32 / 53
2章魔術師学院(閑話)
32話勝者
しおりを挟む
「それに較べて、腰抜けのガロロは本当弱ぇな?」
「言っておくが……今はガロロは弱いが、いずれお前を超える」
「何? ガロロがオレ様を超えるだと?」
「ああ」
「ふざけたこと抜かすな」
炎に包まれたアズレラはマシンガンで上へ目掛けて発射する。
「ボンッ!! ボンッ! ボンッ!」
炎の矢が無尽蔵に襲ってくる。
どこから落下してくるか分からないので、予測が出来ない。
【炎流星群】
ランク A
威力 炎属性魔力+200
効能 炎の雨と呼ばれる。
上空に打ち上げ、落下することで威力が増す。
何とか凌いでいくが、この数では回避していくことができない。
纏った雷が左足から消え、膝を付いてしまう。
「くっーーーー」
頭上には炎塊が迫ってくる。
これは躱わせない。
【魔力無効化】レベルEX100
ランク SSS
威力 空間把握×100 時間把握×100
効能 魔術による魔力攻撃を全て無効化する。
炎塊は圧縮し、消失した。
その瞬間、俺は高速で、アズレラの背後に周り、側頭部に光線銃を向けた。
「なんだ……てめぇ……今のは……それは……黒龍の魔術」
「悪いな……反則をした」
その瞬間、横に魔力無効化の光線が一本線に流れた。
アズレラは纏った炎は次第に消えていき、横へ倒れた。
「勝者はトーマス=ゼルフォード様でこざいます!」
驚愕するフレスとガロロ。
「一体何があったの?」
「分からんな。アズレラは分かっていたと思うが」
「……それにしても、凄い魔術……だったね」
そして、バトルフィールドが消滅する。
俺は周りを見渡すと先程の天井が空いた広間へと戻っていた。
俯せのままのアズレラはいまだに起き上がれない。
死んでる訳ではない。
先程放った弾丸は実弾ではなく、空弾だ。
更に、その空弾は【魔力圧縮】によって、圧縮させた【魔力無効化】のスキルが入っている。
その衝撃で気絶しているだけだ。
すると、フレスが駆け寄って来る。
金髪の少女は額に汗を垂らしながら、両手を胸に置き、心配な表情。
「ゼルフォード君大丈夫……?」
「ああ……それよりガロロは?」
「先程治療室に行くと言って、後にしたけど」
「付いてやってくれ」
「うん。けど、ゼルフォード君は次のたたかいどうするの?」
「たぶんこのままやってもきっと倒れてしまう、だから、棄権する。それに、アズレラを運ばないと」
「その方がいいね」
「ああ」
俺は意識が朦朧としたアズレラを抱え、治療室に向かう。
「はぁはぁ……てめぇ……いや、ゼルフォードと言ったか?」
「あれだけの魔力を使って、喋れる体力があるとはな……恐れ入る」
「……ふんっ……それよりも、あの魔術なんだ? あれはドラゴン族しか扱えない龍魔術だぞ……しかも、黒龍の魔術……偉大なドラゴン族の魔術師でも扱った者はいない……」
「言わないといけないか?」
「ふんっ……いや……その必要はない……てめぇは勝者だ。ただ、敗北者の俺に一言言わせてくれ。勝負……最高に面白かったぜ」
戦闘が面白い……そんなこと考えたこともなかったな。
*
あっという間に魔術模擬戦の最終日になり、団体戦、個人戦とも消化し、結果も受け取った。
気になるAクラスは個人戦も一位、ニ位、団体戦も一位、二位を独占した。
閉会式も終わり、外にはいつもと変わらぬオレンジ色の夕陽が映えている。
フレスは大会を終え、何か心境に変化があったようだ。
でもどこか以前と雰囲気が違う。
後ろ髪を一つに結わせている。
可愛い。
美少女は何にでも似合うな。
「終わったねっ」
「まあな」
「ゼルフォード君にばっかり大変な思いさせちゃってごめんねっ」
*
いつもと変わらぬ日常が戻ってきた。
チャイムが鳴り、授業の終わりを告げる。
「今日はここまで。明日の予習復習は一応しとけよ」
「はーい」
魔術模擬戦というイベントも終わり、生徒達は気が緩んでいた。
その上、ムシムシとした夏の暑さを感じ始め、より一層生徒達に怠けに拍車がかかる。
すると、廊下側の席の男が、
「ゼル! お前の事を呼んでる女の子がいるぞ!」
女の子?
