元彼日記

刹那月

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元彼日記

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これは、体験談を元にした話。
私は、普通の家に育ってない。
SNS禁止、友達作るの怒られ、外に出るといけない家。
もうすぐ、19になる私にはきつかった。
一生閉じ込められて生きていくのが、辛くて愛知の友達に頼るため今日新幹線を乗った。
スマホもない私は、不安で会えるかわかんないしドキドキやった。
けど、これしかなかったから新幹線に乗ることにした。

16時、私は新幹線に乗った。
七月の中旬、夏休み中の子供が家族で旅行していて羨ましいと思った、
私は、親に愛されたことない。
普通の子が羨ましくて妬ましい。

名古屋駅につき、友達の最寄りについたけど友達は頼ってと言ったのに友達も家出をするし、、
お金無いから、私が出すし。
大変だった。
カラオケ、ネカフェに行っても身分証明ないから私達は入れず、駅の近くの公園でどうしようかと話してた。
友達は、親に暴力されて病んで施設にいたけど施設でも上手くいってなかったらしい。

深夜3時、暑いし足痛い。
友達のスマホでネットで相談すると泊めてくれる人がいた。
その人は地雷系の人で優しそうな人やった。
SNSで見た感じ、女の子かと思えば男の人だった。
25歳のバーテンダーで今は仕事を休んでるらしい。
温かいご飯と味噌汁とハンバーグを私達に出してくれた。
お布団でも寝かしてくれていい人やと思った。
話もちゃんと聞いてくれて、友達は施設の人と話し合うように彼が施設のひとと電話で話して、私はしばらくいていいよと言ってくれた。
この世の中に、優しい人はいるんだと思った。

その後、お買い物に連れて行ってくれた。
初めてゲーセンでゲームを一緒にした。ダンスのゲーム。
私が恥ずかしがって踊ってると可愛いとにこと笑ってくれた。ドキッとした。
タイプやないのに。
襟足長い人でメイクする人は、あまりタイプではなかった。
ちゃらいと思ってたから。
彼と手を繋いで彼の家に帰った。
二人でお布団の上でくつろいでると、彼はもっと甘えてきていいんだよ?と言ってきてぎゅーとしてくれた。
温かった。ぎゅーしてちゅーしてその流れで私達はした、、
軽いしやりもく?と思った。
けど、彼はやったあとも優しくしてくれてご飯作ってくれて一緒にハグして寝た。
1日目はいい感じだった、、

二日目、彼はゲーム好きらしくゲームをよくしてた。映画もみてて、私に話しかけてくれながら一緒に見た。
彼は、名古屋駅のことを名駅と言うとか、うなぎは魚とか知らないことを教えてくれた、
普通やない私にも、優しく普通に接してくれた。
その日の夜、彼は友達にゲームに誘われたと通話をしながら寝てる私の隣でゲームをした。
私は寝れなくてしんどかった。
彼は、結局朝の5時までゲームをしてすぐに寝た。
やっぱり、したいだけかと思った。

三日目も四日目も。
ゲームばかり。友達と通話を深夜にして朝に寝て夕方に起きる。
生活リズムが合わない人といるとしんどい、
やるときしかかまってくれないし、、
気が向いたら、ご飯作る。
けど、そんな彼に沼ってた。

仕事が決まり、私は寮に入った。
彼と早く離れて忘れたかった。
けど、関係は切れなくて。
毎日おはようとかメッセージをくれた彼。
それが嬉しくて、会いたくて仕事終わりに彼の家に遊びに行った。
差し入れもしたし、カラオケとゲーセンデートもした。
彼の歌がすきだった。
ゲーセンでは、音ゲームをした。
ゲームが得意な彼。
そんな彼は、かっこよく見えた。
仕事の話も聞いてくれた。
やっぱり、すきやと思った。
かれと私は少し似てた。
18で実家を出て実家と縁を切った。
同じ県やし。
デートの帰り道、私は彼に告白された。
私は断った。
メンヘラやし、束縛するから。
彼を困らせたくないし、これ以上自分を嫌いになりたくなかった。
彼は、なんでと聞いてくれた。
ゲームの友達とゲームしないでというと笑って、そんなことでふるん?と言ってくれた。
別にええよ
とも言ってくれた。
嬉しくてぎゅーとして泣いた。
この人とならずっといられる、そう思った。

私は仕事がしんどくなった。
やすませてもらえんし、仕事の店長さんにもう少し仕事しろと怒られた。
バックも少ない。
やから、やめた。
彼は、相談しなかったことを怒り、うちにもう泊めれないよとか言った。
あと、二万円貸してと言った。
彼は、仕事を変えるため忙しくて相談するのをやめた。
それを言うと言い訳だと怒られた。
私は別れて、助けると言ってくれた元彼とよりを戻して元彼に頼ることにした。
そうすると、同棲してたときのお金全額払えときた。
私は、逃げるように名古屋を出た。
そして、私は、、、、、
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