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チキン南蛮ブログ
クリスマス
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「大地さん! 本当にありがとうございました!」
――え? なに? チキン南蛮の、こと?
ぼんやりした頭で大地は目を開ける。
「本当にありがとうございます! 無事『影』のエネルギー変換が成功しました!」
「えっ!? 本当に!?」
目の前に、体の色が純白に変化した『影』がいた。
「あれっ!? こ、これが『影』!?」
『影』と呼ばれていた生物は、雲間から差し込む日差しを浴び、目を細め気持ちよさそうな穏やかな表情をしていた。変わったのは体色だけなのに、どこかのんびりとしていて、先ほどまでの恐ろしい印象はまったくない。
「あれだけで、触っただけで、本当によかったのか!?」
あまりに短い時間で、しかも少し触れただけだった――。大地は「選ばれし者」と呼ばれるような勇者らしいことをした実感が湧いてこなかった。
いつの間にか、ソラもつい先ほどまで『影』と呼ばれていた生物も、並んで日向ぼっこをしていた。
「あなたが触れることに大きな意味があるのです。前向きな強い意志で『影』を見つめ、触れる――、それによって大いなる癒しと変革が訪れるのです。『負のエネルギー』は人の力で変えられるのです」
イオは、仲良く並ぶ二頭を優しい眼差しで見つめていた。
「大地さん。『影』にも名前をつけてあげてください」
「えっ!? また俺が!?」
「はい。『影』にも素敵な未来が訪れるよう、名付けてあげてください」
「ええと……」
――確かに『影』じゃ、かわいそうだ。
「『影』じゃなくて……、ええと……。『ヒカリ』、はどうかな?」
やっぱり俺は単純思考だなあ、と大地は少し恥ずかしくなる。
「とても素敵です! 『ヒカリ』、今からあなたの名は『ヒカリ』、ね!」
ヒカリは眠そうな顔をあげ、イオと大地を交互に見つめた。大きく裂けた口の端は、ちょっぴり微笑んでいるように見えた。
「さあ、アルデ様のお屋敷に帰りましょう!」
そう言うやいなや、イオはヒカリの体を登り、背に乗った。大地は再びソラの背に乗る。
――ヒカリ、ついさっきまでの恐ろしい印象とは全然違う。まるで、最初からいい子だったみたいだ。
茜色になった空の中、流れる雲のように白い大きな二頭の生き物が飛んでいく――。二人の若い男女を乗せて。
「大地。本当によくやりましたね」
アルデバランは大地に優しく微笑みかけた。
「俺、でも、ただ触った、それだけなんですけど……」
「ふふふ。でも、あなたは自らの意志と力で成功させた」
なんだか大地は決まりが悪かった。
――せめて、イオを守るとか、少しでもヒーローのような動きができればよかったんだけど……。
イオもアルデバランの隣で微笑んでいる。
アルデバランが大地に深々と頭を下げた。
「大地。本当にありがとうございました。お礼にあなたの望みを叶えてあげましょう」
「えっ!? そ、そんないいです! ほんと、俺なにもしてないし……」
大地の言葉を聞き、アルデバランは意味深な笑顔を浮かべた。
「あるでしょ。あなた。望みが」
「えっ?」
「このままなにもなしに元の世界に帰るのは嫌でしょ?」
「え……。いや別に……」
――なにか、褒美の品とかくれる気なのかな。でも、ほんと俺、なにもしてないようなもんだから、もらうのはなんだか……。
「大地。あなたに、その三枚の金貨をあげるわ」
「へっ? これ?」
「アルデ様!」
イオは驚いてアルデバランの顔を見つめた。イオは頬を真っ赤に染めていた。
「ふふふ。イオ。あなたも望んでいるんでしょう?」
――ん? それって、なにを意味してるんだ?
「大地。イオ。あなたたちは、これでいつでも二つの世界を自由に行き来できるのよ」
「えっ!?」
大地は思わずイオの顔を見つめた。
イオは恥ずかしそうに瑠璃色の瞳を伏せた。
――あれ? あれ? イオ……!?
「ふふふ。大魔女のこの私が見抜けないとでも思って?」
――えーっ!? まさか、まさか、イオも俺のこと……!?
