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2章ダンジョンへ向かおう
7話酒場1
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リオラとアイリスはカバーニに気づくと、目を細め、強い口調で言う。
こんな怒っているのを見るのは初めてだ。
「ちょっと! カバーニ君自分勝手な行動はしないで!!」
「何やねんな! アルにさっき説教食らったわ!」
「何逆ギレしてるの? こっちが怒っているんだよ?」
「そうですよ!!」
アイリスも同調する。
一方、マシュは先程のヒッポポタムスに呑み込まれて死ぬ寸前だったので意気消沈。
観念したのか、カバーニは肉を置き、頭を下げる。
「すんまんへん……ったく」
まだ俺らの怒りは治まってはいなかったが。
突然腹の音が鳴った。
無造作に置かれた肉や魚に唾を飲み込む。
そして、皆無言で座席に座り、食事に食らいついた。
肉の芳ばしい匂い、もちもちの感触。一気にコーンポタージュを飲む。
どんどん疲れ果てた身体が生き返る。
「じゃ……俺はこのパーティーから抜ける」
「謝ったやろ」
「アル君考え直す事はできない?」
「一度決めたからな……それに」
すると、マシュが神妙な顔で会話に入る。
「ごめんなさい……私が悪かったわ……だから一緒に行きましょう」
マシュの謝罪する姿に驚く皆。
俺は目を丸くして一番驚いていた。
マシュからそんな言葉が聞けるとは思わなかったからだ。
思ったよりも彼女は反省しているようだ。
ここで「行かない無理」だと突き放せば、皆から一生恨まれる気がする。
仕方ない。
俺は髪の毛を掻きながら呟く。
「そう……だな」
「一件落着で良いね!」
俺はリオラ、マシュと交互に目配せる。
マシュは顔を赤らめ、両眼を逸らす。
すかさずカバーニが「そうやな」と笑いながら言う。
俺とマシュは同時に「お前が言うな!」と叫ぶ。
二人は互いに同調したことで、顔を赤らめた。
リオラ、アイリスはにっこりと笑い。
笑いが起きた。
それから、今後の予定について話し合う。
「そういえば依頼はどうなっている?」
「もう依頼人に依頼物は【MC】で送っといたんや」
「それで報酬はどうなっている? まさか……金全て使ったとか言うなよ」
「ちゃんと報酬はお前らに入金されてるはずや……1万ゴールド入っとるやろ」
「そうか……でもこの豪勢な食事は?」
「さっきも言ったやろ! 余ったヒッポポタムスを酒場で売った金や……盗みなんかしてねーぞ!」
「それなら良いが……」
「それとな……クエストならもう決めてきたんや」
皆一同ぽかーんと口を開けた。
するとマシュが突然沸騰したかのように顔を赤くする。
「ちょっと勝手に決めないでよ!! あなた一人で行きなさいよ」
「パーティー登録したからお前ら強制参加やぞ」
「ふざけるのもいい加減にしなさいよ!!」
「なんやと!!」
マシュとカバーニが睨み合う。
リオラは困り顔で苦笑い。
「はははは」
喧嘩を止めるのはいつもアイリスだ。
「今度はこの二人ですか!!」
「いつもあなたの事でアルと喧嘩してしまうのよ!! あなたのせいよ」
「うるせぇな!! いつもムスッとした表情で周りの空気を悪くしているのはお前やろうが!」
「はぁ~?」
しかし一向に口論は治まらない。
俺は溜息をつき、話を聞く。
「でクエストはどんな内容?」
「ちっ……なんなんだあいつ」
「カバーニ!!」
「分かってるがな! イベント大型クエストや!」
俺達は肩を落とし愕然とする。
暗い雰囲気が漂う。
それは初心者パーティーが臨むクエストではない。
マシュが拳でテーブルを強く叩く。
その紫の瞳が対面にいるカバーニを睨む。
カバーニは怒ったマシュの表情を見て、「ざまあ」と言った表情で腕を組み、鼻息を鳴らす。
セミロング金髪をくしゃくしゃにし、両手に抱えたリオラは落胆したのかテーブルに突っ伏した。
「嘘でしょ……カバーニ君~もうっ!!」
同様に桃髪の髪の毛をくしゃくしゃとさせるアイリス。
「イベント大型クエストは私達に無理ですよ! だって私達ダンジョン潜って日も無いですし、しかもレベル5ですよ! 分かりますか?」
カバーニは笑いながら続ける。
