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奮起

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このところは連日の出勤だ
周りはみんな早く帰る中ひとり
仕事を片付ける、遅くに炭水化物は取ってはいけないというから、寝る前に飲み物だけ飲んで寝る

朝、重たい体と脳みそで目を覚まし
引きずるように仕事場へ向かう

バスは10分の遅れ、渋滞のようだ
若手に指導員がつき、焦りが伝わる

目的地につき、仕事場へ向かう

なんだか疲れたなと感じる

下を向いてあるいている
顔を上げ、ふとアパートの窓際の
新しい黄色い花束に気づく

これなんだなと感じる
まだ頑張れそうだと
歩き出す

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