大地も思わず真っ赤になっていた。
街はすっかりクリスマスムード一色になっていた。
「雪……」
イオは、大地の部屋の窓から外を眺めていた。白く輝く雪を潤んだ瞳で見つめている。
「とっても綺麗……」
思いがけずクリスマス前にできた恋人を、愛しそうに大地は見つめる。
――不思議だなあ。出会ったときは、お化けとかタイプじゃないとかとんでもないことを思ったのに、美しい花咲く道を一緒に歩いていたいと思い合える相手になるなんて――。
イオは輝く巻き毛を揺らし、振り返った。
「大地さん。いつか世界に発信してくださいね」
「えっ? なに? なんのこと?」
「どうしても、大地さんの住むこちらの世界の人々の想念は、私たちの世界に流れ込み、蓄積してしまうんです。こちらの世界の時間で数十年の間は問題ないでしょうが、また新しい『選ばれし者』に来ていただく必要があるんです」
「あっ……。それで『前の選ばれし者』って……!」
「前の『選ばれし者』のかたは、本を出版されました。そして、その本が扉となりました」
「えっ!? 俺に本を出せって!?」
――そんなの絶対無理だって! 俺、国語の成績サイアクだったんだから!
国語だけじゃない、体育以外は軒並み残念な成績だった――。大地はまた余計なことまで思い出す。
「形はなんでもいいのです。本じゃなくても。大勢の人がなんらかの形で大地さんの発信する言葉を目にすることができたら、それで大丈夫です。発信する内容も、なんでもいいです。異界を体験した大地さんという人間が、なにかを人に文字で伝える形をとったら、それが扉になります」
――大勢の人が見る? たとえばネットとか、か? それなら世界中の誰かがきっと見てくれる。
「……ブログ、でもいいのか?」
「ぶろぐ?」
「ブログだったら世界中に向けて、俺でもなにか発信できそう」
「ほんの少し、一文でもいいですよ。誰かが目にすることができたら。見る人の人数が少なくても大丈夫です。『選ばれし者』は自然と扉に出会うよう導かれるのです」
テレビからクリスマスソングが流れてきた。いかにも楽しげな雰囲気でフライドチキンを宣伝している。
――フライドチキン。チキンか。チキン、おいしそうだなあ……。
大地は早速パソコンに向かった。思いついた言葉をキーボードに打ち込む――。ブログ名として。
――『チキン南蛮ブログ』
――まさか俺がブログを開設することになろうとは……。
そうだ、今晩「おおのや」にイオを連れてってみよう、そう大地は決めた。
――チキン南蛮を食べたら、イオはどんな顔をするだろう――。
いつの間にか雪はやみ、穏やかな光が差し込んでいた。
――え? なに? チキン南蛮の、こと?
ぼんやりした頭で大地は目を開ける。
「本当にありがとうございます! 無事『影』のエネルギー変換が成功しました!」
「えっ!? 本当に!?」
目の前に、体の色が純白に変化した『影』がいた。
「あれっ!? こ、これが『影』!?」
『影』と呼ばれていた生物は、雲間から差し込む日差しを浴び、目を細め気持ちよさそうな穏やかな表情をしていた。変わったのは体色だけなのに、どこかのんびりとしていて、先ほどまでの恐ろしい印象はまったくない。
「あれだけで、触っただけで、本当によかったのか!?」
あまりに短い時間で、しかも少し触れただけだった――。大地は「選ばれし者」と呼ばれるような勇者らしいことをした実感が湧いてこなかった。
いつの間にか、ソラもつい先ほどまで『影』と呼ばれていた生物も、並んで日向ぼっこをしていた。
「あなたが触れることに大きな意味があるのです。前向きな強い意志で『影』を見つめ、触れる――、それによって大いなる癒しと変革が訪れるのです。『負のエネルギー』は人の力で変えられるのです」
イオは、仲良く並ぶ二頭を優しい眼差しで見つめていた。
「大地さん。『影』にも名前をつけてあげてください」
「えっ!? また俺が!?」
「はい。『影』にも素敵な未来が訪れるよう、名付けてあげてください」
「ええと……」
――確かに『影』じゃ、かわいそうだ。
「『影』じゃなくて……、ええと……。『ヒカリ』、はどうかな?」
やっぱり俺は単純思考だなあ、と大地は少し恥ずかしくなる。
「とても素敵です! 『ヒカリ』、今からあなたの名は『ヒカリ』、ね!」
ヒカリは眠そうな顔をあげ、イオと大地を交互に見つめた。大きく裂けた口の端は、ちょっぴり微笑んでいるように見えた。
「さあ、アルデ様のお屋敷に帰りましょう!」
そう言うやいなや、イオはヒカリの体を登り、背に乗った。大地は再びソラの背に乗る。
