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4話 ドラクリフ島、そして【畏怖】
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4話 ドラクリフ島、そして【畏怖】
「いよっしゃあぁ‼︎ ドラクリフ島に着いたぞおぉぉ‼︎ 」
「「 いえーい‼︎ 」」
王都から馬車で1週間もかけてやっとドラクリフ島の対岸に辿り着いた。3人は砂浜に立って3kmの海峡を挟んだドラクリフ島を見上げているが、予想以上にデカくて壮大だ。
島の中心には炎竜の棲む超巨大な火山が見え、今も煙が出ている。その火山に連なるように普通の山々が並び、その周りには鬱蒼とした森林が広がっている。
所々に山が剥げて白い岩肌が見えているがそこにも穴が開いているように見える。洞窟かな。
「対岸が砂浜とヤシの木でビーチみたいになってますよ‼︎ 海も澄んでいて綺麗ですし‼︎ 」
よく見ると確かにビーチだ。目の前の海も、サンゴ礁があるみたいでエメラルドグリーンの浅瀬になっている。
あの砂浜で水着の2人とキャピキャピしたい。だけど………少し問題が。
「この海峡は魔獣の宝庫みたいね。そこら中にクラーケンの足が見えるし、あの影はマーマン? それにサメみたいな背びれもたくさん見えるわ。」
カレアが目を凝らしながら答える。
この島が王様にすんなりと貰えたのはちゃんと理由がある。絶対に人が住めない環境だからだ。まず普通の人ではこの海峡さえ渡れない。船があったってクラーケンに簡単に海底に引きずり込まれてしまう。
それに例え島に上陸しても今度は大量の魔獣の餌になってしまうのがオチだ。しかも火山には炎竜、森には地竜、崖には天竜、海には海龍がいる。
まぁ俺には問題ないんですけどね。
飛行魔法を使えるから海峡なんてひとっ飛びだし、結界術も得意だから魔獣避けなんて楽勝。一応魔術師だけど、魔導、回復術、結界術、飛行術が使えるからな。
「対岸に着いたら砂浜と周辺の海ごと結界張ってやるよ。だから安心して水着姿を見せてくれ‼︎ 」
あら、2人の視線が一瞬で氷点下まで寒くなっちゃった。カレアちゃんが「ゼクトって言う名前の獣にも効く結界が欲しいわ。」とか言っているけど気にしない。
どっちにしろこっちの大陸側でごちゃごちゃしていても意味がないので、さっさと飛行魔法で海峡を渡ることになった。【飛行】は術者にしか効かないので、2人は俺が運ばなきゃいけない。お姫様抱っこだとかおんぶだとか揉めた挙句、小脇に抱えることになった。
右にカレア、左にユフィを抱えて試しに浮いてみる。うん、やっぱりバランスが悪いわ。
「カレアの荷物をユフィが抱えてくれ。そうしたら多分重さが釣り合う。」
「なぁっ⁉︎ 違うの‼︎ 姫騎士の鎧が重いの‼︎ 」
カレアは赤面して抗議してくるけど、しょうがないだろそこは。明らかに2人は体格違うし。
もう一度浮かんでみる。うん、これくらいならオッケーだわ。途中で落としたらやばいから筋力増加魔法も掛けてっと。
「【飛行】」
一気に飛び上がって凄い速さで島を目指す。飛行魔法の最中は前方に魔力障壁が展開されるから風も気にならない。
おお~やっぱり海の中には魔獣の影がたくさん見えるな。やっぱりこの海峡はクラーケンが大量にいるな。それにあの人型の影はマーマンか~
「そういえばゼクトさん、私たちだけ渡ってきて大丈夫ですかね?あの子達はどうします? 」
俺の左脇から海を見て歓声を上げてたユフィが尋ねてくる。
「あいつらなら自分の翼で飛んでくんだろ。天使と悪魔と竜が居るしな。」
「ああ、そうですねぇ。」
あの約束まではあと五日間しかない。それまでに島に安全な拠点と家を作っておかなくては。
◇
そうこうしているうちに砂浜へとたどり着いた。照りつける太陽、真っ白な砂浜、エメラルドグリーンの海、そびえ立つヤシの木。うん、リゾート‼︎
今すぐにでも水着に着替えて泳ぎたいんだけど…………
「いきなりの歓迎みたいだな。」
ヤシの木の下からゾロゾロとクマのぬいぐるみのような魔物が出てくる。
ワンダーベアという魔物だ。そこまで強くないけど、こうも100体以上いると厄介だ。
確かこいつらは口がちっちゃくて果汁とかしか食べないからな、俺たちを取って食おうという訳ではないはず。多分ヤシの木の縄張りを守りたいとかなんかだろ。
「どうする? この子達可愛いからあんまり倒したくはないんだけど。」
「あんまり殺すつもりはないよ。何よりこいつらの『王冠』が欲しい。」
魔物や魔獣と普通の動物の違いというのは、体内に『核』と呼ばれる魔石を持っているかどうかだ。その魔石のおかげで魔獣や魔物は強大で特殊な力を持っている。
また、魔獣と魔物の違いは最低限の知性があるかどうか。本能のままに生きる魔獣と違って、魔物はある程度の意思の疎通や交渉もできる。竜のような魔物になると人間なんかより遥かに賢くて知性がある。
『王冠』それはそんな知性のある魔物が自分の種を生き永らえさせるために持っている習性である。自分たちが絶対に敵わない相手の傘下に入って子分になる。その時に『王冠』と呼ばれる自身の種の『核』の魔石付きの装身具を贈る。
王冠を受け取った者はその種を守って統治する責任が発生する代わりに、その魔物の種はその王冠所有者を全力で補佐する。
まぁ要するに魔物達が部下になる。
圧倒的な力を見せつければ今後いろいろ助けてくれるってことだ。
この島は一応人間の間での権利上は俺の物になった訳なんだが、もちろん俺だけではどうしようもない。魔物達と手を取り合って、とまでは言わないが協力できるなら協力していきたい。
「どうしようか、【空縫】を使えばある程度は拘束ができるけど?」
拘束したところで力を見せつけないとどうしようもない。
「私の魔眼は今日は【畏怖】みたいなんですけど、それはどうですかね? 」
ユフィが思い出したように発言する。
月神の魔眼の能力の1つ。【畏怖】それは見た相手(ユフィの場合は目の合った相手)に威圧感を叩き込んで、相手を萎縮させて動きを止める力がある。
「うん、それならいいかも。ユフィさん、やっておしまい‼︎ 」
「アイアイサー 」
ユフィの左目が透明から金色に変わって、眩く光り輝き始める。そして取り囲むようにして立っているワンダーベアの目を一体一体見つめていく。
すると、面白いように一体、また一体と硬直していき、さっきまでは「みゅいみゅい」鳴いていたのにその声もだんだんと減っていき、最後にはもう打ち寄せる波の音しか聞こえなくなった。
「本当に凄いわね【畏怖】って。こうして固まってるとワンダーベアって本当にクマのぬいぐるみみたいだわ。」
「思った以上の効果でしたね。まあ硬直は格下相手にしか効果がないらしいんですけどね。」
どうやら王様の話だと【畏怖】の魔眼は格下にしか効かないらしい。そのせいで王様達が使ってもネコやイヌくらいしか硬直しなかったとか。
格上に使うと相手の筋力や判断力、俊敏性を大幅に下げるというから、それでも十分に強いと思う。
「試しに俺にもやってみてくれよ。」
「いいですけど硬直しても知りませんからね。」
そう言って挑戦的な笑いを浮かべる。
2人向き合っておれはユフィの目を見つめる。まだ魔力を通してないから彼女の左目は透明だ。
「じゃあいきますよ。」
「どんとこいや。」
見つめ合うユフィーナの目が金色に輝く。その瞬間、ユフィの姿が歪んで見えるほどの大きな威圧感が発せられ、まるで首筋を大きな手で握りつぶされたかのような奇妙な感覚が襲ってきた。身体中に冷水が流し込まれたみたいに動きが重い。
目の前にいるのはいつものユフィなんだけれどもそうとは思えない。威圧感で頭も上手く働かない。もしかすると、怖い………のかもしれない。
「ははっ、これはやべぇな。身体が全然思い通りには動かないわ。」
「むぅ。もしかしたらと思ったけど、硬直はしませんでしたか。残念です。」
ユフィの方はなんだか不満そうだが効果は十分だと思う。
