転生物語・短編集(悪役・ヒロイン・モブ等)

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平民からの成り上がりヒロインに生まれ変わったので・・・舞台の学園にて、落ち着いて皆さんに質問を投げかけます。

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ふわふわのミルクティー色の髪に、加護欲をそそる・・大きくてうるうるのたれ目・・。

そして、真っ白な肌に少しのそばかすと平均より少し低めの身長と華奢な身体。



稀有な光魔法を授かりながら、小さな町の小さな道具屋の娘として生まれ変わった事に気付いたのは8歳の頃。



子供も大きくなり巣立って間もなく・・平凡な主婦だった私がまさかの



夢の様な魔法を使えるナーロッパ風異世界の子供に転生していましたと・・。



「うわぁー・・まじですかぁ・・。」



驚いたのもつかの間、つい。魔法少女いえーい☆なんてテンションでキラキラの杖を作ってしまいまして。

娘と一緒に見た某アニメのセリフを吐きながら無駄なモーションで光魔法を使ってしまい・・周りを呆れさせたのは10歳の頃・・。



いやはや・・あれは黒歴史です。



でも。。前世の娘よ。それでも母は後悔はしていない。



ま、そんな黒歴史は誰にでもあるもので。



私はそのまま優しい両親に囲まれてすくすくと成長し、その間に前世にまつわる魔道具を三点ほど開発して実家に貢献。



その間に・・何故か・・迷子になったり、怪我をしていて動けないでいたり、意地悪な兄にいじめられて泣いていた等の・・どうみてもお忍びの貴族の綺麗な顔したおぼっちゃまを何度か助けたり・・。



変なフラグじゃないでしょうね・・と少し疑いもしましたが、困っている子供を見捨てる事は出来ません!

さくさくと世話を焼いて、あんまり殺気が隠れていない平民の振りした護衛の方を見つけてはドナドナしてもらって一件落着。



そんな不思議な出会いも重ねつつ・・



あっと言う間に15歳。

稀有な光魔法で、伯爵であるご領主様の病気になった息子を助けた縁がありまして。

この度、伯爵様のご厚意により、特別に貴族の方が通う王都にある学園へ特待生として入学する事になりました。





「はぁー・・久しぶりの学校・・。懐かしいなぁ・・最後に学校に来たのは子供の大学の卒業式だったかしら・・あの時は本当にうれしかったな・・。」

前世の桜の花が舞い散る懐かしい風景を思い浮かべながら、少し大きめのパリッとした学生服に身を包んでぽやぽや・ニマニマしながら校門に入ったのが悪かったのか・・。



「おっと申し訳ない。大丈夫?」



綺麗な顔をした王子様・・ぽい・・・いやこれパレードの時に遠目で見たことある王子様やん・・。にぶつかってしまいした。





「大変申し訳ございませんでした。よそ見をしておりました・・。」

私はスッと二歩下がって最も丁寧な最敬礼をして頭を下げる。



王子様は私に手を差し伸べようと右手を差し出していましたが、一応これでも普通に社会経験のある私。

学校に入る前に当然、学園に推薦してくれたご領主様の元できっちりと出来る範囲での礼儀作法くらい習っております。



「いや、楽にしてくれて良いよ。ここは学園だし私もよそ見をしていたからね。」

王子様は右手を下げて。綺麗な顔でスマイルを浮かべながら私に気さくに話しかける。



「失礼をしました。ありがたいお言葉、もったいのうございます。」

私はきっかりと5秒くらい待ってからゆっくりと頭を上げて・・隣にいる・・恐らく距離的に婚約者であろう高貴な美人さんにも密かに目礼をし、王子様の顔を直視しないよう少しだけ目線を下に下げて静かに反省の意を表す。

