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第4章〜儀式の始まり…そして…
番外‥④〜リュウキVSシュウ
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コウキはユウと話しながらリュウキとシュウの試合が始まるのを待った。
「なあ、コウキ。お前って歳はいくつなんだ?」
「俺は、18だけど。ユウさんはいくつなんですか?」
「コウキは18か、じゃ、高校生だな。俺は、19だが……。」
「じゃ、大学生か社会人なんですか?」
「あ~いや、俺は今年の大学の試験落ちて、ははは……浪人生ってとこだな。まあさっき、シュウが俺より上を行くって言ってたけど、こればかりはシュウには勝てなかった。」
「あっすみません。そうだったんですね。でも、兄弟なのに、何で仲が悪いんですか?」
「仲が悪いか……そうだな。シュウは俺にとって目標なんだ。だから、真似もしてきた。尊敬もしてる。でも、シュウはそれを良く思ってないみたいなんだ……。」
そう話をしていると歓声が上がりリュウキとシュウの試合が始まった。
「ユウさん。そっか……あっ!試合始まったみたいですね。」
「ん?ああ、そうみたいだな。」
リュウキとシュウの試合をコウキとシュウは観る為に前の方に行った。
場所は移り、ここはバトル会場。リュウキとシュウはギルマスを決める試合を始めていた。
「シュウ。悪いが、今回も俺が勝つ!」
「言ってくれたな。見てろよリュウキ。今回は俺が、絶対お前を打ちのめす!」
2人は戦闘体勢に入った。
リュウキは龍の飾りが全体に施されている大剣と盾を持ち構えた。
シュウは身構えているだけだった。
「シュウ。相変わらず、お前は何を考えてんだ?」
「リュウキ。さあな、俺が何をしようと関係ないだろう。」
「まあいい、お前に考える隙さえ与えなきゃいいんだからな。」
「ふっ、さあこい!リュウキ!!」
そう言うとリュウキは飛び上がり、大剣を振り下ろした。
シュウはそれを見てすかさず、鎖鎌を取り出しリュウキめがけ投げた。
リュウキはそれを見て慌てて避けようとするが、鎖鎌の鎖が改良されており、普通より長くなっていた為、その鎖が大剣に絡まり落としてしまった。
「クッ、シュウ。鎖鎌って……お前の本職はベルセルクでメインの武器は斧だよな。」
「ふっ、リュウキ。確かに俺は斧の方が得意だが、鎌も装備出来る。それに、今のお前とまともにやって勝てる見込みはない。力では分が悪い、だから頭を使った。まぁリュウキ。お前に理解できるか分からんがな。」
「シュウ、言ってくれたな。確かに俺はお前と違い頭を使う事が苦手だ。だから、まともな仕事につかずフリーターをしてる。だがこのゲームだけは、お前に負けるつもりはない!」
リュウキは、普段はあまり使わない柄に龍の飾りが施された細身の刀を取り出し身構えた。
「リュウキ。珍しいな、お前が刀を使うなんて。だが、確かお前はソードマスターだったよなぁ。」
「ああ、そうだな。だが、今は……。」
リュウキは画面越しで不敵な笑みを浮かべた。
シュウはその言葉の意味を理解しまさかと思いステータス画面をみた。
「リュ、リュウキ!お前……う、嘘だろう?サムライもMAXって!暇なのは分かるが、お前どんだけゲームやってんだよ。」
「さあな。俺はお前が言うように、気ままなフリーターなもんでね。」
「クッ、仕方ねぇ。これは、とっておきを出すしかないようだな。」
シュウは画面越しで不敵な笑みを浮かべていた。
「なあ、コウキ。お前って歳はいくつなんだ?」
「俺は、18だけど。ユウさんはいくつなんですか?」
「コウキは18か、じゃ、高校生だな。俺は、19だが……。」
「じゃ、大学生か社会人なんですか?」
「あ~いや、俺は今年の大学の試験落ちて、ははは……浪人生ってとこだな。まあさっき、シュウが俺より上を行くって言ってたけど、こればかりはシュウには勝てなかった。」
「あっすみません。そうだったんですね。でも、兄弟なのに、何で仲が悪いんですか?」
「仲が悪いか……そうだな。シュウは俺にとって目標なんだ。だから、真似もしてきた。尊敬もしてる。でも、シュウはそれを良く思ってないみたいなんだ……。」
そう話をしていると歓声が上がりリュウキとシュウの試合が始まった。
「ユウさん。そっか……あっ!試合始まったみたいですね。」
「ん?ああ、そうみたいだな。」
リュウキとシュウの試合をコウキとシュウは観る為に前の方に行った。
場所は移り、ここはバトル会場。リュウキとシュウはギルマスを決める試合を始めていた。
「シュウ。悪いが、今回も俺が勝つ!」
「言ってくれたな。見てろよリュウキ。今回は俺が、絶対お前を打ちのめす!」
2人は戦闘体勢に入った。
リュウキは龍の飾りが全体に施されている大剣と盾を持ち構えた。
シュウは身構えているだけだった。
「シュウ。相変わらず、お前は何を考えてんだ?」
「リュウキ。さあな、俺が何をしようと関係ないだろう。」
「まあいい、お前に考える隙さえ与えなきゃいいんだからな。」
「ふっ、さあこい!リュウキ!!」
そう言うとリュウキは飛び上がり、大剣を振り下ろした。
シュウはそれを見てすかさず、鎖鎌を取り出しリュウキめがけ投げた。
リュウキはそれを見て慌てて避けようとするが、鎖鎌の鎖が改良されており、普通より長くなっていた為、その鎖が大剣に絡まり落としてしまった。
「クッ、シュウ。鎖鎌って……お前の本職はベルセルクでメインの武器は斧だよな。」
「ふっ、リュウキ。確かに俺は斧の方が得意だが、鎌も装備出来る。それに、今のお前とまともにやって勝てる見込みはない。力では分が悪い、だから頭を使った。まぁリュウキ。お前に理解できるか分からんがな。」
「シュウ、言ってくれたな。確かに俺はお前と違い頭を使う事が苦手だ。だから、まともな仕事につかずフリーターをしてる。だがこのゲームだけは、お前に負けるつもりはない!」
リュウキは、普段はあまり使わない柄に龍の飾りが施された細身の刀を取り出し身構えた。
「リュウキ。珍しいな、お前が刀を使うなんて。だが、確かお前はソードマスターだったよなぁ。」
「ああ、そうだな。だが、今は……。」
リュウキは画面越しで不敵な笑みを浮かべた。
シュウはその言葉の意味を理解しまさかと思いステータス画面をみた。
「リュ、リュウキ!お前……う、嘘だろう?サムライもMAXって!暇なのは分かるが、お前どんだけゲームやってんだよ。」
「さあな。俺はお前が言うように、気ままなフリーターなもんでね。」
「クッ、仕方ねぇ。これは、とっておきを出すしかないようだな。」
シュウは画面越しで不敵な笑みを浮かべていた。
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