159 / 174
第五章 ドルトムットの闇
5-24 出立
しおりを挟む
フレンダ達の準備ができたようなので、直ちに出発する事にした。
天気は快晴。フレンダの新しい出発にふさわしい朝だ。
マイセンは今日、レヴィン達がフレンダを連れて出発する事は知っている。
完全な証拠はないが、状況証拠はあるし、ウォルターも自分の耳で聞いている。
と言う訳で、レヴィンはマイセンと神殿が黒幕だと考えている。
父と弟を亡き者にする事に成功したマイセンが次にとる行動は、フレンダを神殿に差し出して全ての罪をなすり付け抹殺する事だろう。
今、家を留守にしているのも、レヴィン一行を捕える準備をしているのだと思われる。
レヴィン達を見送りに、使用人達が邸宅の前に整列している。
その中には、フレンダが連れて行きたいと言っていた、ドルトムット夫人の姿もあった。
「夫人!? 一緒に行かないのですか?」
「私にはデイヴ様を弔って、墓を護る義務があります。レヴィン様……フレンダとルビーの事……頼みましたよ……」
その言葉にレヴィンは二の句が継げない。
しばしの間、レヴィンと夫人は視線を交わしあう。
その瞳に強い意志を感じたレヴィンは、軽く目を閉じた後、再び真っ直ぐに夫人を見据え言った。
「お任せください。このレヴィン、約束は決して違えませぬ」
隣りではフレンダがバーバラとの別れを惜しんでいる。
彼女はフレンダの数少ない理解者の一人だ。別れるのは辛いだろうとレヴィンは両者の心中を察する。
「バーバラさん、良ければあなたも王都へ、そしてナミディアへ行きませんか?」
「え? 私がですか?」
「フレンダ嬢もあなたに来てもらえば頼もしいでしょう」
バーバラがフレンダの方をチラリと一瞥すると、フレンダもレヴィンの提案に顔を輝かせている。しかし、急過ぎる提案である。身軽な冒険者ではなく、彼女はこのドルトムットに居を構えているのだ。
「そうですね……折りを見て訪問させて頂きます」
レヴィンの思った通り、色よい返事は返ってこなかった。
フレンダは残念そうな顔をしてつぶやいた。
「残念ですわ……」
「フレンダ嬢、仕方ないですよ。道中に襲撃を受けるかも知れないんだし危険には巻き込めない」
レヴィンは少し狡い言い方をする。
「襲撃?」
「はい。マイセンと神殿から追手がかかると思います。間違いなく襲撃されるでしょう」
「しかし、兄が妹を襲うなど……」
「フレンダ嬢に絡む全ての事件の元凶はマイセンと神殿です。マイセンのフレンダ嬢に対する態度はご存知でしょう?」
「……確かに……では私も途中までフレンダを護衛しましょう」
「本当ですか!?」
フレンダが喜びの声を上げる。
「では、時間が惜しいですし、出発しましょう」
ドルトムット夫人とルビーがまだ名残惜しそうにしているが、レヴィンは出発の下知を出す。
全員が馬車に乗り込むと、列になって城門の方向へと走り始めた。
馬車は、レヴィンで一台。フレンダとルビー、オレリア、バーバラで一台。荷馬車一台に、屋敷に襲撃に来た闇ギルドの捕虜三人を手足を縛って乗せ、監視役のウォルターが乗る。
もうこの街ともお別れかと、名残惜しそうにレヴィンは水の都を窓から眺める。
しばし感傷にひたっていたレヴィンであったが、良く考えてみると、ろくな思い出がねーなと心の中でつぶやいた。
まともに視察できたのは初日くらいであろうか。
レヴィンは少し遠い目をしながらボーッとしていると、城門へさしかかる。
レヴィンは、城門の手前にエイベルとアニータの姿を見つけて馬車を停める。
「エイベルさん、アニータさん、おはようございます。今日はありがとうございます」
「いや、王都までよろしく頼むよ」
そう挨拶をかわすと、レヴィンの馬車に乗り込む二人。
そして、そのまま城壁外へと出ようと馬車を発進させる。
街から出る場合は特に止められないはずだと思い、レヴィンは馬車の中でくつろごうとしていると、急に馬車が停車する。
見逃される訳ねーよな、やっぱりと思いつつ馬車から降りるレヴィン。
降りると、御者と衛兵が何やら言い争いをしているのが見える。
「どうした?」
「それが、ナミディア卿の馬車を通すのはまかりならぬと言われまして……」
レヴィンはそれを聞いて、衛兵の方に向き直るとうんざりした口調で言った。
「早く通してもらえませんか? 急いでいるんですが」
「ならん。ドルトムット家から通達が出ている」
「その通達は無効ですよ? ドルトムット卿は昨晩亡くなられましたから」
「は!? 今なんと言った!?」
「だからドルトムット卿は亡くなったんです」
「嘘を申すな! 通達が出たのは今朝なんだぞ!」
馬車が停まって、ウォルターも駆けつけてくる。
「それが貴族に対する態度かッ!」
やり取りを聞いていたのだろう。彼はレヴィンの傍に来たかと思うと衛兵に一喝する。それを聞いてようやく気づいたのか、その衛兵がレヴィンに謝罪する。
