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第1章 新世界へ
鬼も転生されます
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豪鬼は瀬能を前にひざまずく
「このような気を発する・・・まさに懐かしく・・・大国主様・・・人間の姿になってこちらの世界にやってこようとは・・・この豪鬼いや、かの世界ではわが名は河津童子・・・力で人間に負けるとは・・・大国主様の化身の配下であれば納得がいきまする」
「豪鬼といったな・・・俺は何者なのか・・・俺にも分からん・・・だがこの体に何かが秘められているのは感じている・・・俺をこの地に導いた神も、分からぬようであった・・・分からぬことは多々ある・・まずこの地だ
この地はどこだ?地球ではなさそうだが・・・そして・・豪鬼とやらお前も地球から来たというのか?」
瀬能は豪鬼に問う
「わが鬼一族がこの地に来たのは2000年ほど前、30人ほどの鬼一族が転生されました、酒呑童子配下のわが一族だけが・・・」
「酒呑童子?源頼光に退治されたっていうあれかい?しかし時系列もおかしい2000年前ってのはなせいぜい1000年少し前だ」
冴島は問い返す
「頼光・・・いかにも、歴史は変わっていますね・・いや分かっていたのです 転生した人間に合うのは初めてではありませぬ・・・この豪鬼の他八童子のうち3人が我とともにこの地に来ました、我は頼光らを返り討ちにしています、そして安倍晴明と渡辺綱たちによって葬られています・・・死した我の元に現れた神により我らはこの地に来ました、時間に関しては我にも分からぬ、元の世界は転生の巻き戻しにより繰り返されるようだが・・ここではそれは起こらぬ・・いや時間という概念が難しい、それでも時間軸は元の世界に近い、夜もあるし昼もある天照は一つで月もある・・それでも我らより先に転生していながら我らよりずっと後転生した人物もいる・・2000年この地で過ごしたがわからぬことは多い強いて言うなら・・・混沌というべきか。」
「八童子?・・俺の読んだのは茨木童子・熊童子・虎熊、金熊、星熊だったか?」
冴島は面白くなり更に問う
「そ奴らは、茨木の青鬼達です、我ら赤鬼は割れの河津、君津、大津の土地童子です・・・」
「面白い・・・で河津が君だとすると君津・大津の赤鬼はこの地のいるのかい?」
冴島は乗り出して問う
「残念ながら生き残った鬼は我一人・・あとは子孫たちです」
「ちょっと待て・・転生された鬼は女の鬼もいたのか?」
冴島が突っ込む
「いや土地鬼の我らは基本的に男じゃ」
「じゃあどうやって」
「土地鬼は人間の娘をはらませる、そうすることでその土地を守っきた土地神だ・・・この地には人間も多いからな・・この地の領主に娘を出すことで我らは軍事力を提供している」
「この地の人間について聞きたいが」
「は!」
瀬能の問いに再びかしこまる豪鬼
「人間にも転生者が多くいます、また彼らの子孫が繁栄し国を作っている所も多い、この地も始まりは人間の転生者であったと聞く・・・その転生者は既に魔戦争と呼ばれる戦いで命を落としているらしい・・モリアーティ・・前世界ではイングランドという国の公爵という地位だったらしいが領民ごとこの地に転生したと聞く・・詳しいこと分からぬ・・我よりずっと後の人間のはずなのに我より1000年位前にこの地に来たという事だ。」
「領民ごと転生だと?」
田辺が問う
「いかにもモリアーティ公国には2000年以上生きている転生者が多数おる・・因みに我の子を宿す女子も転生者じゃ・・・人間の癖に鬼の我を縛りおる・・・」
「ぷ!女の尻に敷かれる鬼か・・・」
若林が笑う
「何がおかしい・・・子孫繁栄こそ栄華の極み・・土地神である我らは女性を大切に扱うのじゃ」
「そのモリアーティに案内してくれるか?豪鬼」
「もちろん・・モリアーティ王は転生者は歓迎して下さる・・まして大国主様の魔力をもっている貴殿・・反対などなさらないだろう・・・ただ・・・モリアーティは転生者が多い・なにせ領民ごと転生しているからな・・・男は幾多の他国との戦争で死んでしまった者も多いが、女は一番脂の乗り切った美しい状態まで若返っている・・・人間の男よ気を付けるがいい」