――ヒカリ、ついさっきまでの恐ろしい印象とは全然違う。まるで、最初からいい子だったみたいだ。
茜色になった空の中、流れる雲のように白い大きな二頭の生き物が飛んでいく――。二人の若い男女を乗せて。
「大地。本当によくやりましたね」
アルデバランは大地に優しく微笑みかけた。
「俺、でも、ただ触った、それだけなんですけど……」
「ふふふ。でも、あなたは自らの意志と力で成功させた」
なんだか大地は決まりが悪かった。
――せめて、イオを守るとか、少しでもヒーローのような動きができればよかったんだけど……。
イオもアルデバランの隣で微笑んでいる。
アルデバランが大地に深々と頭を下げた。
「大地。本当にありがとうございました。お礼にあなたの望みを叶えてあげましょう」
「えっ!? そ、そんないいです! ほんと、俺なにもしてないし……」
大地の言葉を聞き、アルデバランは意味深な笑顔を浮かべた。
「あるでしょ。あなた。望みが」
「えっ?」
「このままなにもなしに元の世界に帰るのは嫌でしょ?」
「え……。いや別に……」
――なにか、褒美の品とかくれる気なのかな。でも、ほんと俺、なにもしてないようなもんだから、もらうのはなんだか……。
「大地。あなたに、その三枚の金貨をあげるわ」
「へっ? これ?」
「アルデ様!」
イオは驚いてアルデバランの顔を見つめた。イオは頬を真っ赤に染めていた。
「ふふふ。イオ。あなたも望んでいるんでしょう?」
――ん? それって、なにを意味してるんだ?
「大地。イオ。あなたたちは、これでいつでも二つの世界を自由に行き来できるのよ」
「えっ!?」
大地は思わずイオの顔を見つめた。
イオは恥ずかしそうに瑠璃色の瞳を伏せた。
――あれ? あれ? イオ……!?
「ふふふ。大魔女のこの私が見抜けないとでも思って?」
――えーっ!? まさか、まさか、イオも俺のこと……!?
大地も思わず真っ赤になっていた。
街はすっかりクリスマスムード一色になっていた。
「雪……」
イオは、大地の部屋の窓から外を眺めていた。白く輝く雪を潤んだ瞳で見つめている。
「とっても綺麗……」
思いがけずクリスマス前にできた恋人を、愛しそうに大地は見つめる。
――不思議だなあ。出会ったときは、お化けとかタイプじゃないとかとんでもないことを思ったのに、美しい花咲く道を一緒に歩いていたいと思い合える相手になるなんて――。
イオは輝く巻き毛を揺らし、振り返った。
「大地さん。いつか世界に発信してくださいね」
「えっ? なに? なんのこと?」
「どうしても、大地さんの住むこちらの世界の人々の想念は、私たちの世界に流れ込み、蓄積してしまうんです。こちらの世界の時間で数十年の間は問題ないでしょうが、また新しい『選ばれし者』に来ていただく必要があるんです」
「あっ……。それで『前の選ばれし者』って……!」
「前の『選ばれし者』のかたは、本を出版されました。そして、その本が扉となりました」
「えっ!? 俺に本を出せって!?」
――そんなの絶対無理だって! 俺、国語の成績サイアクだったんだから!
国語だけじゃない、体育以外は軒並み残念な成績だった――。大地はまた余計なことまで思い出す。
「形はなんでもいいのです。本じゃなくても。大勢の人がなんらかの形で大地さんの発信する言葉を目にすることができたら、それで大丈夫です。発信する内容も、なんでもいいです。異界を体験した大地さんという人間が、なにかを人に文字で伝える形をとったら、それが扉になります」
――大勢の人が見る? たとえばネットとか、か? それなら世界中の誰かがきっと見てくれる。
「……ブログ、でもいいのか?」
「ぶろぐ?」
「ブログだったら世界中に向けて、俺でもなにか発信できそう」
「ほんの少し、一文でもいいですよ。誰かが目にすることができたら。見る人の人数が少なくても大丈夫です。『選ばれし者』は自然と扉に出会うよう導かれるのです」
テレビからクリスマスソングが流れてきた。いかにも楽しげな雰囲気でフライドチキンを宣伝している。
――フライドチキン。チキンか。チキン、おいしそうだなあ……。
大地は早速パソコンに向かった。思いついた言葉をキーボードに打ち込む――。ブログ名として。
――『チキン南蛮ブログ』
――まさか俺がブログを開設することになろうとは……。
そうだ、今晩「おおのや」にイオを連れてってみよう、そう大地は決めた。
――チキン南蛮を食べたら、イオはどんな顔をするだろう――。
いつの間にか雪はやみ、穏やかな光が差し込んでいた。
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