こんな状態でのじゃ一対一なら絶対に勝てない。目を合わせただけで動きをほとんど封じてしまうなんて本当にチート級だ。月神の魔眼を知らない相手になら絶大な効果を発揮することだろう。
「いよっしゃあぁ‼︎ ドラクリフ島に着いたぞおぉぉ‼︎ 」
「「 いえーい‼︎ 」」
王都から馬車で1週間もかけてやっとドラクリフ島の対岸に辿り着いた。3人は砂浜に立って3kmの海峡を挟んだドラクリフ島を見上げているが、予想以上にデカくて壮大だ。
島の中心には炎竜の棲む超巨大な火山が見え、今も煙が出ている。その火山に連なるように普通の山々が並び、その周りには鬱蒼とした森林が広がっている。
所々に山が剥げて白い岩肌が見えているがそこにも穴が開いているように見える。洞窟かな。
「対岸が砂浜とヤシの木でビーチみたいになってますよ‼︎ 海も澄んでいて綺麗ですし‼︎ 」
よく見ると確かにビーチだ。目の前の海も、サンゴ礁があるみたいでエメラルドグリーンの浅瀬になっている。
あの砂浜で水着の2人とキャピキャピしたい。だけど………少し問題が。
「この海峡は魔獣の宝庫みたいね。そこら中にクラーケンの足が見えるし、あの影はマーマン? それにサメみたいな背びれもたくさん見えるわ。」
カレアが目を凝らしながら答える。
この島が王様にすんなりと貰えたのはちゃんと理由がある。絶対に人が住めない環境だからだ。まず普通の人ではこの海峡さえ渡れない。船があったってクラーケンに簡単に海底に引きずり込まれてしまう。
それに例え島に上陸しても今度は大量の魔獣の餌になってしまうのがオチだ。しかも火山には炎竜、森には地竜、崖には天竜、海には海龍がいる。
まぁ俺には問題ないんですけどね。
飛行魔法を使えるから海峡なんてひとっ飛びだし、結界術も得意だから魔獣避けなんて楽勝。一応魔術師だけど、魔導、回復術、結界術、飛行術が使えるからな。
「対岸に着いたら砂浜と周辺の海ごと結界張ってやるよ。だから安心して水着姿を見せてくれ‼︎ 」
あら、2人の視線が一瞬で氷点下まで寒くなっちゃった。カレアちゃんが「ゼクトって言う名前の獣にも効く結界が欲しいわ。」とか言っているけど気にしない。
どっちにしろこっちの大陸側でごちゃごちゃしていても意味がないので、さっさと飛行魔法で海峡を渡ることになった。【飛行】は術者にしか効かないので、2人は俺が運ばなきゃいけない。お姫様抱っこだとかおんぶだとか揉めた挙句、小脇に抱えることになった。
右にカレア、左にユフィを抱えて試しに浮いてみる。うん、やっぱりバランスが悪いわ。
「カレアの荷物をユフィが抱えてくれ。そうしたら多分重さが釣り合う。」
「なぁっ⁉︎ 違うの‼︎ 姫騎士の鎧が重いの‼︎ 」
カレアは赤面して抗議してくるけど、しょうがないだろそこは。明らかに2人は体格違うし。
もう一度浮かんでみる。うん、これくらいならオッケーだわ。途中で落としたらやばいから筋力増加魔法も掛けてっと。
「【飛行】」
一気に飛び上がって凄い速さで島を目指す。飛行魔法の最中は前方に魔力障壁が展開されるから風も気にならない。
おお~やっぱり海の中には魔獣の影がたくさん見えるな。やっぱりこの海峡はクラーケンが大量にいるな。それにあの人型の影はマーマンか~
「そういえばゼクトさん、私たちだけ渡ってきて大丈夫ですかね?あの子達はどうします? 」
俺の左脇から海を見て歓声を上げてたユフィが尋ねてくる。
「あいつらなら自分の翼で飛んでくんだろ。天使と悪魔と竜が居るしな。」
「ああ、そうですねぇ。」
あの約束まではあと五日間しかない。それまでに島に安全な拠点と家を作っておかなくては。
◇
そうこうしているうちに砂浜へとたどり着いた。照りつける太陽、真っ白な砂浜、エメラルドグリーンの海、そびえ立つヤシの木。うん、リゾート‼︎
今すぐにでも水着に着替えて泳ぎたいんだけど…………
「いきなりの歓迎みたいだな。」
ヤシの木の下からゾロゾロとクマのぬいぐるみのような魔物が出てくる。
