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1章
第1話 出発
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ここはキャットシー王国。
王国歴1388年。
人口4700万人の猫人族が暮らす平和な国。
豊かな海洋資源と鉱物資源で栄えていた。
だが、その平和は一瞬で崩れ去る。
キャットシー王国東部地域。
住民「なんだあれは!!」
指を指す向こう側には無数の航空戦艦が見える。
昼間であるのに暗くなる。
強風が吹き、紙が飛ばされる。
上空に現れた巨大な戦艦。
主砲が回転し地上に向く。
帝国軍司令官「攻撃を開始せよ」
まばゆい紫の閃光が地上に降り注ぐ。
キャットシー王国王都
王城最上階
国王謁見の間
通信官「伝令!!!隣国、ディアボリック帝国から宣戦布告!!!!!」
ドミニク国王「なんということだ・・・・・・」
ざわめく一同。
帝国軍司令官「終局弾頭を投下せよ」
激しい空爆を受ける要塞都市バルフレイム。
被弾した部分から魔導障壁が融解してゆく。
防衛の要を失い、制空権を奪われる。
破壊し尽くされる都市。
通信官「伝令!未知の兵器により魔導障壁融解!!要塞都市バルフレイム沈黙!!!」
ドミニク国王「バカな・・・・・・」
デュルク王室最高司令官(参謀総長)「私が出よう」
通信官「伝令!旗艦轟沈、デュルク司令官とも交信途絶!!」「艦隊全滅は避けられない情勢・・・・・・!!!」
ドミニク国王「・・・・・・」
絶句する国王。
ユストゥス王子「最終手段を使うべきです、そうでなければこの国が滅びます」
ドミニク国王「しかし・・・・・・」
ハロルド司令官補(参謀副長)「迷っている時間はありません」
出撃するユストゥス艦隊。
帝国軍司令官「・・・・・・やられに来たのか?」
油断する帝国軍を前に、最終手段に打って出るユストゥス王子。
全てが光に包まれる。
帝国軍艦隊及び王国軍艦隊は消滅。
大戦のその地には邪悪な者が足を踏み入れることすらできない「聖域」が形成される。
通信官「帝国軍が停戦を受け入れました」
国王「失ったものが大きすぎる・・・・・・」
かくして、キャットシー王国には再び平和が戻る。
またいつ帝国が攻めて来るのかわからない中、
王国を護る要である騎士団の強化と騎士の育成が急務であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大戦から15年後、王国歴1403年。
キャットシー王国北部、農作地域アマテルーシアに、騎士を目指すひとりの少女がいた。
名はキャロル・C・ライシアンといった。
最寄り駅
列車の出発ホーム。
イリーナ「ちゃんと切符は持った?」
キャロル「持ってる持ってる、大丈夫!」
地元の駅から王立騎士魔導学院に向けて旅立とうとしているこの物語の主人公。
黒紫色の中髪に鶸色の瞳。
キャロル「心配性だな~、母さんは~」
ぴらぴらと切符を振る。
ー新入生特別切符(フィンレルフォーム中央駅 経由 騎士魔導学院前駅 行)ー
ミケーレ「姉ちゃん、猫じゃが農家は僕が継ぐから、安心して行ってきてね~」
キャロル「任せたわ!!」
※猫じゃが:ジャガイモの亜種。この地域の主要な農作物。
ポティート「父ちゃんは認めねぇかんな!」
なんとしてもキャロルに猫じゃが農家を継がせたい父親は最後まで抵抗する。
「ビシッ」
みかねた母に手刀をいれられる父。
ポティート「ウグッ!(気絶)」
弟のミケーレが受けとめ、抱える。
ミケーレ「はい、回収~」
イリーナ「ピヨ太ちゃんも元気でね!」
ペットの成体ヒヨコにも挨拶する母。
ピヨ太(オス)「ピヨピヨピヨ~~~~~ォ!!」
※成体ヒヨコ:一生ヒヨコのすがたの愛くるしい動物。ペットとして飼われることが多い。
駅員「まもなく列車が発車しますー」
