32 / 58
第18話 初依頼
しおりを挟む「ノワルさんもルルさんの部屋に連れて行かないとですね・・・」
クレアは恥ずかしい秘密のことを随分気にしてるらしい・・・
「じゃあ・・・おやすみ・・・」
「ああ・・・ノワル殿の事はお手柔らかにな?」
こうして慌ただしくも楽しい1日は終わった・・・明日からの冒険が楽しみだ。
夜中にノワルの悲鳴が響き渡ったのは言うまでもない・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん・・・資料を読んでいたらもう朝か」
“コンコン“
「君達かおはよう」
「「「「「おはようございます(ニャ)!!」」」」」
「いよいよ今日だな」
「はい朝食を食べて早速出発しましょう!」
「なんか昨日の記憶があやふやで頭がクラクラするニャ・・・飲み過ぎたのかニャ?」
「ルル殿・・・ああ言ってるが昨日は大丈夫だったのか?(ボソボソ)」
「残念ながら・・・昨日の夜の記憶しか消せなかった・・・(ボソボソ)」
「ボクも頑張ったんですけどね・・・(ボソボソ)」
「残念です・・・(ボソボソ)」
「また今度言ったら斬ってやる・・・!(ボソボソ)」
「ま、まぁあんまりやり過ぎないようにな・・・(ボソボソ)」
「みんな?なんの話ししてるニャ?」
「な、なんでもないですよノワルさん!ボクたちノワルさんの事が心配で話し合ってたんですよ!!」
「そうです、そうです!!」
どうやらこのパーティーメンバーは怒らせない方がいいみたいだな・・・。
「あらおはようリゼちゃんたち!」
「「「「おはようございます(ニャ)!!!」」」」
「おはよう・・・!」
「亭主殿 おはよう 昨日は食材の調理助かった またお願いする」
「あい おはよう!!朝から元気がいいねぇ!!調理のことなら任しておきな食材があるならまた作ってやるよ!」
「それより いよいよ今日ねぇ 頑張ってらっしゃい 必ず生きて帰ってくるんだよ!」
「ホラ ガッツリ食べて力を付けてから行きな!!」
「「「「「いただきまーす(ニャ)!!!」」」」」
・・・・・・・・・・・・・・・
「よしみんな準備はいいな!!では出発するぞ!!」
「それだけ気合いが入ってれば十分だね!!行ってらっしゃい!ここで待ってるからね!!」
「安心してくれ亭主殿 私がいれば大事にはならん」
「ああ、リゼちゃん達を頼んだよ!」
各自亭主に別れを告げるとドアを開け王都の入り口へと向かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さて・・・王都の近辺の森の中まできましたね・・・この森をかなり進んだ所に魔狼の縄張りがあるそうです」
「うむ、君達は魔狼との戦闘経験はあるのかね? 」
「はい!一応ありますが・・・」
この子達の実力がどの程度なのか知っておきたいな・・・まずは使える補助魔法から確認しておくか。
「補助魔法を使える者はいるか?」
「私は“速度上昇”(ヘイスト)が使えるニャ!!」
「ボクは“防御力上昇”(プロテクション)を少しだけ・・・」
「そうかノワル殿とルーシャ殿だな承知した では君達 これをあげよう」
「これは・・・ペンダントとゆ、指輪!!ヴァルディ殿・・・これは?///」
「「「「(ゆ、指輪!!?)」」」」
「そうだ、この品には全て付呪がかけられている」
「付呪!!!?そ、そんなの”遺産級”の装備ではありませんか!? こ、ここんな物貰えません!!もし壊してしまったら・・・」
「なに構わんよその時は新しいものを見繕おうではないか アイテムの代わりはあるが君達の代わりはない ありきたりな事を言うようだが真実でもある」
「それに冒険者というのは生きる為に出来る限りやっておくというのが鉄則だと どこかで聞いたような気がするのだがな?」
「そ、それは・・・確かに言いましたが・・・わ、分かりました!ありがたく頂戴します!」
「素直でよろしい それらのアイテムは君達にそれぞれ合ったものを選んだつもりだ 今後の依頼が少しは楽になるだろう」
まぁ、余ってた一番レアリティの低いアイテムなんだけど・・・強い付呪のかかった物を渡しても良かったが道具の力で強くなってもこの子達の為にならない・・・死なずにどれだけ成功経験を積めるかが重要だ。
「ヴァルディさんはやっぱりとんでもない人ニャ・・・“遺産級”のアイテムをサラッと渡せるなんてニャ・・・それはともかくありがたく貰っておくニャ!!!」
「ボクにも頂けるんですね!ありがとうございます!」
「ヴァルディさん!ありがとうございます!私 付呪のかかったアイテム付けるのは初めてです!」
「ありがとう・・・すごい・・・魔力が・・・溢れてきた・・・」
「よし では先に進もう 魔狼の縄張りまであとどれくらいか分かるか?」
「はい!おそらくあと2~3時間ほど歩けば縄張りに入るかと思います」
「この辺によく足を運ぶのか?私には右も左も分からないが・・・君達は迷い無く進んでいるように見えるのでな」
「はい!ランクが低い内は王都近辺での依頼がほとんどなので!」
「そういえば、ヴァルディ殿は辺境の地で生まれ育ったのでしたね・・・その場所から出た事は無かったのですか?」
「ああ、近場に魔物が出れば退治しに行っていたんだが迷うほどの距離では無かったのでな 」
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
【薬師向けスキルで世界最強!】追放された闘神の息子は、戦闘能力マイナスのゴミスキル《植物王》を究極進化させて史上最強の英雄に成り上がる!
こはるんるん
ファンタジー
「アッシュ、お前には完全に失望した。もう俺の跡目を継ぐ資格は無い。追放だ!」
主人公アッシュは、世界最強の冒険者ギルド【神喰らう蛇】のギルドマスターの息子として活躍していた。しかし、筋力のステータスが80%も低下する外れスキル【植物王(ドルイドキング)】に覚醒したことから、理不尽にも父親から追放を宣言される。
しかし、アッシュは襲われていたエルフの王女を助けたことから、史上最強の武器【世界樹の剣】を手に入れる。この剣は天界にある世界樹から作られた武器であり、『植物を支配する神スキル』【植物王】を持つアッシュにしか使いこなすことができなかった。
「エルフの王女コレットは、掟により、こ、これよりアッシュ様のつ、つつつ、妻として、お仕えさせていただきます。どうかエルフ王となり、王家にアッシュ様の血を取り入れる栄誉をお与えください!」
さらにエルフの王女から結婚して欲しい、エルフ王になって欲しいと追いかけまわされ、エルフ王国の内乱を治めることになる。さらには神獣フェンリルから忠誠を誓われる。
そんな彼の前には、父親やかつての仲間が敵として立ちはだかる。(だが【神喰らう蛇】はやがてアッシュに敗れて、あえなく没落する)
かくして、後に闘神と呼ばれることになる少年の戦いが幕を開けた……!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる