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第六章 俺様、東方に行く
(閑話)伝説への憧憬
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命の危険が身近にあるこの世界で、将来の夢を実現できる者がどれだけいるだろう。夢半ばで世を儚むことの多い世界だからこそ、人は身の丈に合った目標を持ち将来を語る事なく生きる者が多い。
荘厳な夢など語ろうものなら笑われ後ろ指を刺され、それで夢を諦める者だって多い。
それでも少年のような心を持った人間が冒険者ギルドや騎士の門戸を開くのだ。
ある者は大切な人を守るため、ある者は生き抜くための力を求めて、ある者は昔話の英雄に憧れて。
そして俺、エミーリオ・デラ・プレイスも幼少期から伝説の勇者に憧れていた。
「おめでとうございます。女神は汝に騎士の称号をお授けくださいました」
夢を砕いたのは、そんな神父の言葉。この世界では7歳になると神殿で女神の祝福を貰う。そこで授かる称号によって将来が決まるのだ。
称号を授かると、15歳までその職の見習いとして働く。そして15歳、成人の儀と共に一人前となり見習いを指導する立場になる。
称号を与えられるまではまだ夢を見ていられた。俺こそが勇者になるのだと笑っていられた。
封印されてなお数々のモンスターを生み出し人々を脅かす暗黒破壊神。数百年単位で復活しては文明を滅ぼさんとするかの邪神を俺が打ち滅ぼしてみせるのだと息巻いていた。
騎士の称号をいただいた以上、勇者にはなれない。それでも勇者に憧れる俺を誰もが笑う中、父だけは俺を笑わずに鍛えてくれた。
「どうした! その程度では勇者になどなれぬぞ!」
俺は他の子供達と違い父が騎士だったため、父の下で指導を受けた。厳しい訓練に挫けそうになる度にそう言ってくれて。その度に立ち上がることができた。
騙されていたと気付いたのは、成人の儀のあと。
「よくぞこれまで訓練についてきた。今日から近衛騎士として陛下に仕えるのだ」
成人の儀を何故陛下がご覧になっているのだろうと思っていたら。成人の儀の一環として陛下に忠誠を誓わされ、俺は拒否する間もなく陛下の騎士になっていた。
「エミーリオ、よく聞きなさい」
不貞腐れて問題行動ばかりする俺に、陛下は言葉をくださった。
そう遠くない未来に暗黒破壊神は復活するだろうと。これまで鍛えてきた力は無駄ではないと。その時のためにさらに精進して勇者様達の役に立つのだと。いざという時は思うままに剣を振るえと。それが最終的にこの国のためになると。
穏やかで舐められることの多い国王だったが、そうではなくとても優しくそして未来を見据えている方なのだとこの時知った。そして、この国王について行こうと思ったのだ。
来るべき日のために修練を続ける俺の前に現れたのは、何とも小さく頼りない白銀の竜。聖女に抱かれ甘えている姿からはとても暗黒破壊神と戦えるとは思えず、さらに精進しなければと思った。
でも、それは違っていた。
『貴様、聖女に何をした?!』
ルシア様に狼藉を働こうとしていた教皇を前に見せた顔。
ルシア様に抱かれ甘えている姿はリージェ様の本質ではなく。燐光を放ち敵を睨みつける立派な竜がそこにいた。
「行っておいで。この日のために鍛えてきたのだろう? 未熟な聖女達を支えておやり」
「はいっ!」
伝説が、憧れが目の前にいる。そして、俺に助力を求めている。
居ても立っても居られないでいた俺を陛下は快く送り出してくれた。すべてはこの日のために。
そうして公認とはいえ職務を放り出してついてきた俺をリージェ様は快く受け入れてくれた。
食事を前に涎を垂らしていたり、ぽっこり膨らんだお腹を無防備に晒して大の字で寝ていたりととてもあの凛々しい聖竜なのか疑うような愛らしい幼竜。どこか陛下と似ているその竜に俺はついていくと決めたのだけれど。
「時々不安になるんだ。本当に俺は必要なんだろうかと……」
「バカだな、不要な人間なんていないぜ」
それよりそっちが素の口調なんだな、と俺の呟きに答える声がする。小さなきのこに手足と顔がついた謎の生物だ。
「1号さん……。だって、鍛えてきたつもりが、俺は足手まといでしかない」
「そんなことないぜ。お前は料理ができるだろ。俺の国じゃ、腹が減っては戦はできぬって言葉がある。力をつけるのに美味い食事は必要だ。お前は十分皆の支えになっているよ」