キャロル「じゃあ、行ってくるねーー!」
列車に乗り込むキャロル。座席を確保し窓を開ける。
ミケーレ「元気でね~、姉ちゃん~」
列車が動き出す。
イリーナ「乗り換えする時、行き先には気を付けてねー」
キャロル「大丈夫だって!」「ミケーレもお母さんも元気でね~~!」
ミケーレ「バイバイ~~」
走り去る列車に向けて手を振る弟。
気絶したままの父。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副都/学院都市アカデメイア
王立騎士魔導学院
外門前
キャロル『ここが王立騎士魔導学院!!』『騎士を育成する伝統と格式ある学校!!!』
実家からの長い列車の旅を経て、学院にたどり着いたキャロル。
築400年の趣きある重厚な石造り。各所の装飾に建築設計者のこだわりが感じられる。
近年、新しく増改築した趣向の異なる建物も見られる。
正門を通過すると左右に3階建ての生徒寮棟が出迎える。
向かって左側のA棟が女子寮、右側のB棟が男子寮。
新入生は一旦自分の荷物を寮室に置き、入学式会場に集合することになっている。
寮の部屋を探すキャロル。
キャロル「2119~、2119~♪」
本館側から正門側に向かって寮棟の通路を歩くキャロル。
キャロル「2117、2118、2119・・・・・・」「あった!ここだ!」
鍵を差し、扉を開けようとしていると、視線を感じて振り返る。
????「こんにちは、初めまして!お隣さんですねっ・・・・・・!」
千歳緑の中髪に三つ編みの横髪。膝までかかるやや長めのスカート。
控えめそうだがなんとなく気迫を感じる女子生徒。
新しい出会いに嬉しくて仕方がないキャロル。目を輝かせながら握手する。
キャロル「はじめまして!わたしはキャロル、キャロル・C・ライシアン!」「よろしくね!!」
????「私はセリア。セリア・ラウ・ウォルトン」「よろしくね、キャロルちゃん!」「キャロルっていい名前ね!」
キャロル「え、そうかなぁ~、ニンジンみたいな名前じゃ・・・・・・」
セリア「・・・・・・ニンジン??」
キャロル「え、あ、ううん、何でもないっ!あっ、それよりセリアちゃんはどこから来たの?」
セリア「私はシャーティンベルから」
キャロル「芸術都市のシャーティンベル!」『くぅ、眩しいぃ~』
セリア「キャロルちゃんは?」
キャロル「あ、え~と、アマテルーシアから!」『本当はもっと奥のルーシア中原だけど・・・・・・黙っとこ』
セリア「ずいぶん、田舎ね!」
キャロル「グサッ!」『どちらにしろ田舎ってことね~(泣)』
セリア「あ、ごめんなさい・・・・・・そういう意味じゃなくて・・・・・・」
キャロル「いやぁ、大丈夫・・・・・・大丈夫です~」
セリア「・・・・・・もしかして、田舎出身なのを気にしてる?」
キャロル「まぁ、少しだけ・・・・・・ね・・・・・・」
セリア「そんなの全然気にする必要ないよー」「堂々としてれば貴族にも見えるよ!」
キャロル「はははっ、それは言い過ぎ~~~ww」「そんな訳ないじゃんww」
セリア「ほんとだよ~」
キャロル『わたしに自信付けさせるためにそこまで・・・・・・!』『なんていい子なの!!』『一生仲良くできる気がする!!』
最高の友達を得たと思うキャロル。
キャロル「ちなみにセリアちゃんの趣味は~?」
セリア「う~ん、地図を眺めることかな~」「もう既に学院の地図も手に入れました!」
脇に抱える筒をポンっと叩くセリア。
キャロル「素敵な趣味で~~♪」
セリア「キャロルちゃんは?」
キャロル「ピヨ太の世話かな~」
籠の中のヒヨコをセリアに見せる。
ピヨ太「ピヨ?」
セリア「かっわいい~、初めまして~ピヨ太くん。こんにちは~」
ピヨ太「ピヨ、ピ~イ!」
キャロル「あはは・・・・・・」
セリア「じゃあ、荷解きがあるから一旦部屋入るね」
キャロル「うん!じゃ!」
キャロルも自分の部屋に入る。
学院生活に期待が膨らむキャロルだった。
王国歴1388年。
人口4700万人の猫人族が暮らす平和な国。
豊かな海洋資源と鉱物資源で栄えていた。
だが、その平和は一瞬で崩れ去る。
キャットシー王国東部地域。
住民「なんだあれは!!」
指を指す向こう側には無数の航空戦艦が見える。
昼間であるのに暗くなる。
強風が吹き、紙が飛ばされる。
上空に現れた巨大な戦艦。
主砲が回転し地上に向く。
帝国軍司令官「攻撃を開始せよ」
まばゆい紫の閃光が地上に降り注ぐ。
キャットシー王国王都
王城最上階
国王謁見の間
通信官「伝令!!!隣国、ディアボリック帝国から宣戦布告!!!!!」
ドミニク国王「なんということだ・・・・・・」
ざわめく一同。
帝国軍司令官「終局弾頭を投下せよ」
激しい空爆を受ける要塞都市バルフレイム。
被弾した部分から魔導障壁が融解してゆく。
防衛の要を失い、制空権を奪われる。
破壊し尽くされる都市。
通信官「伝令!未知の兵器により魔導障壁融解!!要塞都市バルフレイム沈黙!!!」
ドミニク国王「バカな・・・・・・」
デュルク王室最高司令官(参謀総長)「私が出よう」
通信官「伝令!旗艦轟沈、デュルク司令官とも交信途絶!!」「艦隊全滅は避けられない情勢・・・・・・!!!」
ドミニク国王「・・・・・・」
絶句する国王。
ユストゥス王子「最終手段を使うべきです、そうでなければこの国が滅びます」
ドミニク国王「しかし・・・・・・」
ハロルド司令官補(参謀副長)「迷っている時間はありません」
出撃するユストゥス艦隊。
帝国軍司令官「・・・・・・やられに来たのか?」
油断する帝国軍を前に、最終手段に打って出るユストゥス王子。
全てが光に包まれる。
帝国軍艦隊及び王国軍艦隊は消滅。
大戦のその地には邪悪な者が足を踏み入れることすらできない「聖域」が形成される。
通信官「帝国軍が停戦を受け入れました」
国王「失ったものが大きすぎる・・・・・・」
かくして、キャットシー王国には再び平和が戻る。
またいつ帝国が攻めて来るのかわからない中、
王国を護る要である騎士団の強化と騎士の育成が急務であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大戦から15年後、王国歴1403年。
キャットシー王国北部、農作地域アマテルーシアに、騎士を目指すひとりの少女がいた。
名はキャロル・C・ライシアンといった。
最寄り駅
列車の出発ホーム。
イリーナ「ちゃんと切符は持った?」
キャロル「持ってる持ってる、大丈夫!」
地元の駅から王立騎士魔導学院に向けて旅立とうとしているこの物語の主人公。
黒紫色の中髪に鶸色の瞳。
キャロル「心配性だな~、母さんは~」
ぴらぴらと切符を振る。
ー新入生特別切符(フィンレルフォーム中央駅 経由 騎士魔導学院前駅 行)ー
ミケーレ「姉ちゃん、猫じゃが農家は僕が継ぐから、安心して行ってきてね~」
キャロル「任せたわ!!」
※猫じゃが:ジャガイモの亜種。この地域の主要な農作物。
ポティート「父ちゃんは認めねぇかんな!」
なんとしてもキャロルに猫じゃが農家を継がせたい父親は最後まで抵抗する。
「ビシッ」
みかねた母に手刀をいれられる父。
ポティート「ウグッ!(気絶)」
弟のミケーレが受けとめ、抱える。
ミケーレ「はい、回収~」
イリーナ「ピヨ太ちゃんも元気でね!」
ペットの成体ヒヨコにも挨拶する母。
ピヨ太(オス)「ピヨピヨピヨ~~~~~ォ!!」
※成体ヒヨコ:一生ヒヨコのすがたの愛くるしい動物。ペットとして飼われることが多い。
駅員「まもなく列車が発車しますー」
キャロル「じゃあ、行ってくるねーー!」
列車に乗り込むキャロル。座席を確保し窓を開ける。
ミケーレ「元気でね~、姉ちゃん~」
列車が動き出す。
