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人生の分岐点

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とある日、今日はいわゆる、誕生日だそんな訳で
今日は何をしているかと言うと、お父さんが俺のために、誕生日パーティーを開いている、状況だ
別に嫌ではないがやはり、前世では、同期と馬鹿騒ぎした、誕生日会だったため、ここではかなり物静かな感じの、パーティーだ正直慣れない。

リカルド家 邸宅内、大ホール

この、誕生日パーティーには様々な人達が集まっている、なぜかって?
それは、うちの父は、元大陸戦争時の王国第1近衛騎士団に所属していたほどの人物だしかも、その中で若くして歴代最年少団長を務めていた、そのお陰もあり、今ではかなり顔が聞く人物だ、そのため、今回、誕生日パーティーを開くと言ってかなりの数の人が集まるほどだ、しかもかなり名前も知られてる人もいる

でも、そんな事はどうでもいい、今はその名だたる人の前で壇上に立って、スピーチをする羽目になっている状況だ、全く困ったものだよ!

「え~先ほど紹介頂いた、リカルド・フォン・ラーリカ・リックです、本日はお忙しい中わざわざ、私のために来てくださった事、改めて、御礼申し上げます、今日、私は10歳の誕生日を迎えました、でも、迎えたからと言って、私はまだまだお尻の青い小生意気な子供です、ですが、格闘術、剣術だけは誰にも負けない自信があります、ですが、そんな物では、この先食べていけない事ぐらい私にも分かります、私は1日でも早く、両親を楽させてあげたいと思っております、長くなりましだが、これからも、リカルド家を宜しくお願い致します」

会場からは拍手が鳴っている、だがリックが思っている事は、即席で考えてこんくらい喋れれば十分だろと言う感じだった

そして、スピーチが終了後、挨拶回りをした後に
リックは外に出た、外には庭がある、そこで少し休もうと思っていたら、後ろから声が聞こえて来た

「兄貴、あの計画はどう進んでいる?」

ヒソヒソ話している2人は父の弟と兄で何か話しているようだが聞き取れないため、まあ、いっかと思い、草に寝そべった、そしたら今度は、女性の声が聞こえて来た

「まったく、貴方も一様貴族なんだよ」

その声の持ち主は、リルドア・フォン・シャロンだ、彼女とはここ最近、仲良くなった、歳は1つ下なのだが、誰よりも責任感が強い、しかも、とても可愛い、髪の色は金色で、目は、綺麗な青い色をしている、将来は絶対美人になる人だと確信できるほどに、可愛いのだ

「シャロンかどうした、お前も夜風にあたりに来たのか?」

リックはシャロンに対して素っ気なく対応した

「いえ、貴方が外に出たので気になって見に来たのです」

シャロンはそう述べながら、辺りを気にしているようだった。

「ま、今は一人になりたい気分だけど、どうだ、一緒に星でも見ようか?」

リックが笑顔でゆうと、シャロンは少し頬を赤らめながら

「け、結構です!」

少し恥ずかしそうにシャロンは言った方が、リックはシャロンの腕を掴んで座らせた後に寝っ転ばした、シャロンは キャ!!
と言いながら寝転んだ

「ななななな、何をするのですか!?」

シャロンは顔が燃えるのでは無いかと思うほど顔が赤くなっていた

「ごめんごめん、まさかあんなに直ぐに崩れるとは思ってなかったんだ」

リック笑いながら、シャロンに言ったそしてリックがシャロンに向けて、星の話をし始めた

「なーシャロン、星って綺麗なんだ、俺は何時も星を見てはこの、家に生まれて良かったと思っているよ、この家に生まれていなかったら、君にも会えなかったしね、所で君は将来何かやりたい、事でもあるのかい?」

シャロンはその話を聞いて少し真面目な顔になった

「私には兄と姉が居ます、ですから私は、必然的に、あの家を出なければなりません、だから私は、もっと、この世界を見て見たい、冒険者になってこの世界を旅したいと思ってます」

シャロンからは意外な事を言ったので、リックはポカーンとなっていた

そして、シャロンが上目づかいをしながら

「私の夢は変ですかね?」

と、訪ねて来た、リック、ドキッとしながら
思った、いやいや、可愛い過ぎんだろ、これは、反則すぎる!