「も、申し訳ございません! 言葉が過ぎました!」
「ならば、早くここを通して頂きたい」
「しばらく待って頂けませんか? 確認致します故……」
「今から確認していては時間がかかり過ぎます。ちょっと通りますよ」
レヴィンはそう言うと、フレンダの馬車の御者に行って先に進ませる。
更にレヴィンの風神仕様の馬車の御者にも先に行くように指示を出す。
「お待ちくださいッ!」
「どうしたッ! 騒々しいぞッ!」
レヴィンが、馬車二台を先に行かせて自身も荷馬車に乗ろうとしていたその時、衛兵隊長が詰所から出てきた。
「それが、例の通達ですが、ドルトムット卿から出されたものではないと言われまして……」
「何を馬鹿な事を言っておる。ドルトムット卿からでなければ誰から出されると言うのだ……ってちょっと待てい!」
しゃしゃり出てきた衛兵隊長をスルーして荷馬車を進めようとしていたレヴィンにちょっと待ったコールがかかる。
何? お見合い企画の参加者なの?とレヴィンは心の中で突っ込みを入れる。
「なんですか? 急いでいるんですが?」
「まだ、通過の許可は出しておらん。しかし、通達がドルトムット卿から出されたものでないと何故言いきれる?」
するとレヴィンは嫌そうに衛兵隊長の方を見ると、これまた嫌そうな口調で言った。
「ドルトムット卿の死に立ち会ったからに決まってるじゃないですか」
「!?」
絶句する衛兵隊長。
「私達は先を急ぎますので、ドルトムット家に使いをやって私の言った事が嘘だったなら、追撃なり何なりしてください」
そう言い放って、レヴィンとウォルターは荷馬車に乗り込む。
そして、御者に前の馬車に追い付くよう指示を出した。
その場に取り残された衛兵隊長と衛兵は、しばらくポカンとしていたが我に返ると隊長が指示を出す。
「ええい! すぐにドルトムット家に確認だッ! 急げッ! 他の者は出撃準備にかかれッ!」
その言葉に、衛兵は、面倒臭い事になりませんようにと心の中で思いながら馬を走らせた。
天気は快晴。フレンダの新しい出発にふさわしい朝だ。
マイセンは今日、レヴィン達がフレンダを連れて出発する事は知っている。
完全な証拠はないが、状況証拠はあるし、ウォルターも自分の耳で聞いている。
と言う訳で、レヴィンはマイセンと神殿が黒幕だと考えている。
父と弟を亡き者にする事に成功したマイセンが次にとる行動は、フレンダを神殿に差し出して全ての罪をなすり付け抹殺する事だろう。
今、家を留守にしているのも、レヴィン一行を捕える準備をしているのだと思われる。
レヴィン達を見送りに、使用人達が邸宅の前に整列している。
その中には、フレンダが連れて行きたいと言っていた、ドルトムット夫人の姿もあった。
「夫人!? 一緒に行かないのですか?」
「私にはデイヴ様を弔って、墓を護る義務があります。レヴィン様……フレンダとルビーの事……頼みましたよ……」
その言葉にレヴィンは二の句が継げない。
しばしの間、レヴィンと夫人は視線を交わしあう。
その瞳に強い意志を感じたレヴィンは、軽く目を閉じた後、再び真っ直ぐに夫人を見据え言った。
「お任せください。このレヴィン、約束は決して違えませぬ」
隣りではフレンダがバーバラとの別れを惜しんでいる。
彼女はフレンダの数少ない理解者の一人だ。別れるのは辛いだろうとレヴィンは両者の心中を察する。
「バーバラさん、良ければあなたも王都へ、そしてナミディアへ行きませんか?」
「え? 私がですか?」
「フレンダ嬢もあなたに来てもらえば頼もしいでしょう」
バーバラがフレンダの方をチラリと一瞥すると、フレンダもレヴィンの提案に顔を輝かせている。しかし、急過ぎる提案である。身軽な冒険者ではなく、彼女はこのドルトムットに居を構えているのだ。
「そうですね……折りを見て訪問させて頂きます」
レヴィンの思った通り、色よい返事は返ってこなかった。
フレンダは残念そうな顔をしてつぶやいた。
「残念ですわ……」
「フレンダ嬢、仕方ないですよ。道中に襲撃を受けるかも知れないんだし危険には巻き込めない」
レヴィンは少し狡い言い方をする。
「襲撃?」
「はい。マイセンと神殿から追手がかかると思います。間違いなく襲撃されるでしょう」
「しかし、兄が妹を襲うなど……」
「フレンダ嬢に絡む全ての事件の元凶はマイセンと神殿です。マイセンのフレンダ嬢に対する態度はご存知でしょう?」
「……確かに……では私も途中までフレンダを護衛しましょう」
「本当ですか!?」
フレンダが喜びの声を上げる。
「では、時間が惜しいですし、出発しましょう」
ドルトムット夫人とルビーがまだ名残惜しそうにしているが、レヴィンは出発の下知を出す。
全員が馬車に乗り込むと、列になって城門の方向へと走り始めた。