誰だ?
視線をそちら側に向け、廊下に立っているのは二人の少女。
紫髪のおさげで眼鏡を掛けたまさに優等生といった少女。
お隣は薄い青髪で暗い雰囲気を漂わせ、落ち着かない少女。
前者はC組ユウラ。
後者はC組アリア。
「どうした?」
ユウラは眼鏡を外し、輝かしい笑みを浮かべる。
一方、アリアは顔を赤くして、目線が合わない。
「ぜルフォード君ちょっといいでやんすか?」
ユウラって眼鏡外したら可愛い。
「あっ……構わない」
「アリアが大会の時に助けて貰ったお礼がしたいと言ってるでやんす」
お礼?
大会からもう既に1ヶ月程経過してるんだが。
「それは、ご丁寧に……だけどお礼はいいから」
「とにかくアリアと明日一緒に買い物に付き合って欲しいでやんす」
「何で俺が?」
「いいじゃないでやんすか。アリアがそこでお礼したい言うのでやんすから」
「分かったけどさ」
「じゃ明日午前11時にエルグランド会館……」
お礼というより、ただ買い物に付き合わされてるようだ。
アリアは、頬を赤らめ、真一文字にした。
「絶対来てね」
アリアは恥ずかしそうに颯爽と教室へ戻って行った。
*
俺とフレスは次の教室へ向かうため、歩いていると。
「もうすぐ合宿が始まるね」
夏の合宿。
ダンジョン体験学習。
自然溢れる土地で精神体力魔術を鍛えようという名目で行われる合宿。
海や山でのサバイバル生活。
期待してたのは海で水着美女とあははうふふと戯れたり、高級旅館で美味い食材を食べ空腹を満たし、ふかふかのベットでぐっすりと疲れを癒やし就寝する充実した合宿だったのだが。
「そうだな」
「嫌?」
「ああ。これから辛い合宿が待っているなんて憂鬱だ」
「成績が悪ければ、退学になるからねっ」
「……そうそう。のんびり過ごしたいものだ」
「言っておくが……今はガロロは弱いが、いずれお前を超える」
「何? ガロロがオレ様を超えるだと?」
「ああ」
「ふざけたこと抜かすな」
炎に包まれたアズレラはマシンガンで上へ目掛けて発射する。
「ボンッ!! ボンッ! ボンッ!」
炎の矢が無尽蔵に襲ってくる。
どこから落下してくるか分からないので、予測が出来ない。
【炎流星群】
ランク A
威力 炎属性魔力+200
効能 炎の雨と呼ばれる。
上空に打ち上げ、落下することで威力が増す。
何とか凌いでいくが、この数では回避していくことができない。
纏った雷が左足から消え、膝を付いてしまう。
「くっーーーー」
頭上には炎塊が迫ってくる。
これは躱わせない。
【魔力無効化】レベルEX100
ランク SSS
威力 空間把握×100 時間把握×100
効能 魔術による魔力攻撃を全て無効化する。
炎塊は圧縮し、消失した。
その瞬間、俺は高速で、アズレラの背後に周り、側頭部に光線銃を向けた。
「なんだ……てめぇ……今のは……それは……黒龍の魔術」
「悪いな……反則をした」
その瞬間、横に魔力無効化の光線が一本線に流れた。
アズレラは纏った炎は次第に消えていき、横へ倒れた。
「勝者はトーマス=ゼルフォード様でこざいます!」
驚愕するフレスとガロロ。
「一体何があったの?」
「分からんな。アズレラは分かっていたと思うが」
「……それにしても、凄い魔術……だったね」
そして、バトルフィールドが消滅する。
俺は周りを見渡すと先程の天井が空いた広間へと戻っていた。
俯せのままのアズレラはいまだに起き上がれない。
死んでる訳ではない。
先程放った弾丸は実弾ではなく、空弾だ。
更に、その空弾は【魔力圧縮】によって、圧縮させた【魔力無効化】のスキルが入っている。
その衝撃で気絶しているだけだ。
すると、フレスが駆け寄って来る。
金髪の少女は額に汗を垂らしながら、両手を胸に置き、心配な表情。
「ゼルフォード君大丈夫……?」
「ああ……それよりガロロは?」
「先程治療室に行くと言って、後にしたけど」
「付いてやってくれ」
「うん。けど、ゼルフォード君は次のたたかいどうするの?」
「たぶんこのままやってもきっと倒れてしまう、だから、棄権する。それに、アズレラを運ばないと」
「その方がいいね」
「ああ」
俺は意識が朦朧としたアズレラを抱え、治療室に向かう。
「はぁはぁ……てめぇ……いや、ゼルフォードと言ったか?」
