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5話 初めての友だち
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俺は、いつものように起床して朝食をとるために現代でいうところのリビングへ向かった。
俺は、部屋に到着して両親に挨拶を済ませると席に着いた。
それから食事を始めてから少し経過して父が口を開いた。
「伝え忘れていたが今日は、パーティーがあるからエルも外出するぞ。」
父は、仕事はできるし優しくて最高の親だがたまにこのように物を伝え忘れるなどのポカミスをすることがある。
「今までパーティーに行ったことがないから心配だよ。それにパーティーでのマナーもおぼつかないし失礼にあたるかも…」
俺が不安を口にすると父が笑って答えた。
「今回のパーティーは、同年代の子もたくさん参加するから気にする必要はないよ。それに貴族の子は、11歳から首都にあるアカデメイアで学習しなければならない。その際に円滑にコミュニケーションを取れるようにするために今回のパーティーで同年代の友人を作ったほうが良いと思うよ。」
貴族の子どもが首都にあるアカデメイアで学習しなければならないなんて初耳なんだが…
父がまたも驚きの発言にしたのであっけにとられた。
しかし、アカデメイアとやらに通わなければならないのなら円滑にコミュニケーションをとれるように前もって友だちを作る必要は、あるだろう。
友だちを作る必要性は、理解したが困ったことがある。俺は、前世の時から会話が上手くないのだ。
生徒会をしていたこともあって業務事項を面識のない人と必要最低限、話す程度のことは造作もなくできる。
だが、短い前世の記憶の中に友だちと呼べるような存在ができたことも会話したことも一切ない。まさに友だちって何、美味しいの状態である。
どこかに友だちを作るための参考書は売ってないだろうか。
頭を抱えながら友だちを作るための方法に考えを巡らせているともう俺はパーティーに参加することになってしまった。
あはは。ホントに今日が命日になるかもしれない。
俺は、パーティーに間に合うようにと父に急かされながら食事を終えた。
それから身支度を手早く済ませてから重い足取りで馬車に乗り込んだ。
馬車の中には、満面の笑みの両親が準備万端と言わんばかりに座っていた。
ああ、本当に俺は大丈夫なのだろうか。
俺がこれから起こりそうな事態に悲観していると残酷にもパーティーの会場に到着してしまった。
パーティーの会場となる建物は、俺の住んでいるお屋敷よりも一回りほど大きい建物だった。その建物を見ていると建てるのに莫大な費用を要しそうだなとお金の方に思考がいってしまうほどに大きい。
馬車から建物を眺めていると両親が会場の方に向かい始めたので後をトボトボとついていった。
会場に入るとピアノで上品な音楽が演奏されていた。曲調は、まさにクラシックですよといった存在感がある。
両親は、他の貴族と挨拶をするために辺りを歩き回っているようだ。
俺は、初めての場所で慣れなかったため比較的人が少ない部屋の角を目指した。しばらくして苦戦しながらもなんとか人の隙間を縫ってたどり着いた。
そこで落ち着こうとぼんやりと立っていると限りなく怒鳴り超えに近い少女の大きな声が耳に入ってきた。
中々の大きな声に驚いてそちらに視線を向けると何やら少女たちが言い争いをしているようだ。
いや、よく観察してみると2対1の構図で一人の少女が一方的に罵声を浴びせられているように見えた。
罵声を浴びせられている少女は、おっとりとした優しい雰囲気をしていて光を束ねたかのような金髪。整った鼻梁に桜の花びらのような唇。そして同い年と思えないほどに起伏のある抜群のスタイルをしていた。
その少女の瞳には、今にもこぼれ落ちそうなほどに涙が溢れそうに溜まっていた。
周りの人は話に夢中になってしまっているようで誰も気づいていない様子だ。
状況は、どんどんエスカレートしていっているため女子と話すのには、苦手意識があるが恐る恐る女子たちの方へ歩を進めた。
まくし立てている少女は、夢中になっているようで近くまでたどり着いても全く気づいていない様子だった。
俺は、声を荒げている少女に声をかけた。
「まあまあ。そんなに強く攻めなくても良いんじゃないですか。」
俺は、自分の中で想像しうる限りの全力で友好的に声を掛けたつもりだ。
しかし、声を荒げていた彼女は、綺麗な赤髪を荒々しくかき上げてツリ目気味瞳をカッと見開いて俺の方を凝視していた。
それから少し黙って深呼吸をして俺の体全体を一瞥してから口を開いた。
「あなたには関係のないことではなくて。」
悪役令嬢という言葉がこれほど当てはまる人物はいないだろうと思わせるほどの悪役令嬢っぷりだった。
「関係ないなんてことは、ないですよ。僕は、そちらの金髪の美少女と話したいと思って貴方様の要点のまとまっていない話が終わるのをずっと待っていたんですよ。」
俺はすかさず嫌味を混ぜた返答を返した。
するとその悪役令嬢様は、顔を真っ赤にして怒鳴り始めた。