馬車は、レヴィンで一台。フレンダとルビー、オレリア、バーバラで一台。荷馬車一台に、屋敷に襲撃に来た闇ギルドの捕虜三人を手足を縛って乗せ、監視役のウォルターが乗る。
もうこの街ともお別れかと、名残惜しそうにレヴィンは水の都を窓から眺める。
しばし感傷にひたっていたレヴィンであったが、良く考えてみると、ろくな思い出がねーなと心の中でつぶやいた。
まともに視察できたのは初日くらいであろうか。
レヴィンは少し遠い目をしながらボーッとしていると、城門へさしかかる。
レヴィンは、城門の手前にエイベルとアニータの姿を見つけて馬車を停める。
「エイベルさん、アニータさん、おはようございます。今日はありがとうございます」
「いや、王都までよろしく頼むよ」
そう挨拶をかわすと、レヴィンの馬車に乗り込む二人。
そして、そのまま城壁外へと出ようと馬車を発進させる。
街から出る場合は特に止められないはずだと思い、レヴィンは馬車の中でくつろごうとしていると、急に馬車が停車する。
見逃される訳ねーよな、やっぱりと思いつつ馬車から降りるレヴィン。
降りると、御者と衛兵が何やら言い争いをしているのが見える。
「どうした?」
「それが、ナミディア卿の馬車を通すのはまかりならぬと言われまして……」
レヴィンはそれを聞いて、衛兵の方に向き直るとうんざりした口調で言った。
「早く通してもらえませんか? 急いでいるんですが」
「ならん。ドルトムット家から通達が出ている」
「その通達は無効ですよ? ドルトムット卿は昨晩亡くなられましたから」
「は!? 今なんと言った!?」
「だからドルトムット卿は亡くなったんです」
「嘘を申すな! 通達が出たのは今朝なんだぞ!」
馬車が停まって、ウォルターも駆けつけてくる。
「それが貴族に対する態度かッ!」
やり取りを聞いていたのだろう。彼はレヴィンの傍に来たかと思うと衛兵に一喝する。それを聞いてようやく気づいたのか、その衛兵がレヴィンに謝罪する。
「も、申し訳ございません! 言葉が過ぎました!」
「ならば、早くここを通して頂きたい」
「しばらく待って頂けませんか? 確認致します故……」
「今から確認していては時間がかかり過ぎます。ちょっと通りますよ」
レヴィンはそう言うと、フレンダの馬車の御者に行って先に進ませる。
更にレヴィンの風神仕様の馬車の御者にも先に行くように指示を出す。
「お待ちくださいッ!」
「どうしたッ! 騒々しいぞッ!」
レヴィンが、馬車二台を先に行かせて自身も荷馬車に乗ろうとしていたその時、衛兵隊長が詰所から出てきた。
「それが、例の通達ですが、ドルトムット卿から出されたものではないと言われまして……」
「何を馬鹿な事を言っておる。ドルトムット卿からでなければ誰から出されると言うのだ……ってちょっと待てい!」
しゃしゃり出てきた衛兵隊長をスルーして荷馬車を進めようとしていたレヴィンにちょっと待ったコールがかかる。
何? お見合い企画の参加者なの?とレヴィンは心の中で突っ込みを入れる。
「なんですか? 急いでいるんですが?」
「まだ、通過の許可は出しておらん。しかし、通達がドルトムット卿から出されたものでないと何故言いきれる?」
するとレヴィンは嫌そうに衛兵隊長の方を見ると、これまた嫌そうな口調で言った。
「ドルトムット卿の死に立ち会ったからに決まってるじゃないですか」
「!?」
絶句する衛兵隊長。
「私達は先を急ぎますので、ドルトムット家に使いをやって私の言った事が嘘だったなら、追撃なり何なりしてください」
そう言い放って、レヴィンとウォルターは荷馬車に乗り込む。
そして、御者に前の馬車に追い付くよう指示を出した。
その場に取り残された衛兵隊長と衛兵は、しばらくポカンとしていたが我に返ると隊長が指示を出す。
「ええい! すぐにドルトムット家に確認だッ! 急げッ! 他の者は出撃準備にかかれッ!」
その言葉に、衛兵は、面倒臭い事になりませんようにと心の中で思いながら馬を走らせた。
11
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら
リヒト
ファンタジー
現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。
そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。
その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。
お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。
ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。
お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる