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七一六
「先手必勝!攻撃開始!」
オオムカデンダルが突然、攻撃開始を宣言した。
それとほぼ同時に、メタルシェルからミサイルが連続発射される。
しゅばっ
しゅばっ
しゅばっ
しゅばっ
白い尾を曳いて地上の大軍に、次々とミサイルが炸裂する。
ドオォーン!
ドゴオォーン!
巨大な火球と爆音が轟く。
モンスターたちが散り散りに吹っ飛ぶのがここからも良く見えた。
「ガーディアン、攻撃開始」
俺はメタルシェルへ報告しながら攻撃を開始した。
「グラウンドミサイル発射!」
俺は操縦桿横のスイッチを上へ押し上げた。
カチッ
シュパパパパ
ガーディアンの上部から一斉にミサイルが射ち上がる。
そしてすぐに方向を変えると、真っ直ぐにモンスターの群れへと突っ込んでいく。
ドドオォーン!
ドボオォーン!
大量の土砂を巻き上げながら、モンスターたちは成す術も無く四散した。
圧倒的だ。
小型中型問わず、あらゆるモンスターが一瞬で死んでいく。
大量のモンスターなど、全く意に介さない威力だった。
ぎゅーん
メタルシェルが急降下する。
高度を低くして地面を舐めるように飛ぶと、そのまま機銃を掃射した。
ドパラタタタタタタッ
キュンキュンキュンヒュン
弾丸の飛ぶ音が、モンスターたちの断末魔を彩る。
敵の軍団は既に先頭は壊滅状態だった。
まだ戦闘らしい戦闘は何もしていない。
圧勝か。
メタルシェルが急上昇して離脱していく。
旋回して戻ってくると、今度はばらまくように爆弾を投下した。
ひゅー
ひゅー
ひゅーん
ドドオォーン!
ドゴオォーン!
情け容赦なくモンスターを殲滅していく。
俺はかつてモンスターを殺傷するのに可哀想だなどと思った事は無かったが、今初めてモンスターに同情していた。
どしぃーん!
どしぃーん!
地響きを発てて巨大なモンスターが前へ出て来た。
山のように大きな亀だ。
脚の太さだけで町よりも大きい。
踏み出した足が、地面へめり込む。
その跡には大きな湖が出来そうな穴が開いた。
「なんだありゃ……」
俺は初めて見るモンスターに思わず声を漏らす。
どしぃーん!
どしぃーん!
明らかに地響きが起きている。
地面が揺れているのだ。
「地揺れだと……!」
俺はガーディアンの操縦席を強く握る。
高さがあるせいか、余計に揺れが大きく感じた。
あれもモンスターなのか。
大き過ぎる。
とてもモンスターと認識出来ない。
普通に山かと思っても無理は無い。
地面からアゴまでの高さで、既に皇帝の城くらいある。
コブのように大きく盛り上がった甲羅は上に樹木や岩山があり、てっぺんは一番低い雲に掛かりそうだった。
「地面から這い出て来たのか」
蜻蛉洲の声が聞こえた。
見ると、後方に大きな穴が地面に開いていた。
まだ地崩れを起こしている最中だ。
つまり、出てきたてのホヤホヤって訳だ。
「アスピドケロンじゃな。滅多に姿を現さんのじゃが……呼ばれて無理やり出てきたんじゃろうな」
賢者サルバスの声が聞こえてきた。
これじゃ本当に世界が終わりかねないぞ。
オオムカデンダルが突然、攻撃開始を宣言した。
それとほぼ同時に、メタルシェルからミサイルが連続発射される。
しゅばっ
しゅばっ
しゅばっ
しゅばっ
白い尾を曳いて地上の大軍に、次々とミサイルが炸裂する。
ドオォーン!
ドゴオォーン!
巨大な火球と爆音が轟く。
モンスターたちが散り散りに吹っ飛ぶのがここからも良く見えた。
「ガーディアン、攻撃開始」
俺はメタルシェルへ報告しながら攻撃を開始した。
「グラウンドミサイル発射!」
俺は操縦桿横のスイッチを上へ押し上げた。
カチッ
シュパパパパ
ガーディアンの上部から一斉にミサイルが射ち上がる。
そしてすぐに方向を変えると、真っ直ぐにモンスターの群れへと突っ込んでいく。
ドドオォーン!
ドボオォーン!
大量の土砂を巻き上げながら、モンスターたちは成す術も無く四散した。
圧倒的だ。
小型中型問わず、あらゆるモンスターが一瞬で死んでいく。
大量のモンスターなど、全く意に介さない威力だった。
ぎゅーん
メタルシェルが急降下する。
高度を低くして地面を舐めるように飛ぶと、そのまま機銃を掃射した。
ドパラタタタタタタッ
キュンキュンキュンヒュン
弾丸の飛ぶ音が、モンスターたちの断末魔を彩る。
敵の軍団は既に先頭は壊滅状態だった。
まだ戦闘らしい戦闘は何もしていない。
圧勝か。
メタルシェルが急上昇して離脱していく。
旋回して戻ってくると、今度はばらまくように爆弾を投下した。
ひゅー
ひゅー
ひゅーん
ドドオォーン!
ドゴオォーン!
情け容赦なくモンスターを殲滅していく。
俺はかつてモンスターを殺傷するのに可哀想だなどと思った事は無かったが、今初めてモンスターに同情していた。
どしぃーん!
どしぃーん!
地響きを発てて巨大なモンスターが前へ出て来た。
山のように大きな亀だ。
脚の太さだけで町よりも大きい。
踏み出した足が、地面へめり込む。
その跡には大きな湖が出来そうな穴が開いた。
「なんだありゃ……」
俺は初めて見るモンスターに思わず声を漏らす。
どしぃーん!
どしぃーん!
明らかに地響きが起きている。
地面が揺れているのだ。
「地揺れだと……!」
俺はガーディアンの操縦席を強く握る。
高さがあるせいか、余計に揺れが大きく感じた。
あれもモンスターなのか。
大き過ぎる。
とてもモンスターと認識出来ない。
普通に山かと思っても無理は無い。
地面からアゴまでの高さで、既に皇帝の城くらいある。
コブのように大きく盛り上がった甲羅は上に樹木や岩山があり、てっぺんは一番低い雲に掛かりそうだった。
「地面から這い出て来たのか」
蜻蛉洲の声が聞こえた。
見ると、後方に大きな穴が地面に開いていた。
まだ地崩れを起こしている最中だ。
つまり、出てきたてのホヤホヤって訳だ。
「アスピドケロンじゃな。滅多に姿を現さんのじゃが……呼ばれて無理やり出てきたんじゃろうな」
賢者サルバスの声が聞こえてきた。
これじゃ本当に世界が終わりかねないぞ。
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