守護する者達

テッツーツー

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第1章旅立ち

卒業旅行

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その年の冬に中学で卒業式が行われた、無論進路が決まらない物も、沢山居た、その者達の大半は軍隊に入隊予定だ、雪は歌手を目指す者が入学をする学校に入学が決まっている、多賀城は帝国体育高校へ
北国 晶は推薦で大学付属高校へと入学が決まっていた

そして、卒業式が終わるなり全員一回家に帰り私服に着替えて荷物を持ち、そのまま集合場所に集まる
そして、温泉旅行に出発した

旅館に着くなりまずは女子と男子で部屋に別れた、
そして、多賀城と朝霧はそのまま風呂に行く事にした

そして、露天風呂に2人で入っていると多賀城が玲二に対して、とある事を聞いて来た

「…お前雪の事どう思ってる?」

「ん?雪か?アイツは幼馴染だよそれ以上でもそれ以下でも無いと思ってる、アイツもそう思ってるんじゃないか?」

「……はぁ~お前って奴は」

多賀城は深く溜息をつくと多賀城は玲二の目を見て
玲二に対して強気の口調で話した

「一度振られた俺から言うのも何だけど、あの子はいい子だ、それとお前と話す時だけ、対応が違うんだぞ?」

「そうなのか?まあ、俺の事は良いお前は?会長の事どう思ってる?」

玲二は多賀城の手を解きながら言う

「俺か?俺は勿論アイツの事は好きに決まってる」

玲二は少し悲しそうな顔でそう答えた

「俺が雪ちゃんに告って振られた時、慰めてくれた奴がアイツなんだ」

玲二は少し驚いた、そんな素振りも見せないし何より女付きの多賀城がまさか、一定の人を好きになるとは

「今は俺はタダのガキだ、だからもう少ししたら告りたい……は!何言わせてんだ!」

多賀城は玲二に対して少し照れ臭そうに、玲二を湯船に沈める

「ボガ!ポゴゴゴ」

玲二は多賀城の手を払い立ち上がった

「多賀城~お前、俺を殺す気か!!」

そうこう、していると、隣の女湯から雪と晶の声が聞こえてくる

「へ~北国さんって結構胸おっきいのね~」

「なっ!雪さん何処触って!」

そんな、会話を聞いていた、多賀城と玲二は目を合わせ頷いた、壁の高さは約4メートルだがこの2人にかかれば、そんな高さ諸共しない

まず、多賀城が壁に張り付き手を出す、そして、玲二が少し勢いを付け多賀城の手を足場にするそして
壁に手を掛け、下に手を伸ばすと、多賀城は壁を一回蹴り足場にし玲二の手に捕まり、引き上げてもらう

そして、2人でいざ花の都へ…………だが結果は冬という事もあり、湯気で何も見えなかった、その瞬間に男湯の扉が開くその瞬間、焦った2人は壁から

落下する

「あ~今日は貸切かの~」

震えるような声で入って来たのは、老人だった

落下した痛みを堪えながら、2人は湯船に飛び込む
瞬間、落下した時擦りむいた傷に浸みた

『イッテー!!!」

更に2人湯船から出るなりのたうち回る

「…ホッホッホ若者は元気がいいの~」


その後2人はトボトボと部屋に戻ると先に上がったのだろう、雪と晶が玲二達の部屋にいた

どうやら、遊びに来たらしい

そして、4人はそのまま朝まで遊び尽くした。

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