イリーナ「乗り換えする時、行き先には気を付けてねー」
キャロル「大丈夫だって!」「ミケーレもお母さんも元気でね~~!」
ミケーレ「バイバイ~~」
走り去る列車に向けて手を振る弟。
気絶したままの父。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副都/学院都市アカデメイア
王立騎士魔導学院
外門前
キャロル『ここが王立騎士魔導学院!!』『騎士を育成する伝統と格式ある学校!!!』
実家からの長い列車の旅を経て、学院にたどり着いたキャロル。
築400年の趣きある重厚な石造り。各所の装飾に建築設計者のこだわりが感じられる。
近年、新しく増改築した趣向の異なる建物も見られる。
正門を通過すると左右に3階建ての生徒寮棟が出迎える。
向かって左側のA棟が女子寮、右側のB棟が男子寮。
新入生は一旦自分の荷物を寮室に置き、入学式会場に集合することになっている。
寮の部屋を探すキャロル。
キャロル「2119~、2119~♪」
本館側から正門側に向かって寮棟の通路を歩くキャロル。
キャロル「2117、2118、2119・・・・・・」「あった!ここだ!」
鍵を差し、扉を開けようとしていると、視線を感じて振り返る。
????「こんにちは、初めまして!お隣さんですねっ・・・・・・!」
千歳緑の中髪に三つ編みの横髪。膝までかかるやや長めのスカート。
控えめそうだがなんとなく気迫を感じる女子生徒。
新しい出会いに嬉しくて仕方がないキャロル。目を輝かせながら握手する。
キャロル「はじめまして!わたしはキャロル、キャロル・C・ライシアン!」「よろしくね!!」
????「私はセリア。セリア・ラウ・ウォルトン」「よろしくね、キャロルちゃん!」「キャロルっていい名前ね!」
キャロル「え、そうかなぁ~、ニンジンみたいな名前じゃ・・・・・・」
セリア「・・・・・・ニンジン??」
キャロル「え、あ、ううん、何でもないっ!あっ、それよりセリアちゃんはどこから来たの?」
セリア「私はシャーティンベルから」
キャロル「芸術都市のシャーティンベル!」『くぅ、眩しいぃ~』
セリア「キャロルちゃんは?」
キャロル「あ、え~と、アマテルーシアから!」『本当はもっと奥のルーシア中原だけど・・・・・・黙っとこ』
セリア「ずいぶん、田舎ね!」
キャロル「グサッ!」『どちらにしろ田舎ってことね~(泣)』
セリア「あ、ごめんなさい・・・・・・そういう意味じゃなくて・・・・・・」
キャロル「いやぁ、大丈夫・・・・・・大丈夫です~」
セリア「・・・・・・もしかして、田舎出身なのを気にしてる?」
キャロル「まぁ、少しだけ・・・・・・ね・・・・・・」
セリア「そんなの全然気にする必要ないよー」「堂々としてれば貴族にも見えるよ!」
キャロル「はははっ、それは言い過ぎ~~~ww」「そんな訳ないじゃんww」
セリア「ほんとだよ~」
キャロル『わたしに自信付けさせるためにそこまで・・・・・・!』『なんていい子なの!!』『一生仲良くできる気がする!!』
最高の友達を得たと思うキャロル。
キャロル「ちなみにセリアちゃんの趣味は~?」
セリア「う~ん、地図を眺めることかな~」「もう既に学院の地図も手に入れました!」
脇に抱える筒をポンっと叩くセリア。
キャロル「素敵な趣味で~~♪」
セリア「キャロルちゃんは?」
キャロル「ピヨ太の世話かな~」
籠の中のヒヨコをセリアに見せる。
ピヨ太「ピヨ?」
セリア「かっわいい~、初めまして~ピヨ太くん。こんにちは~」
ピヨ太「ピヨ、ピ~イ!」
キャロル「あはは・・・・・・」
セリア「じゃあ、荷解きがあるから一旦部屋入るね」
キャロル「うん!じゃ!」
キャロルも自分の部屋に入る。
学院生活に期待が膨らむキャロルだった。
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