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番外編
俺の嫁が元悪役令嬢?はぁ?
しおりを挟む私は転生者で、この世界の主人公。だったのに…なんで?なんでなのよ!
あの日レントに呼ばれて喜んで行ったら契約魔法使われてこんな事になった。
まるでゲームのオートプレイの様に勝手に自分の体が動いて行動していく。
どんなに辛くても、痛くても、暇でも、何も出来ない。
...意味わかんない。なんで?
私はこの世界の主人公じゃ無かったの?
こんな事ならあんな女に関わんなきゃ良かった。
この世界で楽しく生きてればよかった。
...いつまでこのままなの?これから一生このままなの?
俺はレントにファルって呼ばれている。
あの日父上にこの国の聖女の話を聞いた。
そして、レントの出自の話しもだ...正直驚いた。
どう接すればいいか聞いたら、今のままでいいと言われたが...本当に良いのだろうか?
俺は幼い頃からなんでも出来たし、常に完璧を求められた。
俺の婚約者だったエリーも同様だ。
...俺はそれがとても息苦しかった。辛かったんだ。
皆のように悪いことして怒られてみたり、気分が乗らないからと遊びに行ってみたりしたかった。
学園へ入学してから大人の目が減り、俺は簡単に駄目な方へと進んでしまった。
初めはただの興味だったんだ。
ただ、頑張ってるリィルが気になっただけ。
聖女を俺の傍に置いておこうと思っただけだった。
でも、ニコニコわらって楽しそうにしているリィルと一緒にいるうちに...好きになっていることに気づいてしまった。
エリーへの裏切りだと分かっていた。
だけど...好きになってしまってからはとめられなかった。
魅力魔法だと言われればそれで終わりかもしれないが、今でも思い出すと胸が締め付けられるほどに苦しくなる。
きっと本当に好きになっていたんだと思う。
そして、エリーに酷いことをしてしまった。
謝る場を設けてもらったが、許してもらえるとは思っていない。
逆の立場なら許せるかと聞かれれば、無理だろう。
レントがいたからいいものの、居なかったら...どうなっていたのだろうな。
ろくな事になって無かったことだけは理解出来る。
俺はエリーやレントにこの先ずっと償っていかないといけないし、もう笑わなくなってしまったリィルを生涯愛し続けよう。
...でも、もう一度。多くは何も望まないから、もう一度だけでいいからリィルの笑顔が見たい。
俺はそう思った。
私はジュノと言います。はぁ、なんか最近おかしかったんですよね。
バルもそういっていました。
私とバルは恋人同士なんですが、なんでか知らないうちに恋敵みたいになってた時期があったんです。
意味わからないでしょ?
しかも、聖女を取り合ってたんです。
あ、喧嘩なんかしていませんよ?隣に座るのは俺だ~みたいな喧嘩です。
実にしょうもない喧嘩ですよね。
そんな私は最近新たに気になることがあるんですけど、それはレントの事です。
前までは俺たちと一線引いてるかんじだったのが、エリー嬢と婚約してからはその壁みたいなのが感じなくなったんですよ。
あと、優しくなりましたね。雰囲気が。
愛は人を変えるっていいますもんねー。
あ、バルが素振り終わるからそろそろいこうかな。
『主様、主様~やっと蓮が伴侶様とくっつきました』
『主様、主様~蓮が途中神落ちしかけてましたー』
『あの子ったら人間として伴侶と生きたいって願ってしまったものねぇ。でも、いい経験になったとおもうわぁ。それにしても旦那様が人間と会話するなんてわたくしびっくりしましたわぁ。やっぱり自分の子はきになるものなのかしらぁ?』
『蓮が神落ちした未来を見たが、世界が消えてたんだ。折角私が造り上げた世界を子に壊されるのは我慢ならなかっただけだ。』
『主様、主様~、神様顔真っ赤~』
『あっちの世界で言うツンデレだぁ~!』
『あなたたちは、わたくしに言うことがあるんじゃないのぉ?わたくし知ってるんですからねぇ?』
『主様ごめんなさい、真っ黒な魂を真っ白な聖女に入れたらどうなるか気になったの~』
『乙女ゲーム楽しかったのぉ~あの子の記憶で遊んだら思い込んじゃったのぉ~』
『今回は蓮が居たからいいけど、次からはだめよぉ?あなたたちのせいで蓮の伴侶がとても早くに決まってしまったんだものぉ』
『大丈夫なの主様!今見てる世界は上手くいってるの!』
『可哀想な魂の子の親を綺麗な魂にしたの!』
『あらあらぁ、ほんとねぇ。とっても幸せそうになってるわぁ、あらぁ、これはお手柄よぉ。この子供、あの子と出会うわぁ~。うふふ』
『俺たちの最初の子だな。アイツはひねくれてるが、大丈夫なのか?』
『えぇ、えぇ、大丈夫よぉ。この子達のおかげでもうすぐこちらへ帰ってくるみたいよぉ』
『リリー。僕はあなたと愛を深めたいと思っている。』
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