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5話軽い躾

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あれから、とくに話すことなく車に揺られ、気づいた時には、またこの前と同じホテルに来ていた。




いつものよう下着姿でベッドに押し倒され身体中撫でられる。


「やっ……ん」


『タマ…、唇に挨拶は?』


「絶対嫌っ。」


『そっか…なら自分で下着脱ぐ?』


「もっと嫌っ、抱くならさっさと抱いて?」


『そっか…言うことが聞けないってこどだな?』


「いやっ、ねぇ、やめっ…」


『そんな犬には躾が必要だよな?』


「いやっ………やめて、、」


『自分からキスするのが良いか、自分で脱ぐのがいいか、きつーい躾がいいか?』


そんなこと言いながらも全身を撫でられる。


「服脱ぐから後ろ向いて?」


『…………』


冷たい目でこちらを見ている。


「分かったわよ。もうさっさと脱げばいいんでしょ?」


『よく出来ました、笑』


「っ……」


『でも、次からはもっと早く言うこと聞こーな…?』


「……」


『タマ?返事は?』


「……はい。」


そして唇を押し付けられる。


「んぅ、…っ、」


『タマ、舌出せ』


「ん…」


薄く開いた口から舌を出す。
赤い舌を唇で挟まれとビクッと反応する。


「んぅ、…っ、!」


『ん、』


「んん……っ、ぁ、…ふ、」


『…かぁい、』


「やぁ、…っ、んん、」


そのまま舌を絡ませれる。
そして、舌を絡ませながら耳を塞がれる。
首を横に振っても気づいてない振りだ。


「んぅ、…っ、やぁ、っ、」


『ん…』


「…っ、んぁ、…っ、」


『音、響いてんね?』


「はぁ、…っん、…ぁ、」


『きもち?』


「んん…っ、ぁ、きもちよくない…っ、」


『分かった分かった笑』


「んん……っやめてってばっ!」


『……っいってぇ』


舌を噛んでしまった。


「あっ………ごめんなさっ」


『……タマ、この前もこんなことあったよな…?』


「ごめんなさい。本当に、、」


『そーいえば、今日ここに来るのになんであんな時間かかったんだっけな?』


「……それはっ」



『タマが無駄足踏ませたからだよな?』


「そんなことっ……」


『やっぱ軽い躾が必要だな。』





ベッドの下から玩具を出される。


『これなんだか分かるか?』


「そんなのどこから……っ」


『これここに当てたらどーなるかな?』


そう言って下から上に指で秘部を撫でられる。


「いやっ、、ほんとにごめんなさい、、
謝るから。」


ゔぃーーーん。


「っっん、、、ねぇ、、やだ、」


『………』


首、鎖骨、腕、お腹、足……
体の輪郭をなぞられる。
1番感じる所を除いては…


『ねぇ、腰動いてるけど??』


「っん、そんなこと、、ない……」


『そっか、ならここに当ててあげなくてもいいよな』


ゔぃーん。
下の薔薇の近くをギリギリを通り続ける。


「っっ、、はっ、、いやっっ、」


『………』


「キャッッ、イヤっっ、まってむり!!」


ずっと焦らされていたのに急に当てられる。


「むりむり、あっ・・・んっ……、え?」


『イかして貰えると思った???』


「……なんで???」
 

『ペットが嫌がることはしないって』


「………お願いします…イかせて下さい…」


『りょーかい。ペットのおねだりは聞いてあげないとね??』


「んっっ、、、」


ゔぃーーん。


「あっっ……、んっ、、あ、イくっ!!」


カチッ


「っっっっ、、え?ん、、あっ・・・いまっ、いまイってるから」


『さっきイかせてって言ったよな?思う存分イきな???』


「んっ、あ、むり、むり、もう・・・あっ….ほんっとにむりっ!!」


『ほらっ、、イけっ!!!』


「あっっっん、もう、ほんとにやら、、」


『もう呂律回ってないじゃん笑』


「ん、やらやら、もう止めてくださいっ!」


『うーん、じゃあ止める前に1つ約束してもらってもいい?』


「あっ、ん、もうなんでも、いいからっ!!!」


『これからは、俺の言うことが絶対だ。分かったか?』


「あっ、ん・・・もうわかったら・・・くっ、もう、止めてください」


『じゃあ、最後にもう1回イけっ!』


「あぁぁぁん!!!」






『ねぇ、何終わった気になってんだ?』


「え???」


『まだ俺のイれてないだろ?』


「もう、むりむり、ほんっとに無理だからっ、勘弁して???」




………



もっともっと壊れた姿見せてね?


そんな声が聞こえた気がした…
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