「あれだけの魔力を使って、喋れる体力があるとはな……恐れ入る」
「……ふんっ……それよりも、あの魔術なんだ? あれはドラゴン族しか扱えない龍魔術だぞ……しかも、黒龍の魔術……偉大なドラゴン族の魔術師でも扱った者はいない……」
「言わないといけないか?」
「ふんっ……いや……その必要はない……てめぇは勝者だ。ただ、敗北者の俺に一言言わせてくれ。勝負……最高に面白かったぜ」
戦闘が面白い……そんなこと考えたこともなかったな。
*
あっという間に魔術模擬戦の最終日になり、団体戦、個人戦とも消化し、結果も受け取った。
気になるAクラスは個人戦も一位、ニ位、団体戦も一位、二位を独占した。
閉会式も終わり、外にはいつもと変わらぬオレンジ色の夕陽が映えている。
フレスは大会を終え、何か心境に変化があったようだ。
でもどこか以前と雰囲気が違う。
後ろ髪を一つに結わせている。
可愛い。
美少女は何にでも似合うな。
「終わったねっ」
「まあな」
「ゼルフォード君にばっかり大変な思いさせちゃってごめんねっ」
*
いつもと変わらぬ日常が戻ってきた。
チャイムが鳴り、授業の終わりを告げる。
「今日はここまで。明日の予習復習は一応しとけよ」
「はーい」
魔術模擬戦というイベントも終わり、生徒達は気が緩んでいた。
その上、ムシムシとした夏の暑さを感じ始め、より一層生徒達に怠けに拍車がかかる。
すると、廊下側の席の男が、
「ゼル! お前の事を呼んでる女の子がいるぞ!」
女の子?
誰だ?
視線をそちら側に向け、廊下に立っているのは二人の少女。
紫髪のおさげで眼鏡を掛けたまさに優等生といった少女。
お隣は薄い青髪で暗い雰囲気を漂わせ、落ち着かない少女。
前者はC組ユウラ。
後者はC組アリア。
「どうした?」
ユウラは眼鏡を外し、輝かしい笑みを浮かべる。
一方、アリアは顔を赤くして、目線が合わない。
「ぜルフォード君ちょっといいでやんすか?」
ユウラって眼鏡外したら可愛い。
「あっ……構わない」
「アリアが大会の時に助けて貰ったお礼がしたいと言ってるでやんす」
お礼?
大会からもう既に1ヶ月程経過してるんだが。
「それは、ご丁寧に……だけどお礼はいいから」
「とにかくアリアと明日一緒に買い物に付き合って欲しいでやんす」
「何で俺が?」
「いいじゃないでやんすか。アリアがそこでお礼したい言うのでやんすから」
「分かったけどさ」
「じゃ明日午前11時にエルグランド会館……」
お礼というより、ただ買い物に付き合わされてるようだ。
アリアは、頬を赤らめ、真一文字にした。
「絶対来てね」
アリアは恥ずかしそうに颯爽と教室へ戻って行った。
*
俺とフレスは次の教室へ向かうため、歩いていると。
「もうすぐ合宿が始まるね」
夏の合宿。
ダンジョン体験学習。
自然溢れる土地で精神体力魔術を鍛えようという名目で行われる合宿。
海や山でのサバイバル生活。
期待してたのは海で水着美女とあははうふふと戯れたり、高級旅館で美味い食材を食べ空腹を満たし、ふかふかのベットでぐっすりと疲れを癒やし就寝する充実した合宿だったのだが。
「そうだな」
「嫌?」
「ああ。これから辛い合宿が待っているなんて憂鬱だ」
「成績が悪ければ、退学になるからねっ」
「……そうそう。のんびり過ごしたいものだ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
追放された万年雑用、最強神具を拾って無自覚無双~元勇者パーティーを見返したら、なぜか女神たちまで跪いてきた件~
fuwamofu
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係・リオは、役立たずの烙印を押されて追放された。
だがその直後、拾った“壊れた神具”が、なぜか彼にしか扱えない最強の神器だった!?
世界樹に選ばれ、女神たちに認められ、龍王に気に入られ――気づけば敵なし。
無自覚に世界最強となった少年は、かつて彼を見下した者たちへ静かな復讐を果たす。
これは「もう遅い」と泣く者たちを置き去りにする、無自覚最強ファンタジー。
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる