UNION the WORLD

まっつん

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2章

裏切りの27番地

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「さて、着いたぞ」

「これって...」

「...お寺?」

俺とサラ以外は驚いていないようだ。

「ここは、昔に閉鎖された寺だ。色々あって管理者がいなくなって幽霊が野放しになっているようだ。」

「色々?」

間髪入れずにサラが質問する。

「どうやら、管理人が借金して夜逃げしたとか。」

「不倫とかもあったりしたらしいわよ。」

「...」

「イヴァンさん?」

「...んん?ど、どうした?」

「元気なくないですか?」

「いいいいやぁ?そんなことないとおもうけどねぇぇ?」

「もしかして幽霊が怖いとかですかー?」

「サラ!ツカサ!全くもってそんなことは無いぞ!そっちこそ怖くなったら俺の後ろに隠れていいんだぞ!」

「だぁぁ!」

「うわぁぁぁあ!?」

「やっぽり怖いんじゃん。」

「ニーナ!!俺は怖がってないぞ!!」

「ふふ。さぁみんな気持ちを切り替えてダンジョン行こうか!」

エレーナを中心にみんな団結して、いつの間にか俺たちはダンジョンの終盤に来ていた。

そんな時、他の幽霊とは何か違う幽霊2人組がいた。

「「うぅぅ、うぅぅ!!」」

まるで殺意を感じられない。むしろ、とても暖かい。まるで親のような。

「!?」

「皆!!たまには個人で戦う練習も必要でしょ?ここは私がやっとくわ。」

「ニーナ、危なくなったらすぐに引いてきなさいね。」

「えぇ、エレーナ。」

そして1人減ったとしても、俺たちはボスを楽勝に倒して終わるのだった。

ただ、俺が全力を出すことが1度もなかったこと。

エレーナやイヴァンが俺や戦闘を得意としないサラの攻撃力の足元にも及ばない火力しか出なかったこと。

エレーナやイヴァンの攻撃力は勇者パーティの誰よりも高いという事実。

かなり初期のことだが、俺が《ステータス・バー》の世界に入り込んでしまった際、敵モブはかなりの火力を出していた。

最後に、今言えるのはこの世界は《ステータス・バー》の世界ではなく《UNION the WORLD》の世界。もしくはそれに似た世界ということだ。






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