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3話 はじめて
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はぁあ。とため息をつきながら、樹はベッドに腰をかけた。
『とりあえず俺の横座れ。』
「いやよ」
私の抵抗を見て、ため息をつき冷たい視線を向けてくる。恐ろしくて思わず、ゆっくりゆっくりと移動してしまう。
こんなのおかしい。そう思っても、300万円を借りてしまっている。そのためにこいつの言うことは聞かないといけない。
樹の横に寝っ転がると、ゆっくりと上に跨ってきた。近くで見ても、やっぱり綺麗な顔立ち。
「……っん」
しばらく見つめあった後、樹がゆっくりと身体の線を撫でていく。その触り方は大事な部分には触れてないのにやらしく身体全体を滑る。
「抱くなら早く抱いてよ。」
『鳴くな、撫でてやってんだから』
「変態」
私が小さく呟いた言葉は無視され、またしばらく私の身体をなぞる。
樹が撫で出してどれぐらい経ったのか…私がいい加減飽きてきて、触られることにも慣れてしまった頃、両手で頬から耳にかけてを包まれた。
「な、なに」
そして、ちゅっと唇が重なってそのまま数回はむはむとされる。
耳を塞がれてて、くちゅ、くちゅと
音がダイレクトに伝わってくる。
息が苦しくなり口を開いた。すると舌が入ってきた。
『いったぁ………何噛みついてんの?』
「…っ!そっちこそ、勝手にキスしないで」
そう言うと呆れた顔して、首をぐるりと回した。
『これは躾が大変だな…。』
ふふっと楽しそうに笑ったかと思えば、彼の手のひらは私のシャツを捲っていた。
「いや、やめて、なにするのっ!」
『ペットの躾をするのがご主人様の役目だろ?』
左の乳房を指で数度擦ったあと、乳首をひと舐めする。
「いっ…やぁっ……あぁ」
『どうだ?気持ちいいだろ?』
「やっぁ、だぁ!」
『嫌?これが?』
弾かれ、舐められたその場所はピンっと恥ずかしくも主張をしている。
「さ、触らないで」
『さっきまで大人しく撫でられてたくせに?するなら早くしてって吠えてなかったっけ?震えた声で』
「うるさい…」
『ホント、生意気』
左右交互に甘噛みされながら、指先でも転がされて気持ち良くなってきてしまう。
「んぅ…んっ…………」
『なに?善がってんじゃん』
「やだぁ、もぅやめて」
『ん?ほんとにやめていいの?』
「そ、それは…」
『なに?』
「するなら早くしてってば!」
『あーぁ、ホント大変だわ』
スカートを捲られ、秘部に触れた指先。嫌なのに、大事な部分を責められ続けた身体から確実に溢れ出してる愛液。
『ココ。濡れてんのはどうした?触ってほしそ』
「聞かないでよ」
『だめ、声に出して言え。』
「……っ!」
『タマ、犬がお腹出して撫でてくださいってするみたいに、触ってほしいっておねだりするんだ』
「だから犬じゃないってば」
『犬の方がおねだり上手いもんな』
「……触るなら早く触って」
『おねだりはもっと可愛くするもんだよ?』
これは借金のため。自分から願ってるわけじゃない。
とか謎の言い訳を考えて…
「触って…」
『 ん?』
『 触って…ください』
すると、バラバラと指を動かされて、溢れる愛液は舌で舐め取られる。
「あっ、ん、、」
『イっていいよ、タマ』
「も、無理...ぁ、まって...んぁ、っ!」
『んっ、早くイケよっ!ほら!』
「んぁ、あっ...あぁぁ、!」
樹の指でイってしまった。
これで300万円がチャラになるならいいと考えた。
でも樹は
『今日のはノーカウントだ。』
「え…?」
『今はまだ懐いてないからな、』
「ここまでしといて…?!」
こっちはもう覚悟したっていうのに。
『これ、俺の連絡先。登録しとけ。』
そう言って彼はホテルの部屋を出て行った。
もう彼には樹には会いたくない。
早くお金を貯めて、さっさと返して早く関わりを絶とう。
『とりあえず俺の横座れ。』
「いやよ」
私の抵抗を見て、ため息をつき冷たい視線を向けてくる。恐ろしくて思わず、ゆっくりゆっくりと移動してしまう。
こんなのおかしい。そう思っても、300万円を借りてしまっている。そのためにこいつの言うことは聞かないといけない。
樹の横に寝っ転がると、ゆっくりと上に跨ってきた。近くで見ても、やっぱり綺麗な顔立ち。
「……っん」
しばらく見つめあった後、樹がゆっくりと身体の線を撫でていく。その触り方は大事な部分には触れてないのにやらしく身体全体を滑る。
「抱くなら早く抱いてよ。」
『鳴くな、撫でてやってんだから』
「変態」
私が小さく呟いた言葉は無視され、またしばらく私の身体をなぞる。
樹が撫で出してどれぐらい経ったのか…私がいい加減飽きてきて、触られることにも慣れてしまった頃、両手で頬から耳にかけてを包まれた。
「な、なに」
そして、ちゅっと唇が重なってそのまま数回はむはむとされる。
耳を塞がれてて、くちゅ、くちゅと
音がダイレクトに伝わってくる。
息が苦しくなり口を開いた。すると舌が入ってきた。
『いったぁ………何噛みついてんの?』
「…っ!そっちこそ、勝手にキスしないで」
そう言うと呆れた顔して、首をぐるりと回した。
『これは躾が大変だな…。』
ふふっと楽しそうに笑ったかと思えば、彼の手のひらは私のシャツを捲っていた。
「いや、やめて、なにするのっ!」
『ペットの躾をするのがご主人様の役目だろ?』
左の乳房を指で数度擦ったあと、乳首をひと舐めする。
「いっ…やぁっ……あぁ」
『どうだ?気持ちいいだろ?』
「やっぁ、だぁ!」
『嫌?これが?』
弾かれ、舐められたその場所はピンっと恥ずかしくも主張をしている。
「さ、触らないで」
『さっきまで大人しく撫でられてたくせに?するなら早くしてって吠えてなかったっけ?震えた声で』
「うるさい…」
『ホント、生意気』
左右交互に甘噛みされながら、指先でも転がされて気持ち良くなってきてしまう。
「んぅ…んっ…………」
『なに?善がってんじゃん』
「やだぁ、もぅやめて」
『ん?ほんとにやめていいの?』
「そ、それは…」
『なに?』
「するなら早くしてってば!」
『あーぁ、ホント大変だわ』
スカートを捲られ、秘部に触れた指先。嫌なのに、大事な部分を責められ続けた身体から確実に溢れ出してる愛液。
『ココ。濡れてんのはどうした?触ってほしそ』
「聞かないでよ」
『だめ、声に出して言え。』
「……っ!」
『タマ、犬がお腹出して撫でてくださいってするみたいに、触ってほしいっておねだりするんだ』
「だから犬じゃないってば」
『犬の方がおねだり上手いもんな』
「……触るなら早く触って」
『おねだりはもっと可愛くするもんだよ?』
これは借金のため。自分から願ってるわけじゃない。
とか謎の言い訳を考えて…
「触って…」
『 ん?』
『 触って…ください』
すると、バラバラと指を動かされて、溢れる愛液は舌で舐め取られる。
「あっ、ん、、」
『イっていいよ、タマ』
「も、無理...ぁ、まって...んぁ、っ!」
『んっ、早くイケよっ!ほら!』
「んぁ、あっ...あぁぁ、!」
樹の指でイってしまった。
これで300万円がチャラになるならいいと考えた。
でも樹は
『今日のはノーカウントだ。』
「え…?」
『今はまだ懐いてないからな、』
「ここまでしといて…?!」
こっちはもう覚悟したっていうのに。
『これ、俺の連絡先。登録しとけ。』
そう言って彼はホテルの部屋を出て行った。
もう彼には樹には会いたくない。
早くお金を貯めて、さっさと返して早く関わりを絶とう。
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