豪鬼は若林他を見渡す
若林は少しきょとんとしているが
車に乗っていた小森が降りてくる
「美女がわんさかいるって?それは興味深いな・・・」
嫌らしい顔つきをしながら話に加わってきた
小森六三郎
彼の希望能力は乗り物の召喚
彼が希望すればどんな乗り物も召喚できる
運転手であった彼らしい能力だ
もっぱらフォードのジープを愛用しているが
軍隊で動く場合は第三次大戦で使用された8型装甲車を召喚している
その気になれば飛行機だって召喚できるし・・小型駆逐艦あたりなら彼の指示で動かすことも可能だろう
乗り物には精通している
そして1001部隊きっての女好きだ・・・その性技は当時の日本で彼の右に出るものはいなかったかもしれない
いや世界でも・・・
しかし彼は精巣に病気をもち子供を望めなかった・・・ゆえに第2次大戦後もプレイボーイとして楽しんでいたようである
しかしこの世界に転送されたことにより持病は直された・・子供を作ることも可能だろう
彼のランダム能力はまだ彼しか分かっていないが・・前世界の得意分野から繋がる部分がある為そのあたりの能力尚かもしれない
「ふん!気をつけな、女ざかりを2000年以上生きている女たちだ・・・しかも普通の領民からは魔女と呼ばれている
確かに人間の女は長く生きると魔力が高くなるようだ・・・・我が妻も・・・」
「フォ~!楽しくなってきた・・・!隊長!早く行きましょうモリアーティに」
小森はジープをしまい、8式装甲車を召喚する
「な!・・・なんという奇怪な術・・・・機械を召還する術か・・・うぬぬ・・・」
豪鬼は小森の召還術をみて驚愕する
もちろんそれは豪鬼だけではない 豪鬼と人間の会話をただあんぐりと聞いていた他の亜人達も同じである。
*8式装甲車
前世界で日本軍が陸軍で採用した装甲車両
第2次大戦で和平になった米国フォード車のエンジンを改良して前後に2個積んでいる
8個のタイヤにそれぞれ駆動性を持つ
8輪駆動である
第3次大戦はモンゴル平原や中東で繰り広げられたため 砂防も完璧に計算されている
定員は運転手含めて15名の大型車両である
天部に銃座もあり20mm機関砲が鎮座しているため 対航空兵器に対しても有効である
第3次大戦では対戦車としては20mm機関砲では歯が立たなかったのでもっぱら対空および人員輸送用で使われていた
「このような気を発する・・・まさに懐かしく・・・大国主様・・・人間の姿になってこちらの世界にやってこようとは・・・この豪鬼いや、かの世界ではわが名は河津童子・・・力で人間に負けるとは・・・大国主様の化身の配下であれば納得がいきまする」
「豪鬼といったな・・・俺は何者なのか・・・俺にも分からん・・・だがこの体に何かが秘められているのは感じている・・・俺をこの地に導いた神も、分からぬようであった・・・分からぬことは多々ある・・まずこの地だ
この地はどこだ?地球ではなさそうだが・・・そして・・豪鬼とやらお前も地球から来たというのか?」
瀬能は豪鬼に問う
「わが鬼一族がこの地に来たのは2000年ほど前、30人ほどの鬼一族が転生されました、酒呑童子配下のわが一族だけが・・・」
「酒呑童子?源頼光に退治されたっていうあれかい?しかし時系列もおかしい2000年前ってのはなせいぜい1000年少し前だ」
冴島は問い返す
「頼光・・・いかにも、歴史は変わっていますね・・いや分かっていたのです 転生した人間に合うのは初めてではありませぬ・・・この豪鬼の他八童子のうち3人が我とともにこの地に来ました、我は頼光らを返り討ちにしています、そして安倍晴明と渡辺綱たちによって葬られています・・・死した我の元に現れた神により我らはこの地に来ました、時間に関しては我にも分からぬ、元の世界は転生の巻き戻しにより繰り返されるようだが・・ここではそれは起こらぬ・・いや時間という概念が難しい、それでも時間軸は元の世界に近い、夜もあるし昼もある天照は一つで月もある・・それでも我らより先に転生していながら我らよりずっと後転生した人物もいる・・2000年この地で過ごしたがわからぬことは多い強いて言うなら・・・混沌というべきか。」
「八童子?・・俺の読んだのは茨木童子・熊童子・虎熊、金熊、星熊だったか?」
冴島は面白くなり更に問う