事前情報では、同級生になるであろう王子様のご婚約者様は確か・・名門公爵家のご令嬢で聡明で優秀なお方と聞いている・・。

「もしかして、貴女は希少な光魔法で伯爵の子供をお助けになられた今年入学の特待生の方ではありませんか?」

綺麗な金髪に凛とした美人のナイスバディ・・(う・・羨ましい。)のご令嬢が静かに値踏みをするように私に話しかける。



ん。この反応、王子様の婚約者である優秀な公爵家のご令嬢はもう私の事はリサーチ済みなんだろうな・・。



「はい。ご領主様のご子息様を助けたのはたまたまですが、ありがたい事にご領主様よりご支援頂きまして、学園に入学させて頂きました。」



そして必要ないと言われましたがもう一度、王子様のご婚約者様にも最敬礼をして



「私の光魔法が珍しいのは承知しておりますが、所詮しがない道具屋の娘でございます。
この学園の生徒としては至らない点も多々あると思いますので、なるべく学園の生徒として恥じぬ様、精進する所存にございます。」



ここは衆人環視のある場所。学生にしてはへりくだり過ぎではありますが、特に高位貴族の女性には丁寧に接しておかないと後々面倒になりそう・・ですからね・・。



公爵令嬢はしっとりと値踏みをしながらも、一応はご納得いただけたようで・・「ええ。わたくしもここでは学園の生徒の一人ですので光魔法を使われる貴女から学ぶ事もあるでしょう。身分は気にせず、どうぞ気を楽に同級生として接して下さって構わないですわ。」



綺麗に微笑んでいらっしゃる気配はしますけど・・それ、調子に乗ってフレンドリーからのフラグですよねー?虐めとか断罪とかヒソヒソクスクスのフラグですよね?

これ私が男主人公であったなら、まだそういうのも有りなのかとなりますが・・身分制度のある女性の集団という魔の巣窟を覗き込む趣味はございませんので・・。



うん。ここはもう、日本人転生者の奥の手!殿様に謁見する時代劇を参考にしょう。

間違えたら切腹・・の気概を持ちまして。



「勿体なき有難きお言葉、恐悦至極にございます。学生の本分を忘れぬ様(はい。私は調子に乗りませんよと)気を引き締めて精一杯学ばせていただきとうございます。」



ちょっとやり過ぎて一瞬シーンとなりましたが・・ご婚約者のご令嬢も周りの貴族の方達も、そこは私の言葉の意図を汲み取ってくれたのでしょう。その場は何事もなくやり過ごせました。



まぁ、あそこまですれば普通は平民育ちの大人しい女性にわざわざ絡みにくる足元の覚束ない貴族もいないでしょうと・・その時は安心したのです。



ええ、その時はね・・。







わかっていたのよ。こんな転生者が稀有な光魔法を持って生まれ変わるなんて、そんな出来過ぎた話に何もないなんて・・そんな美味しい話に裏がないなんてね。





私はあれから特に授業に関しては大人しく勉学に励んでいましたよ?

勿論、ある程度の基盤がないと平民の特待生に人権などないですから・・光魔法と部活動として入った魔道具クラブに関してはそれなりに前世の知識と経験を活かした実績を重ねまして・・。

平民にしてはそこそこやるじゃん・・くらいの評価は頂いている様に思います。

何事もバランスが大事ですからね。



ただねー・・面倒な事に入学前に会った困っているのを助けたお坊ちゃんズがねぇ・・。

あのぶつかってしまった王子様、宰相息子、宮廷魔術師団長息子、近衛騎士団長息子とズラッと揃っていましてね・・あの時の娘は君だったのかとなりまして・・。



入学してから1年も過ぎれば、ちょいちょいと絡んでくる様になりまして。



ふーっ。



知らんがな?困っている子供を助けるとか普通じゃない?

何々?普通ではない?あの時の経験を忘れれなかった?



と若くても早熟な女性と比べてまだまだ刺激の欲しい思春期男性の諸君は、婚約者の目を盗んでは私の周りをウロウロし始めてきましたよと。



そうだよねー。気になるよねー?気を張らなくて良い庶民の女性とか絡みやすいよねー・・。



でもね、これでも私は一応はマミーをしておりましたからね、そんな面の皮一枚が美形だとか精鋭な肉体美云々とか憂いを残す知的な眼差しとかできゃあきゃあポッポなる程・・若くはございませんでして。



観賞用としてくらいにしか・・。



まぁ、それに外見だけでモテる男性がクズになる時は振り幅エグイってのを、前世で散々見てきましたものでね。

若い時にある程度いたわよね・・。

子供出来たら速攻で逃げの体制に入って自分が被害者面する優男とか?

