サバ缶異世界争奪戦線

飲杉田楽

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第一部第2缶。サバ缶求めて異世界転生

奴隷解放

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全く意味のわからないことが
書いてあるそのカードを
見ていた俺の顔は
それはそれは
ものすごく困惑していたのかもしれない



それにみかねたのだろう…



『サカタ、見てて  今、奴隷を出すわ』
そうカミエが入った次の瞬間
カミエの後ろに大きな穴が
パックリと口を開けそこから
見たこともない鎧武者の顔が
姿を現した。


俺は驚いて 
その場に尻餅をついてしまった

『これが 私の奴隷、『後戻り』よ、
奴隷たちは私たちの召喚獣みたいなものでね、選ばれた人しか持ってないのよ?
まあ、サバ缶を集める あいつらは
持っているのだけれど…』


何か思いつめた顔をした後
カミエはにっこり笑うと 
それに続いて、 カミエの奴隷、
後戻りも  闇の中へ姿を消した
その後 、
さっきの話はなかったかのように
カミエは軽快な口調で喋り出す


『とりあえず、 
夜だし どこか宿を見つけましょう
夜はかなり冷えるし…
また、熱でも出したら困るものね』


そう言ってカミエは  歩き出した

少し頭がいたくなったがどうしてなのか
よくわからない。


ただ、 彼女はここで熱でも出
したのだろうか? 
また熱でも出したら…と言われても
俺にはわからない話だ
そんなことはどうでもいいか、
俺もカミエの後についていく。


、がはたから見れば 
一人の少女を尾行する
変質者に見えるかもしれない。
現に  灰色の防水機能付きパーカーを着て黒のスキニージーンズを  履いている
そして何より  俺の髪は酷く盛り上がっていた癖っ毛という奴だ。

ここまでくると  目つきも悪い  
顔立ちもシャープな  俺にとって  
かなり周りの目は気になるもの
そしてなにより180の身長が異質だと感じ取られないかどうかが心配だった。

何に?   か  って?

そりゃあ、  
目の前を歩く彼女にもだが
宿を探しに行く  という事、
つまりは街へ出向くということだ  
未だ言葉が
通じるかすら 未知の領域だというのに
外見でまず、  
断定されたら  一瞬の終わりだろう

俺は考えすぎかもしれない。
そうでなければ  、
そうでない事に越したことはない。
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