ワンダーベアという魔物だ。そこまで強くないけど、こうも100体以上いると厄介だ。
確かこいつらは口がちっちゃくて果汁とかしか食べないからな、俺たちを取って食おうという訳ではないはず。多分ヤシの木の縄張りを守りたいとかなんかだろ。
「どうする? この子達可愛いからあんまり倒したくはないんだけど。」
「あんまり殺すつもりはないよ。何よりこいつらの『王冠』が欲しい。」
魔物や魔獣と普通の動物の違いというのは、体内に『核』と呼ばれる魔石を持っているかどうかだ。その魔石のおかげで魔獣や魔物は強大で特殊な力を持っている。
また、魔獣と魔物の違いは最低限の知性があるかどうか。本能のままに生きる魔獣と違って、魔物はある程度の意思の疎通や交渉もできる。竜のような魔物になると人間なんかより遥かに賢くて知性がある。
『王冠』それはそんな知性のある魔物が自分の種を生き永らえさせるために持っている習性である。自分たちが絶対に敵わない相手の傘下に入って子分になる。その時に『王冠』と呼ばれる自身の種の『核』の魔石付きの装身具を贈る。
王冠を受け取った者はその種を守って統治する責任が発生する代わりに、その魔物の種はその王冠所有者を全力で補佐する。
まぁ要するに魔物達が部下になる。
圧倒的な力を見せつければ今後いろいろ助けてくれるってことだ。
この島は一応人間の間での権利上は俺の物になった訳なんだが、もちろん俺だけではどうしようもない。魔物達と手を取り合って、とまでは言わないが協力できるなら協力していきたい。
「どうしようか、【空縫】を使えばある程度は拘束ができるけど?」
拘束したところで力を見せつけないとどうしようもない。
「私の魔眼は今日は【畏怖】みたいなんですけど、それはどうですかね? 」
ユフィが思い出したように発言する。
月神の魔眼の能力の1つ。【畏怖】それは見た相手(ユフィの場合は目の合った相手)に威圧感を叩き込んで、相手を萎縮させて動きを止める力がある。
「うん、それならいいかも。ユフィさん、やっておしまい‼︎ 」
「アイアイサー 」
ユフィの左目が透明から金色に変わって、眩く光り輝き始める。そして取り囲むようにして立っているワンダーベアの目を一体一体見つめていく。
すると、面白いように一体、また一体と硬直していき、さっきまでは「みゅいみゅい」鳴いていたのにその声もだんだんと減っていき、最後にはもう打ち寄せる波の音しか聞こえなくなった。
「本当に凄いわね【畏怖】って。こうして固まってるとワンダーベアって本当にクマのぬいぐるみみたいだわ。」
「思った以上の効果でしたね。まあ硬直は格下相手にしか効果がないらしいんですけどね。」
どうやら王様の話だと【畏怖】の魔眼は格下にしか効かないらしい。そのせいで王様達が使ってもネコやイヌくらいしか硬直しなかったとか。
格上に使うと相手の筋力や判断力、俊敏性を大幅に下げるというから、それでも十分に強いと思う。
「試しに俺にもやってみてくれよ。」
「いいですけど硬直しても知りませんからね。」
そう言って挑戦的な笑いを浮かべる。
2人向き合っておれはユフィの目を見つめる。まだ魔力を通してないから彼女の左目は透明だ。
「じゃあいきますよ。」
「どんとこいや。」
見つめ合うユフィーナの目が金色に輝く。その瞬間、ユフィの姿が歪んで見えるほどの大きな威圧感が発せられ、まるで首筋を大きな手で握りつぶされたかのような奇妙な感覚が襲ってきた。身体中に冷水が流し込まれたみたいに動きが重い。
目の前にいるのはいつものユフィなんだけれどもそうとは思えない。威圧感で頭も上手く働かない。もしかすると、怖い………のかもしれない。
「ははっ、これはやべぇな。身体が全然思い通りには動かないわ。」
「むぅ。もしかしたらと思ったけど、硬直はしませんでしたか。残念です。」
ユフィの方はなんだか不満そうだが効果は十分だと思う。
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