社会人になっても・・。

優しい奥様がいるのに社内不倫?

あぁ、周りが気付いてないと思ってる?

仕事に慣れないおぼこな部下と優しい有能上司ね?へぇ・・また?懲りないね。

とか・・。

40代のかつてのイケメン(まぁ今もそこそこイケオジ)のいる同窓会なんて・・あぁ思い出すだけでも苦笑してしまうものがありますのよ。



と・・遠い昔を思い出して白い目になりながら・・丁寧に距離を取りながらそれなりにあしらってきましたが、やはりそれは耳の早い王子様のご婚約者様達の知る事となりまして・・。



現在、学園にある予約制高位貴族キラキラお茶席に単身一人で呼び出されておる事態にございます・・。







「で、何で呼び出されたかおわかりになられてますでしょうか?」



高級な紅茶が香る甘美な匂いを堪能する暇なく、目の前にいる綺麗で優雅な女性が素敵な笑顔で問いかけてきてくれやがります。



真ん中に堂々と座る王子様のご婚約者様と・・その他高位貴族のお友達という豪華絢爛な見目麗しい女性陣の視線が私に一斉に突き刺さる。



うん。これダメな時の笑顔ね。時代や世界が違えどダメな笑顔くらいわかりますって。



うっすら寒い悪寒が背筋を通りますが・・。ここで間違えたら後に響きますでしょう?



ですので、もうね。こういう時はプレゼン、商談していた時の度胸も引っ張り出して直球といこうじゃないですか・・。



一つため息を付くと腹を括って取り合えず一言。



「何を言われたいのかはおおよそ思いつきます。申し訳ないのですが、正直に話したいので今この場での礼儀作法や言葉遣いには目を瞑って頂く事をお願い申し上げても?」



真っすぐに、ボスである公爵令嬢の目を見つめる。



リスクをとらずして逃げの道はないですからね・・。面倒ですが・・。



「ええ、私も現状を知りたいと思っているので構わないわ。」



ボスが許したので、周りのご令嬢もこれ以上何か言う事はなさそうなので私は話し始める。



「恐らく・・いえ、私の力不足ではありますが・・ここにいらっしゃる皆様方のご婚約者様の話ですよね?」



皆様それはそれは綺麗に微笑まれましたよ??

氷の微笑ってこれの事でしょうね。うん。わかるわかる。



寒いわ・・。こんな高級なサロンでこんなに寒いのもおかしいよね?ってくらい寒いわー・・。



良く見ると、このサロンにいるのは私に近付いてくるお坊ちゃん達の婚約者様御一同ですからね。

もう言われなくても言いたい事はヒシヒシと伝わってきます。



っしょうがない。それでは・・。

「では、失礼を承知で質問させてください。平民の利点とは何だと思いますか?」



私の質問にボス令嬢達は少し眉を寄せる・・。



一拍を置いて。

「これは、私の考えですので全ての平民を代表してではありませんのでそれを念頭に話させて頂きます。」



いきなり罵声を浴びせたり口撃の口を挟まないのは流石上流貴族の女子。

何があるのかと静かに座して待ってくれるこの時を逃す術はないので、私はそのまま話を続ける。



「私が思う平民の利点は・・自分で目標を決めれる事だと思っています。」

ボスは私から目を逸らさずじっと見つめている。



「国の為、家の為、領民の為・・日々、貴族の方々がどれほどの重責に耐えて努力をしているかを考えると恥ずかしい話ですが・・平民である私はその重責が少ない分、色々な事柄について自分に合った自分なりの目標を定めております。」



少し眉を上げて続きをボスが所望しておりますね。うん、人の話を聞く耳を持つ彼女は流石に王妃教育をされている女性。嫉妬の感情をにじませている周りの女性とは格が違うご様子。



「その中で、私の恋愛、結婚観についてですが・・。」



少しだけピリリと空気が固まる。



私はここが正念場ですねと、一つ深呼吸をして考えをまとめてから話をします。

「まず、人となりですが・・。ここが一番大切な所です。幸いにも私には魔法の才能を授かるという幸運もございますので、爵位や収入をそこまで気にする事がないと言う前提でお聴きください。」