「料理より、戦力として役に立ちたいです……」
一般的な冒険者よりは戦えると自負していたけれど、上には上が当然いる。けど、その中でも最上位とされるパーティーが合流したんじゃ、ますます俺の居場所がない。
「甘えるなよエミーリオ。役に立っていないって誰が言った? お前だけじゃないか。だが、俺達はお前の欲しい言葉なんてやらねぇぞ。役に立てないと、悔しいと思うなら強くなればいいんだ」
それができる環境で恵まれてるじゃないか、と1号が言う。
そうだ。俺は恵まれている。俺の夢を笑わずに鍛えてくれた父、聖竜についていくから騎士を辞めると言って飛び出す俺を笑って送り出してくれた陛下。そして、戦闘時さりげなくフォローしてくれる高レベル冒険者。
「良いか、腐るも伸びるもお前自身が決める事だ。お前は、どうしたいんだ?」
「俺は……強くなりたいです。いつか、リージェ様と並び立って暗黒破壊神を倒せるほどに」
そのための環境は整っている。後はひたすら努力するだけだ。
そう、思っていたのに……。俺はルシア様を奪われてしまった。目の前にいたのに、守ることができなかったのだ。
「俺は、本当に役に立たない……」
そして今も。俺はルシア様奪還の作戦に加えてもらえず、村の外で待機しているベルナルド殿を守るよう言いつけられている。
作戦決行の時刻まで仮眠を取る中、俺は惨めな気持ちでいっぱいで眠れずにいた。だから気付いた。リージェ様が馬車から抜け出したと。
「エミーリオ?」
「1号さん、止めないでください」
これは直感だが、リージェ様はルシア様を助けに行くのだと思った。
俺が至らぬばかりに、守るべき存在を奪われてしまった。このミスを挽回したい。いくらリージェ様でも、人間の街で行動するのに人間の手が必要だろう。
「エヴァ、行くぞ」
俺が声を潜めているのがわかったのか、嘶きの代わりにブルル、と息を吐くと静かに走り出した。馬車から離れると速度を上げる。
蹄の音に気付いた村人が追ってくるが、エヴァは軽く抜き去り門を守る衛兵の頭上を軽々と飛び越えてくれた。
「本当に良い馬だ」
鬣を撫でると、何となく喜んでいるように感じた。
上空を行くリージェ様はエヴァよりも速く、段々引き離されていく。
「あの方向は、やはりルシア様を……」
領主の街へ向かっているので間違いはないだろう。
役立たずはもう嫌だ。汚名は必ず返上する。待っていてくださいリージェ様、ルシア様。俺もすぐにあなた達と肩を並べられる男に、きちんと胸を張って仲間だと言える男になりますから!
荘厳な夢など語ろうものなら笑われ後ろ指を刺され、それで夢を諦める者だって多い。
それでも少年のような心を持った人間が冒険者ギルドや騎士の門戸を開くのだ。
ある者は大切な人を守るため、ある者は生き抜くための力を求めて、ある者は昔話の英雄に憧れて。
そして俺、エミーリオ・デラ・プレイスも幼少期から伝説の勇者に憧れていた。
「おめでとうございます。女神は汝に騎士の称号をお授けくださいました」
夢を砕いたのは、そんな神父の言葉。この世界では7歳になると神殿で女神の祝福を貰う。そこで授かる称号によって将来が決まるのだ。
称号を授かると、15歳までその職の見習いとして働く。そして15歳、成人の儀と共に一人前となり見習いを指導する立場になる。
称号を与えられるまではまだ夢を見ていられた。俺こそが勇者になるのだと笑っていられた。
封印されてなお数々のモンスターを生み出し人々を脅かす暗黒破壊神。数百年単位で復活しては文明を滅ぼさんとするかの邪神を俺が打ち滅ぼしてみせるのだと息巻いていた。
騎士の称号をいただいた以上、勇者にはなれない。それでも勇者に憧れる俺を誰もが笑う中、父だけは俺を笑わずに鍛えてくれた。
「どうした! その程度では勇者になどなれぬぞ!」
俺は他の子供達と違い父が騎士だったため、父の下で指導を受けた。厳しい訓練に挫けそうになる度にそう言ってくれて。その度に立ち上がることができた。
騙されていたと気付いたのは、成人の儀のあと。
「よくぞこれまで訓練についてきた。今日から近衛騎士として陛下に仕えるのだ」
成人の儀を何故陛下がご覧になっているのだろうと思っていたら。成人の儀の一環として陛下に忠誠を誓わされ、俺は拒否する間もなく陛下の騎士になっていた。
「エミーリオ、よく聞きなさい」
不貞腐れて問題行動ばかりする俺に、陛下は言葉をくださった。
