付いたらさっちゃんは、閉じたクローゼットの前に立っているのです。当然のようにすーちゃんは姿を消しており、部屋はしんと静まり返っています。

 さっちゃんは、クローゼットの扉を開けてみました。扉の先はいつも通りのクローゼットで、よく着る服もあまり着ない服も、ハンガーにかかったままじっとしています。
 いつも通りのクローゼットなのですが、けれどしまわれた洋服たちは、普段よりもほこりっぽくないような、いつもよりも色づいて見えるような、そんな気がします。ホコリウオを、あんなにたくさん、捕まえたからでしょうか。

 ちょうど、日付が変わりました。

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