爵位や収入にこだわりがないと言う言葉に安堵の息を吐く者、警戒の目を休めないご令嬢と様々ですね・・。



「一番大切なのは、人の痛みや苦しみを理解する事が出来るか?ですね。」

少し目を伏せて私は話を進める。

「と言っても、聖人君子を求めているのではございませんよ?人はどうしたって無力でございます。誰も彼もが平等に人を助けれる様であれば世界に宗教も身分も責務も必要ないと思いますもの。」



綺麗な事を言うお花畑ちゃんであれば一瞬で沈められるだろう・・この瞬間。

少し緊張しますが先を続けます。



「私が恋愛や結婚に求めるのは・・家族として・・パートナーとして、痛みや苦しみを補い合えるのか?です。」

「それは・・万人に優しくありたい、助けたい人では出来ない事です。家族・・夫婦の痛みや苦しみを感じさせない為には万人に優しくでは無理がありますから・・。」

困ったように笑ってボスの顔を見る。



ボスは思案にくれる顔をしてこちらを眺めている。



「ですので、私はパートナーに・・少なくともおおやけで憂いを残させる様な人ではとても満足出来ないのです。」

清々しい笑顔でボスを見る。

サロンの奥にある綺麗な花園の後ろが少し揺れてる気がしますね・・。

いったい・・誰が隠れているのやら・・。



「なんせ平民ですから・・。贅沢は出来なくても気にならないのです。困難に立ち向かう時に繋げる手と・・相手を理解しようとする気持ちと行動さえあれば・・。」



ボスが自嘲気味に笑ったのは気のせいではないでしょう。

他のご令嬢も静かに目を伏せています。

どうしたって、貴族で生きるのであれば・・決められた婚約で・・それを求めるのは難しいとわかっているのでしょう。



「だから・・私は誰の手も取りませんよ?彼らには彼らの。私には私の。人生の目標の定め方の違いがありますから・・。」



「それに皆様の努力と苦しみと・・平民である私の困難を同列に考えた事はないです。違って当たり前ですし、どちらにも痛みや苦しみがありますから・・。」



時間にして3分程、私とボスご令嬢は目を逸らさずに見つめ合う。





私が揺るがない事を悟ったのか・・ボスご令嬢は少しため息を吐いて・・「わかったわ。」と一言。



他のご令嬢も・・まだ少し警戒心があるようですが・・それはこれからの私の対応次第でしょう。



私は皆様に静かに頭を下げて、「無礼な物言いを申し訳ございませんでした。そして私の話に耳を傾けて下さりまして、誠に感謝しております。」

とまた真面目に謝意とお礼を表しておきました。





まぁ、そこで終わってしまえば良かったんですけど。

私も一応、前世持ちのめんどくさがり屋ですからね。



最後に独り言を呟いて・・くらいの気の利いたお土産は必要でしょう。

大きな商談なんて、なんの見返りもなければ袖にされて終わりですから。



「で・・ここからは独り言なんですけれど。」

彼女達は和やかになりつつありましたが、また少し訝し気いぶかしげにこちらを見る。



「私、光魔法で人を救って思った事があるのです。」

そう、この世界の魔法は割と万能で・・病や怪我を治したり・・時には欠損した部位を再生させる聖女様までいるそうで・・。



「聖女様までの功績は私には難しいでしょうけどね・・・。」

聖女様の話をしてボス達は冷たい警戒心を研ぎ澄ます。

聖女様になってしまえば話はまた変わってきますよね。

物語の定番中の定番。



「でも。。やはりちょっとした部位損傷くらいなら再生出来るようにまでは成りたいと目標を定めておりまして・・。」



私はそこでにこにこしながらひやりとした低い声を出して話します。



「まぁ・・あんまり悪さをする部・位・があるようでしたら・・少し・・先っちょだけ・・男の人って先っちょって言葉好きですよね?ええ、まぁ失礼しました。これは独り言ですよ?そうね・・半分?4分の1くらいならチョキンとやっても内緒で再生させるくらいにはね・・。」



皆様の顔を一人一人順番に見ながら今日一番の笑顔を出しておきます。

私の手はハサミのポーズでチョキチョキと動いておりましてよ。



あらら・・。



どうしたんでしょう・・麗しいご令嬢の皆様・・下を向いてプルプル震えているではございませんか・・。お耳が真っ赤ですよ?