「大丈夫やって! 砂嵐百蟻《タスマニアン・ヒャクアリ》討伐や……全員参加OKや」
「で、その異世界神《イセカイジン》はどういうモンスターなんだ?」
「ワイも良く知らんのや……参加するだけでも報酬はたっぷり貰えるらしいで」
こんな怒っているのを見るのは初めてだ。
「ちょっと! カバーニ君自分勝手な行動はしないで!!」
「何やねんな! アルにさっき説教食らったわ!」
「何逆ギレしてるの? こっちが怒っているんだよ?」
「そうですよ!!」
アイリスも同調する。
一方、マシュは先程のヒッポポタムスに呑み込まれて死ぬ寸前だったので意気消沈。
観念したのか、カバーニは肉を置き、頭を下げる。
「すんまんへん……ったく」
まだ俺らの怒りは治まってはいなかったが。
突然腹の音が鳴った。
無造作に置かれた肉や魚に唾を飲み込む。
そして、皆無言で座席に座り、食事に食らいついた。
肉の芳ばしい匂い、もちもちの感触。一気にコーンポタージュを飲む。
どんどん疲れ果てた身体が生き返る。
「じゃ……俺はこのパーティーから抜ける」
「謝ったやろ」
「アル君考え直す事はできない?」
「一度決めたからな……それに」
すると、マシュが神妙な顔で会話に入る。
「ごめんなさい……私が悪かったわ……だから一緒に行きましょう」
マシュの謝罪する姿に驚く皆。
俺は目を丸くして一番驚いていた。
マシュからそんな言葉が聞けるとは思わなかったからだ。
思ったよりも彼女は反省しているようだ。
ここで「行かない無理」だと突き放せば、皆から一生恨まれる気がする。
仕方ない。
俺は髪の毛を掻きながら呟く。
「そう……だな」
「一件落着で良いね!」
俺はリオラ、マシュと交互に目配せる。
マシュは顔を赤らめ、両眼を逸らす。
すかさずカバーニが「そうやな」と笑いながら言う。
俺とマシュは同時に「お前が言うな!」と叫ぶ。
二人は互いに同調したことで、顔を赤らめた。
リオラ、アイリスはにっこりと笑い。
笑いが起きた。
それから、今後の予定について話し合う。
「そういえば依頼はどうなっている?」
「もう依頼人に依頼物は【MC】で送っといたんや」
「それで報酬はどうなっている? まさか……金全て使ったとか言うなよ」
「ちゃんと報酬はお前らに入金されてるはずや……1万ゴールド入っとるやろ」
「そうか……でもこの豪勢な食事は?」
「さっきも言ったやろ! 余ったヒッポポタムスを酒場で売った金や……盗みなんかしてねーぞ!」
「それなら良いが……」
「それとな……クエストならもう決めてきたんや」
皆一同ぽかーんと口を開けた。
するとマシュが突然沸騰したかのように顔を赤くする。
「ちょっと勝手に決めないでよ!! あなた一人で行きなさいよ」
「パーティー登録したからお前ら強制参加やぞ」
「ふざけるのもいい加減にしなさいよ!!」
「なんやと!!」
マシュとカバーニが睨み合う。
リオラは困り顔で苦笑い。
「はははは」
喧嘩を止めるのはいつもアイリスだ。
「今度はこの二人ですか!!」
「いつもあなたの事でアルと喧嘩してしまうのよ!! あなたのせいよ」
「うるせぇな!! いつもムスッとした表情で周りの空気を悪くしているのはお前やろうが!」
「はぁ~?」
しかし一向に口論は治まらない。
俺は溜息をつき、話を聞く。
「でクエストはどんな内容?」
「ちっ……なんなんだあいつ」
「カバーニ!!」
「分かってるがな! イベント大型クエストや!」
俺達は肩を落とし愕然とする。
暗い雰囲気が漂う。
それは初心者パーティーが臨むクエストではない。
マシュが拳でテーブルを強く叩く。
その紫の瞳が対面にいるカバーニを睨む。
カバーニは怒ったマシュの表情を見て、「ざまあ」と言った表情で腕を組み、鼻息を鳴らす。
セミロング金髪をくしゃくしゃにし、両手に抱えたリオラは落胆したのかテーブルに突っ伏した。
「嘘でしょ……カバーニ君~もうっ!!」
同様に桃髪の髪の毛をくしゃくしゃとさせるアイリス。
「イベント大型クエストは私達に無理ですよ! だって私達ダンジョン潜って日も無いですし、しかもレベル5ですよ! 分かりますか?」
カバーニは笑いながら続ける。
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