吸血鬼の花嫁です

蘭桜

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五章

結婚式後

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結婚式が無事に終わりお城に帰るといきなり
「寝間着に着替えろ」
っていわれた、何でだろうって思ってたら思い出した
よく考えたら夜って初夜じゃん!
大丈夫……だよね……?
落ち着け落ち着くのよ私……
「何緊張してんだよ、ただ血もらうだけだぞ」
それもどうかとおもうけど!
血……血かぁ………
生々しいな…


着替えたら俺に部屋に来い
と言われたので来たけど……
緊張がやばいやばいやばいやばいやばい
コンコン
ノックをしたらすぐに返事が来た
「入れ」
うぅっ大丈夫落ち着け私落ち着くのよ
「失礼します……」
ゆっくりと中に入るとシャルさんがベットの中にいた
「おいで」
や、優しい…しかもイケボって……し、死ぬ??
でもベットの中って……
「し、失礼します…」
うぅっこわい
私がベットの中に入り添い寝の状態になった
私の上においかぶざって私の首筋に顔をうずめてきた
怖い……涙が出てきた……
「そんな、怖がるな大丈夫、大丈夫だから、」 
でも怖いよ怖いの…
私は涙目でふるえていた、そんな私を優しく抱き私の首筋に牙をつきさして私の血を飲んだ
うぅっ……………
痛くない……けど…怖い………よ
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