あらら?

ボスの公爵令嬢様?扇で顔を隠してますが今ちょっと吹き出してますよね?



がササ・・!どさっ!

ヒソヒソ・・ひぃ・・

こえぇ・・。



あれれ?奥の花園の茂みから何やら小声で騒めく男達の声・・?妖精かしら??

ファンタジー世界ってやっぱり不思議ですね??





まさか?



まさかね??





悪役令嬢達からヒロインを守ろうと・・愚かにも隠れて待っていたヒーロー達なんて・・





まぁさぁかぁ・・いませんよね??







私は、少し騒がしい花周りをチラリと見やってからボス令嬢の方にニヤリと笑って差し上げます。



まぁまぁ。麗しい吐息と漏れる失笑の為、声も出ない・・扇で顔を隠した麗しのボス令嬢。



わかった。わかったと言うように手をヒラヒラとさせて私の退席を寛大に許して下さいました。





さくっとね。。



さくりとね(笑)





人生に笑いは必要でしょう?上手くいきましたからしら?



そんなこんなで私の二度目の人生の学園生活は少しザワツイタ時がありましたけれども?



今となってはそれも良い思い出です。









時を経て・・。



中年になった私の隣には・・小さい頃からの私の魔法の師匠である旦那様。



御年500歳のハーフエルフの人嫌いで変わり者の魔術師である旦那様。



あんまり見目を気にしない方なので、女性人気はありませんでしたが・・。



ざんばら髪から覗くお顔は涼し気で・・たまに笑ってくれれば優しい目をしていまして、愛しくてしょうがない旦那様なのです。



結婚の決め手は・・あのキラキラの杖とアニメに感化されたセリフで華麗に決めた光魔法を・・少し笑いながらも寛大な心で褒めて下さり・・私が喜びそうな杖をこっそりと何本か作って誕生日に下さった優しい旦那様と一緒に子供を育てたいと思ったからです。



ボス令嬢様も世捨て人みたいな恰好をした偏屈エルフを紹介した時には・・ちょっと扇で鼻を隠しながらも、なんだかんだで私の恋を支援くださいましてよ?



本当。ありがたい事です。持つべきものは友ですよね?











えぇ。因みになんですが・・。



あれからの学園ね・・。





青い顔でこれまでの不誠実を取り戻すかの如くご婚約者様に尽くしている王子様御一考が見れましたよ。



いやぁーめでたしめでたしですよねぇ・・。何せ王と王妃になられる方ですもの。仲良く憂いを残さないのは大事ですよね?



ただねぇ、私と顔を合わす時だけ・・彼らの顔がちょっと青いんですの。



ご公務大変ですものね?お疲れでしょうか?



ですので、回復魔法をご所望でしょうか?と聞きましたら。ええ、善意でですよ?



とたんに前かがみでへっぴり腰になりながらそそくさと逃げてしまわれるんですの。



「き・・希少なかかかかかkk・・・・かいふく・・ま・・魔法・・はだ・だだだだだだいじょうぶですから・・・!!」

とかなんとか・・。



へぇ。やっぱり



どんなに忙しくて疲れていても



武士は食わねど高楊枝ですかね?





ご立派だと思われます☆



いつまでもそのご・立・派・が続くよう。平民街の街角からお祈り申し上げておりますわ!!



魔法なんて使わなくても・・夫婦仲良くいられると良いでしょうからね・・。

ふふっ。



と言う事で。私のヒロイン物語は一応のハッピーエンドでございましてよ!





















うん。生活の上で女性同士って友情以外の付き合いも案外、深かったりしますからねぇ。

特に子育てしているとすったもんだありながらも逃れられない運命といいますか・・。



ですので、揉め事なんて起こさない。起こしたらなる早で対応!!

の前世の処世術を活かしたヒロインを書いてみました。



こんな世知辛い文になりましたが、その内、トロ甘も書いてみたい・・昔を思い出せ・・と妄想にひたってもいるのですが・・。なかなか・・。



ついでに、こんなところで申し訳ないですが・・。

誤字脱字が多い私ですが、ご容赦下さいませ・・。時間のない私にとって日々の皆様の助けに救われております。本当にありがとうございます。

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