「そ奴らは、茨木の青鬼達です、我ら赤鬼は割れの河津、君津、大津の土地童子です・・・」
「面白い・・・で河津が君だとすると君津・大津の赤鬼はこの地のいるのかい?」
冴島は乗り出して問う
「残念ながら生き残った鬼は我一人・・あとは子孫たちです」
「ちょっと待て・・転生された鬼は女の鬼もいたのか?」
冴島が突っ込む
「いや土地鬼の我らは基本的に男じゃ」
「じゃあどうやって」
「土地鬼は人間の娘をはらませる、そうすることでその土地を守っきた土地神だ・・・この地には人間も多いからな・・この地の領主に娘を出すことで我らは軍事力を提供している」
「この地の人間について聞きたいが」
「は!」
瀬能の問いに再びかしこまる豪鬼
「人間にも転生者が多くいます、また彼らの子孫が繁栄し国を作っている所も多い、この地も始まりは人間の転生者であったと聞く・・・その転生者は既に魔戦争と呼ばれる戦いで命を落としているらしい・・モリアーティ・・前世界ではイングランドという国の公爵という地位だったらしいが領民ごとこの地に転生したと聞く・・詳しいこと分からぬ・・我よりずっと後の人間のはずなのに我より1000年位前にこの地に来たという事だ。」
「領民ごと転生だと?」
田辺が問う
「いかにもモリアーティ公国には2000年以上生きている転生者が多数おる・・因みに我の子を宿す女子も転生者じゃ・・・人間の癖に鬼の我を縛りおる・・・」
「ぷ!女の尻に敷かれる鬼か・・・」
若林が笑う
「何がおかしい・・・子孫繁栄こそ栄華の極み・・土地神である我らは女性を大切に扱うのじゃ」
「そのモリアーティに案内してくれるか?豪鬼」
「もちろん・・モリアーティ王は転生者は歓迎して下さる・・まして大国主様の魔力をもっている貴殿・・反対などなさらないだろう・・・ただ・・・モリアーティは転生者が多い・なにせ領民ごと転生しているからな・・・男は幾多の他国との戦争で死んでしまった者も多いが、女は一番脂の乗り切った美しい状態まで若返っている・・・人間の男よ気を付けるがいい」
豪鬼は若林他を見渡す
若林は少しきょとんとしているが
車に乗っていた小森が降りてくる
「美女がわんさかいるって?それは興味深いな・・・」
嫌らしい顔つきをしながら話に加わってきた
小森六三郎
彼の希望能力は乗り物の召喚
彼が希望すればどんな乗り物も召喚できる
運転手であった彼らしい能力だ
もっぱらフォードのジープを愛用しているが
軍隊で動く場合は第三次大戦で使用された8型装甲車を召喚している
その気になれば飛行機だって召喚できるし・・小型駆逐艦あたりなら彼の指示で動かすことも可能だろう
乗り物には精通している
そして1001部隊きっての女好きだ・・・その性技は当時の日本で彼の右に出るものはいなかったかもしれない
いや世界でも・・・
しかし彼は精巣に病気をもち子供を望めなかった・・・ゆえに第2次大戦後もプレイボーイとして楽しんでいたようである
しかしこの世界に転送されたことにより持病は直された・・子供を作ることも可能だろう
彼のランダム能力はまだ彼しか分かっていないが・・前世界の得意分野から繋がる部分がある為そのあたりの能力尚かもしれない
「ふん!気をつけな、女ざかりを2000年以上生きている女たちだ・・・しかも普通の領民からは魔女と呼ばれている
確かに人間の女は長く生きると魔力が高くなるようだ・・・・我が妻も・・・」
「フォ~!楽しくなってきた・・・!隊長!早く行きましょうモリアーティに」
小森はジープをしまい、8式装甲車を召喚する
「な!・・・なんという奇怪な術・・・・機械を召還する術か・・・うぬぬ・・・」
豪鬼は小森の召還術をみて驚愕する
もちろんそれは豪鬼だけではない 豪鬼と人間の会話をただあんぐりと聞いていた他の亜人達も同じである。
*8式装甲車
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8個のタイヤにそれぞれ駆動性を持つ
8輪駆動である
第3次大戦はモンゴル平原や中東で繰り広げられたため 砂防も完璧に計算されている
定員は運転手含めて15名の大型車両である
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