そう遠くない未来に暗黒破壊神は復活するだろうと。これまで鍛えてきた力は無駄ではないと。その時のためにさらに精進して勇者様達の役に立つのだと。いざという時は思うままに剣を振るえと。それが最終的にこの国のためになると。
穏やかで舐められることの多い国王だったが、そうではなくとても優しくそして未来を見据えている方なのだとこの時知った。そして、この国王について行こうと思ったのだ。
来るべき日のために修練を続ける俺の前に現れたのは、何とも小さく頼りない白銀の竜。聖女に抱かれ甘えている姿からはとても暗黒破壊神と戦えるとは思えず、さらに精進しなければと思った。
でも、それは違っていた。
『貴様、聖女に何をした?!』
ルシア様に狼藉を働こうとしていた教皇を前に見せた顔。
ルシア様に抱かれ甘えている姿はリージェ様の本質ではなく。燐光を放ち敵を睨みつける立派な竜がそこにいた。
「行っておいで。この日のために鍛えてきたのだろう? 未熟な聖女達を支えておやり」
「はいっ!」
伝説が、憧れが目の前にいる。そして、俺に助力を求めている。
居ても立っても居られないでいた俺を陛下は快く送り出してくれた。すべてはこの日のために。
そうして公認とはいえ職務を放り出してついてきた俺をリージェ様は快く受け入れてくれた。
食事を前に涎を垂らしていたり、ぽっこり膨らんだお腹を無防備に晒して大の字で寝ていたりととてもあの凛々しい聖竜なのか疑うような愛らしい幼竜。どこか陛下と似ているその竜に俺はついていくと決めたのだけれど。
「時々不安になるんだ。本当に俺は必要なんだろうかと……」
「バカだな、不要な人間なんていないぜ」
それよりそっちが素の口調なんだな、と俺の呟きに答える声がする。小さなきのこに手足と顔がついた謎の生物だ。
「1号さん……。だって、鍛えてきたつもりが、俺は足手まといでしかない」
「そんなことないぜ。お前は料理ができるだろ。俺の国じゃ、腹が減っては戦はできぬって言葉がある。力をつけるのに美味い食事は必要だ。お前は十分皆の支えになっているよ」
「料理より、戦力として役に立ちたいです……」
一般的な冒険者よりは戦えると自負していたけれど、上には上が当然いる。けど、その中でも最上位とされるパーティーが合流したんじゃ、ますます俺の居場所がない。
「甘えるなよエミーリオ。役に立っていないって誰が言った? お前だけじゃないか。だが、俺達はお前の欲しい言葉なんてやらねぇぞ。役に立てないと、悔しいと思うなら強くなればいいんだ」
それができる環境で恵まれてるじゃないか、と1号が言う。
そうだ。俺は恵まれている。俺の夢を笑わずに鍛えてくれた父、聖竜についていくから騎士を辞めると言って飛び出す俺を笑って送り出してくれた陛下。そして、戦闘時さりげなくフォローしてくれる高レベル冒険者。
「良いか、腐るも伸びるもお前自身が決める事だ。お前は、どうしたいんだ?」
「俺は……強くなりたいです。いつか、リージェ様と並び立って暗黒破壊神を倒せるほどに」
そのための環境は整っている。後はひたすら努力するだけだ。
そう、思っていたのに……。俺はルシア様を奪われてしまった。目の前にいたのに、守ることができなかったのだ。
「俺は、本当に役に立たない……」
そして今も。俺はルシア様奪還の作戦に加えてもらえず、村の外で待機しているベルナルド殿を守るよう言いつけられている。
作戦決行の時刻まで仮眠を取る中、俺は惨めな気持ちでいっぱいで眠れずにいた。だから気付いた。リージェ様が馬車から抜け出したと。
「エミーリオ?」
「1号さん、止めないでください」
これは直感だが、リージェ様はルシア様を助けに行くのだと思った。
俺が至らぬばかりに、守るべき存在を奪われてしまった。このミスを挽回したい。いくらリージェ様でも、人間の街で行動するのに人間の手が必要だろう。
「エヴァ、行くぞ」
俺が声を潜めているのがわかったのか、嘶きの代わりにブルル、と息を吐くと静かに走り出した。馬車から離れると速度を上げる。
蹄の音に気付いた村人が追ってくるが、エヴァは軽く抜き去り門を守る衛兵の頭上を軽々と飛び越えてくれた。
「本当に良い馬だ」
鬣を撫でると、何となく喜んでいるように感じた。
上空を行くリージェ様はエヴァよりも速く、段々引き離されていく。
「あの方向は、やはりルシア様を……」
領主の街へ向かっているので間違いはないだろう。
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