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三八一
「ぐ……くそ……なんで……お前なん……か」
ファズは最後まで言うこと無く、途中で動かなくなった。
「ひいいいいっ!」
その場にへたり込んでいたファズの部下たちが恐れおののく。
「おい」
「ひゃ、はいぃ!」
その中の一人に声を掛けると、裏返った声で返事が返ってきた。
「お前たちのボスに会わせろ。大ボスだ」
男は震え上がって首を横に振った。
まだ脅しが足りないか?
「ち、違うんです!ボスの所へは誰でも行ける訳じゃないんです!だ、誰もボスの居場所を知らないッ!」
なんだと。
「ボスに会えるのも、居場所を知るのも、幹部だけです!俺たちは何にも知らないんです!」
俺はしゃがみこむと、男の顔を覗き込んだ。
「ひいいっ!ほ、本当にっ!」
男は縮み上がって、ギュッと目を閉じた。
どうやら本当に知らないらしいな。
「この中に、ボスの居場所を知ってる者は居るか?」
俺は残った奴らに大声で尋ねた。
だが、みんなうつむき返事は返ってこない。
「……まさか全員シラを切る気か?」
それでもやはり全員が無反応だった。
「……そうか。じゃあ仕方がない。お前らは用済みだ。全員大人しく死ね」
俺がそう言うと、その場の全員が一斉に俺の顔を見た。
「なんだ、見逃してもらえるとでも思ったのか?何の役にも立っていないのにか。そりゃあ虫が良すぎる」
俺はそう言って再び右手の触手を伸ばした。
「ま、待ってくれ!」
一人の男が声をあげた。
「なんだ。お前は知っているのか?」
「あ、い、いや。知らないんだが、心当たりはある」
「言ってみろ」
「言うから俺たちを見逃してくれ!頼む!」
俺はしばし沈黙した。
さて、どうするか。
こんな奴ら、行かしておいてもロクな事にはならんのは目に見えているが。
「……いいだろう。ただし、二度と女子供に手を出すな。それが守れなければ、いつでも殺す。全員だ」
男たちがゴクリと唾を飲みむ音が聞こえた。
「わ、判った。約束する!」
「さあ、話せ」
「そのガキ……いや、嬢ちゃんが居たあの店。あそこの支配人はうちのボスと親しい。奴なら知っているかもしれない!」
バッケスか。
あの野郎もこのままにはしておけない。
キッチリ代償は払わせる。
「……判った。見逃してやる。行け」
俺がそう言うと、男たちは転がるように部屋を出て行った。
俺は変身を解くと、キロに話しかける。
「もう、目を開けても良いぞ」
キロはゆっくりと目を開いた。
「レオさま!」
「もう大丈夫だ」
そう言うと、俺たちは屋敷から外へ出た。
そこへ銀猫の所の女が立っていた。
「もう、終わったのか」
「いや、まだだ。店へ戻ってバッケスの野郎を締め上げる」
「……判った。キロと弟たちは、我々が責任をもって保護しよう」
ファズは最後まで言うこと無く、途中で動かなくなった。
「ひいいいいっ!」
その場にへたり込んでいたファズの部下たちが恐れおののく。
「おい」
「ひゃ、はいぃ!」
その中の一人に声を掛けると、裏返った声で返事が返ってきた。
「お前たちのボスに会わせろ。大ボスだ」
男は震え上がって首を横に振った。
まだ脅しが足りないか?
「ち、違うんです!ボスの所へは誰でも行ける訳じゃないんです!だ、誰もボスの居場所を知らないッ!」
なんだと。
「ボスに会えるのも、居場所を知るのも、幹部だけです!俺たちは何にも知らないんです!」
俺はしゃがみこむと、男の顔を覗き込んだ。
「ひいいっ!ほ、本当にっ!」
男は縮み上がって、ギュッと目を閉じた。
どうやら本当に知らないらしいな。
「この中に、ボスの居場所を知ってる者は居るか?」
俺は残った奴らに大声で尋ねた。
だが、みんなうつむき返事は返ってこない。
「……まさか全員シラを切る気か?」
それでもやはり全員が無反応だった。
「……そうか。じゃあ仕方がない。お前らは用済みだ。全員大人しく死ね」
俺がそう言うと、その場の全員が一斉に俺の顔を見た。
「なんだ、見逃してもらえるとでも思ったのか?何の役にも立っていないのにか。そりゃあ虫が良すぎる」
俺はそう言って再び右手の触手を伸ばした。
「ま、待ってくれ!」
一人の男が声をあげた。
「なんだ。お前は知っているのか?」
「あ、い、いや。知らないんだが、心当たりはある」
「言ってみろ」
「言うから俺たちを見逃してくれ!頼む!」
俺はしばし沈黙した。
さて、どうするか。
こんな奴ら、行かしておいてもロクな事にはならんのは目に見えているが。
「……いいだろう。ただし、二度と女子供に手を出すな。それが守れなければ、いつでも殺す。全員だ」
男たちがゴクリと唾を飲みむ音が聞こえた。
「わ、判った。約束する!」
「さあ、話せ」
「そのガキ……いや、嬢ちゃんが居たあの店。あそこの支配人はうちのボスと親しい。奴なら知っているかもしれない!」
バッケスか。
あの野郎もこのままにはしておけない。
キッチリ代償は払わせる。
「……判った。見逃してやる。行け」
俺がそう言うと、男たちは転がるように部屋を出て行った。
俺は変身を解くと、キロに話しかける。
「もう、目を開けても良いぞ」
キロはゆっくりと目を開いた。
「レオさま!」
「もう大丈夫だ」
そう言うと、俺たちは屋敷から外へ出た。
そこへ銀猫の所の女が立っていた。
「もう、終わったのか」
「いや、まだだ。店へ戻ってバッケスの野郎を締め上げる」
「……判った。キロと弟たちは、我々が責任をもって保護しよう」
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