「あなた。なんなのかしら。」
「僕は、ノンフォーク エルピスと申します。以後お見知りおきください。」
俺は、さらにすかさず慇懃無礼に返答した。
俺の返答を聞いた悪役令嬢は、怒りが限界突破したようでリンゴのようにさらに顔を赤くして固まっていた。
後ろにいた取り巻きの黒い前髪で顔を隠している少女が様子を見かけたようで赤髪の悪役令嬢を制止した。
そのおかげで少し冷静さを取り戻したようだ。
そして、悪役令嬢は、俺を殺意のこもった目で睨みつけてからのそのそと別の方向へ取り巻きを連れて歩いて行った。
俺は、苦手なタイプの少女と話したこともあった少しぼんやりとしていた。
「あ、あの…」
それから間もなく可愛らしい声で話しかけられた。
声の方にゆっくりと視線を向けると先程の美少女がうるうるとした目でこちらを見ていた。
さっきあんなことがあった後で男に声をかけられそうになっていたと知って警戒しているのだろう。少しでも安心させたいと思い思案してから俺の中の紳士像をイメージしてから言葉を紡いだ。
「あはは。急に話しかけようとしちゃってごめんね。酷いくらいにまくし立てられてたから心配になって声をかけちゃったんだ。驚かせてしまっていたらごめんね。」
俺は、できる限りイケメンスマイルをしてそのように言葉を紡いだ。
しかし、普段ほとんど使うことのない筋肉を使って表情を作っていたので歪に見えているかもしれない。
それから、美少女が優しい笑みを浮かべて返答してくれた。
「そんなことありません。声をかけていただいて本当に助かりました。ありがとうございます。あのまま1人でいたらきっと泣いてしまっていたと思います。」
彼女の返答を聞いてなんとか敵意がないと伝えられたようだと胸を撫で下ろした。
「お役に立てたようでうれしい限りです。では、私は失礼しますね。」
言葉を伝え終えると彼女に背を向けて立ち去ろうと試みた。なぜなら、こんな美少女と言葉を交わすのには慣れていなかったため一刻も早くこの場から逃げたいと思ったからだ。
そして、歩を進めようとしたところ俺の右手が、がっしりと握られた。
恐る恐る振り返ると美少女が焦ったようすで両手で俺の右手を握っていた。
それと同時に彼女が言葉を紡いだ。
「もし、お時間がありましたらお話しできないでしょうか。」
できたら逃げたいと思ったが彼女の純粋な願いを断るのは気が引けた。
「是非ともお願いします。」
俺は、嬉しそうに見えるよう努力して答えた。
「まずは、自己紹介させていただきますね。私は、アメリア アクトンと申します。良かったらエイミィと呼んでもらえたら嬉しいです。」
彼女は、愛想よく自己紹介をしてくれた。
俺は、部屋に到着して両親に挨拶を済ませると席に着いた。
それから食事を始めてから少し経過して父が口を開いた。
「伝え忘れていたが今日は、パーティーがあるからエルも外出するぞ。」
父は、仕事はできるし優しくて最高の親だがたまにこのように物を伝え忘れるなどのポカミスをすることがある。
「今までパーティーに行ったことがないから心配だよ。それにパーティーでのマナーもおぼつかないし失礼にあたるかも…」
俺が不安を口にすると父が笑って答えた。
「今回のパーティーは、同年代の子もたくさん参加するから気にする必要はないよ。それに貴族の子は、11歳から首都にあるアカデメイアで学習しなければならない。その際に円滑にコミュニケーションを取れるようにするために今回のパーティーで同年代の友人を作ったほうが良いと思うよ。」
貴族の子どもが首都にあるアカデメイアで学習しなければならないなんて初耳なんだが…
父がまたも驚きの発言にしたのであっけにとられた。
しかし、アカデメイアとやらに通わなければならないのなら円滑にコミュニケーションをとれるように前もって友だちを作る必要は、あるだろう。
友だちを作る必要性は、理解したが困ったことがある。俺は、前世の時から会話が上手くないのだ。
生徒会をしていたこともあって業務事項を面識のない人と必要最低限、話す程度のことは造作もなくできる。
だが、短い前世の記憶の中に友だちと呼べるような存在ができたことも会話したことも一切ない。まさに友だちって何、美味しいの状態である。
どこかに友だちを作るための参考書は売ってないだろうか。
頭を抱えながら友だちを作るための方法に考えを巡らせているともう俺はパーティーに参加することになってしまった。
あはは。ホントに今日が命日になるかもしれない。
俺は、パーティーに間に合うようにと父に急かされながら食事を終えた。
それから身支度を手早く済ませてから重い足取りで馬車に乗り込んだ。
馬車の中には、満面の笑みの両親が準備万端と言わんばかりに座っていた。
ああ、本当に俺は大丈夫なのだろうか。
俺がこれから起こりそうな事態に悲観していると残酷にもパーティーの会場に到着してしまった。
パーティーの会場となる建物は、俺の住んでいるお屋敷よりも一回りほど大きい建物だった。その建物を見ていると建てるのに莫大な費用を要しそうだなとお金の方に思考がいってしまうほどに大きい。