「へ、変じゃ無い、むしろ君から冒険者だなんて言葉が出たのが驚いたよ」

そして、話していたら、父が来た

「やあ、シャロンちゃん、ウチの子と仲良くしてくれてありがとうね、それと、リックそろそろダンスの時間だよ」

父はそう言って来た、ダンスがある事をすっかり忘れていた

そして、リックはシャロンに一緒に踊って貰えように頼んだ

「シャロン、君が良ければ、僕と踊らないかい?」

シャロンは1秒とかからずに即答で言った

「もちろんです!」

そして、シャロンとリックで踊りどっちも楽しんでいた、そして、楽しい時間は過ぎていき、パーティーは終わった。

それから約一週間、リックの貸家

リックは、喜んでいた、何故なら今まで苦戦していた、スコープを作る事が出来たからである、
しかも、8倍スコープと20倍スコープをだ、スコープにだけかなりな時間を費やしたいため、普段では味わえないくらいの喜びに満ちていた

ちなみに現在リックが主要で持っているのが

メイン、L96A1
種別ボルトアクション方式狙撃銃
口径7.62mm
銃身長657mm
ライフリング4条右回り
使用弾薬7.62x51mm 
装弾数10発
作動方式ボルトアクション
全長1,158mm
重量6,500g
銃口初速850m/s
有効射程800m(7.62mm弾)
1,500m(.338ラプアマグナム弾)

メイン2 SIG SG552 
種別アサルトライフル
口径5.56mm
銃身長226mm
ライフリング6条
使用弾薬5.56mm
装弾数30発
作動方式ガス圧利用(ロングストロークピストン式)、ターンロックボルト
全長730mm
重量3,200g
発射速度780発/分
銃口初速725m/秒
有効射程300m

サブ M1911(ガバメント)×2丁
口径.45
銃身長127mm
使用弾薬.45ACP弾
装弾数7+1発
作動方式シングルアクション
ティルトバレル式ショートリコイル
全長216mm
重量1,130g

その他
手榴弾、閃光弾、スモーク

ノーマルナイフ
WASPナイフ

こんな具合で作っている資金等は前回のタバコの利益で市場等で鉄、鉛等を買って来ている
金属類なら、何でも形に出来る、便利すぎる能力だ。

そして、自宅へ帰ると父と父の弟が話していた
かなり、深刻そうな話なので割り込む訳には行かないと察し、自室へ行き、1時間ほどだった時に

外が騒がしくなって来た、外を見てみると
傭兵団とリカルド家私兵部隊が戦っていた
傭兵団は約300人ほどの数がいた
がリカルド家の私兵部隊は47名しかいなかった
そのため、勝負は目に見えていた

そして、傭兵団が家の中に入って来た、リックは自室に置いてあった剣を持って、一階へ下がって行った、そして、6名の傭兵に囲まれた

傭兵はリックに斬りかかるが、その前に、剣を持っている方の腕を切り落とした、そしてもう2人が
同時にやって来たが、切り落とした、手から剣を奪って、1人に投げて、傭兵の1人の喉に突き刺さった、そして、もう、1人が魔法を使おうとして来た

「敵を燃やす火よ我が手に宿て敵を燃やし尽くせ
ファイヤー…」

詠唱を全て言う前に手持ちの、投げナイフを相手に投げ込んだ、ナイフは傭兵の喉に直撃、言葉を発せなくした、その後、トドメを刺した

そんな事をして約30分かれこれリックは敵を40人は斬り殺した、が敵が止むことはなく
等々、リックは力尽きた、そして、起きた時

目の前には、フェリス、タールレゴ、母がいたが父の姿が無かった、そして、父の兄である

ブラバスがリックに対して残酷な事を言った

「この、ガキは弟の息子だ殺さないで置いてやるだが、そうだな~その、私兵2名は殺せ」

リックは力を込めようとしたが、タールレゴとフェリスがこっちお向いて、首を振っていた、
タールレゴは最後に
「リック様死ぬ最後まで貴方にお使い出来て私は嬉しゅうございましたどうか、生き延びてください」

そうゆうと、傭兵団のリーダーらしき人物が笑いながら、タールレゴの動脈をゆっくり切り出した
タールレゴは血を吹き出しながら、倒れた

フェリスは傭兵団員に連れて行かれた、そして俺はブラバスに連れて行かれ外に放り出され、告げられた

「テメーのお母さん俺が頂くことにしたよ、何てったって未亡人は可哀想だろ」

ブラバスは薄気味悪く笑いながら言った
そして、リックはそれお聞いた瞬間にこのクソ野郎だけは必ず殺すどんなに時間が経っても、どんな事をしてでも、絶対にこいつは殺すと心に誓った

そして、リックはブラバスに対して宣下をした

「クソヤロー!絶対テメーだけは!ぶっ殺してやる!!絶対にだ!地獄の果てまでもお前を殺しに行ってやる!!」

普段は落ち着いるリックではあったが今回ばかり冷静さを失っていた、そして、リック泣きながら何回も何回も地面に頭を叩きつけたそして額から、血を流しながら。

そして、リックが使っていた貸家にも火がつけられ、幸いにも、武器類は全て隠していた、そのお陰で、武器類を取られず済んだが、弾薬類の誘爆のため武器類は全て使えなくなっていた。
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