馬車から建物を眺めていると両親が会場の方に向かい始めたので後をトボトボとついていった。
会場に入るとピアノで上品な音楽が演奏されていた。曲調は、まさにクラシックですよといった存在感がある。
両親は、他の貴族と挨拶をするために辺りを歩き回っているようだ。
俺は、初めての場所で慣れなかったため比較的人が少ない部屋の角を目指した。しばらくして苦戦しながらもなんとか人の隙間を縫ってたどり着いた。
そこで落ち着こうとぼんやりと立っていると限りなく怒鳴り超えに近い少女の大きな声が耳に入ってきた。
中々の大きな声に驚いてそちらに視線を向けると何やら少女たちが言い争いをしているようだ。
いや、よく観察してみると2対1の構図で一人の少女が一方的に罵声を浴びせられているように見えた。
罵声を浴びせられている少女は、おっとりとした優しい雰囲気をしていて光を束ねたかのような金髪。整った鼻梁に桜の花びらのような唇。そして同い年と思えないほどに起伏のある抜群のスタイルをしていた。
その少女の瞳には、今にもこぼれ落ちそうなほどに涙が溢れそうに溜まっていた。
周りの人は話に夢中になってしまっているようで誰も気づいていない様子だ。
状況は、どんどんエスカレートしていっているため女子と話すのには、苦手意識があるが恐る恐る女子たちの方へ歩を進めた。
まくし立てている少女は、夢中になっているようで近くまでたどり着いても全く気づいていない様子だった。
俺は、声を荒げている少女に声をかけた。
「まあまあ。そんなに強く攻めなくても良いんじゃないですか。」
俺は、自分の中で想像しうる限りの全力で友好的に声を掛けたつもりだ。
しかし、声を荒げていた彼女は、綺麗な赤髪を荒々しくかき上げてツリ目気味瞳をカッと見開いて俺の方を凝視していた。
それから少し黙って深呼吸をして俺の体全体を一瞥してから口を開いた。
「あなたには関係のないことではなくて。」
悪役令嬢という言葉がこれほど当てはまる人物はいないだろうと思わせるほどの悪役令嬢っぷりだった。
「関係ないなんてことは、ないですよ。僕は、そちらの金髪の美少女と話したいと思って貴方様の要点のまとまっていない話が終わるのをずっと待っていたんですよ。」
俺はすかさず嫌味を混ぜた返答を返した。
するとその悪役令嬢様は、顔を真っ赤にして怒鳴り始めた。
「あなた。なんなのかしら。」
「僕は、ノンフォーク エルピスと申します。以後お見知りおきください。」
俺は、さらにすかさず慇懃無礼に返答した。
俺の返答を聞いた悪役令嬢は、怒りが限界突破したようでリンゴのようにさらに顔を赤くして固まっていた。
後ろにいた取り巻きの黒い前髪で顔を隠している少女が様子を見かけたようで赤髪の悪役令嬢を制止した。
そのおかげで少し冷静さを取り戻したようだ。
そして、悪役令嬢は、俺を殺意のこもった目で睨みつけてからのそのそと別の方向へ取り巻きを連れて歩いて行った。
俺は、苦手なタイプの少女と話したこともあった少しぼんやりとしていた。
「あ、あの…」
それから間もなく可愛らしい声で話しかけられた。
声の方にゆっくりと視線を向けると先程の美少女がうるうるとした目でこちらを見ていた。
さっきあんなことがあった後で男に声をかけられそうになっていたと知って警戒しているのだろう。少しでも安心させたいと思い思案してから俺の中の紳士像をイメージしてから言葉を紡いだ。
「あはは。急に話しかけようとしちゃってごめんね。酷いくらいにまくし立てられてたから心配になって声をかけちゃったんだ。驚かせてしまっていたらごめんね。」
俺は、できる限りイケメンスマイルをしてそのように言葉を紡いだ。
しかし、普段ほとんど使うことのない筋肉を使って表情を作っていたので歪に見えているかもしれない。
それから、美少女が優しい笑みを浮かべて返答してくれた。
「そんなことありません。声をかけていただいて本当に助かりました。ありがとうございます。あのまま1人でいたらきっと泣いてしまっていたと思います。」
彼女の返答を聞いてなんとか敵意がないと伝えられたようだと胸を撫で下ろした。
「お役に立てたようでうれしい限りです。では、私は失礼しますね。」
言葉を伝え終えると彼女に背を向けて立ち去ろうと試みた。なぜなら、こんな美少女と言葉を交わすのには慣れていなかったため一刻も早くこの場から逃げたいと思ったからだ。
そして、歩を進めようとしたところ俺の右手が、がっしりと握られた。
恐る恐る振り返ると美少女が焦ったようすで両手で俺の右手を握っていた。
それと同時に彼女が言葉を紡いだ。
「もし、お時間がありましたらお話しできないでしょうか。」
できたら逃げたいと思ったが彼女の純粋な願いを断るのは気が引けた。
「是非ともお願いします。」
俺は、嬉しそうに見えるよう努力して答えた。
「まずは、自己紹介させていただきますね。私は、アメリア アクトンと申します。良かったらエイミィと呼んでもらえたら嬉しいです。」
彼女は、愛想よく自己紹介をしてくれた。
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