ナリスの伝説 「オンリーワン」

けにあ

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ダリア王国 レベル上げ 弐

ナリスの伝説 「オンリーワン」

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ナリスの伝説「オンリー・ワン」第二部
  
  


★ダリア王国 ダンジョンへ★


レベル上げも三か月目に入りました。

八階に降りました。

ゴブリンが二体、オーク、オーガ、ゴブリン魔法職が二体の計六体の編成になっています。

ここはオーク、オーガが前衛、ゴブリンがその後ろにいますが良く見えません。
そしてさらに後ろに魔法職が二体。


「神楽、ソフィー二人でオークとオーガの足を止めてみて、妖精三人と騎士さん三人は後ろにいるゴブリンの動きに合わせて攻撃を止めてみて、仕留めようとしなくていいからね、その間にアイラは魔法で攻撃、レイラはシールドの準備、つるぎは足の止まったオーク、オーガに攻撃、ライアスもつるぎの補助をお願いします。ソロモンは待機ね、さやとソニア、ミイとライア、ルミとカナもゴブリンを叩けるようなら叩いてみて」

ルミとカナ
「え・・・はい」


「一体に一撃でいいから魔力を短剣に纏って攻撃してみてください。」

リビア
「そうですね、まずは一撃でいいですね」

ルミとカナ
「はい、やってみます」



ルミとカナ
「あれ?すごいです、体が・・・・動く」


「ルミとカナ!抑えてね、体自体が強くなっているわけではないから調子に乗ると体中が痛くなるよ」

え?

リビア
「なるほど、急な運動をするとってやつですね」といってクスクス笑っている。


「ルミとカナの二人もレベルは七十を超えています。」

ルミとカナ
「はい?」

リビア
「そのレベルに体がついて来るといいのですけどね、一撃入れたらこっち来て休みな」

ルミとカナ
「はい、そうさせていただきます。」

リビア
「受け流す訓練も一緒にやっていたからその辺の盗賊の攻撃には対応出来そうです。」

そうですね

ルミとカナ
「嬉しいです、これで運搬とかの移動で襲われても怖くないです。」


「そうだと思うけど、護衛はつけておきなよ?」

リビア
「そう、女二人だと逆に襲ってくれと言っているようなものだし」



笑い事では無いですけど、なんか言えてると思ったら笑ってしまいました。

いい感じになってきました。

六体パーティーの敵を二十人いるからと言うのもあるでしょうけどモノともせずに倒しています。

少し進むと突き当り、T字路になっていました。

左右を見ると同じ距離ぐらいに六体がいます。

神楽とつるぎで左右に分かれてT字路まで誘導、右から火の魔法攻撃をレイラのシールドで左からの火の魔法攻撃をリサの水魔法で相殺

ナイス!

神楽とつるぎがそれぞれ左右からくるオークとオーガに手傷を負わせる。
さやとソニア、ミイとライア、白鳥美奈子、アマンダの二人ゴブリンに対応、リカ、リサ、アイラが魔法職に向かって攻撃、ソロモンとライアスは回復の為待機、ルミとカナはお休み、メイは私の横にいます。
そしてソフィーが右側の魔法職に突っ込んで行っています。

つるぎ
「ああ、左に行けよ」

ソフィー
「こういうのは早い者勝ちですね」

神楽
「ナイスだ」

なるほど、人数二つに割っても行けそうだ。

メイ
「大丈夫でしょうか?」


「うん、十分だと思う」

リビア
「どうかしましたか?」


「二十名で攻撃を二つに分けても十分行けそうって思っていました。」

リビア
「はい、行けますね」

つるぎ
「なるほど、それはいい考えだ。」

神楽
「獲物を横取りされなくて済みますね」とニヤニヤ

つるぎがむっとしています。

ソフィーも横でニヤニヤ

つるぎ
「お・・・お前ら」

ソロモンがつるぎの横に立って肩をポンポンと叩いて「どんまいだよ」と声をかけると
つるぎ
「うるせぇ」と怒鳴りソロモンの手を払いのけました。

ぷっ

つるぎ
「ナリス、お前、笑ってんじゃねぇ」

あれ、ばれた・・・・

しかぁぁし、五つのパーティーを四つに編成し直すのが面倒なのでこのまま行きます。

つるぎ
「こらこら」


・・・・・

・・・・

この階は苦戦するかと思っていましたけど皆、やりますね

ミイがこっちを向いてドヤ顔、いやいやいい顔で笑っています。

メイがぷっと噴き出すといきなり
ミイ
「なんやねん」

関西弁!

神楽とソフィーがつるぎと競争を始めてくれたので活気づいてきました。
マジでつるぎは必至です! 笑




三か月目が過ぎようとした頃

リビア
「ナリス様」

うん

つるぎの戦い方が少し変わってきました。

リナ
「きゃ!」

キン

つるぎがリナのピンチを救った。

つるぎ
「目をつぶってどうする、死ぬぞ」

リナ
「すみません、ありがとうございます。」

つるぎには周りの皆の動きが見えて来たみたいです。

今までになかった仲間を助けると言う行動が目立つようになった。


「これはすごい進歩ですね」

リビア
「はい」


「今までつるぎは自分の事のみでしたからね」

仲間の動きがわかるという事は敵の動きもわかるという事です。


「つるぎはこれからさらに強くなりますよ」

そして見えて助けるという事はそれだけ、早い動きが必要になります。
今まで以上に素早く移動、敵の動きを止める、という事は今まで以上に疲れるという事でもあります。

体力をつけろぉぉぉ 笑

まぁ、あと三か月もこれをやるのですから自然とつくかもですね



・・・・


四か月が過ぎようとしている頃には私が飽きてきました。笑

何もせずにうろうろ 笑

ふぁぁぁぁぁ

つるぎ
「ナリス、お前!」

うぁ、見られた!


「つるぎのレベルが九十六になりそうです」

つるぎ
「うし!」

うま?

メイ
「ナリス様、親父ですね!」

ミイ
「何々、おやじギャグか?」

ライア
「たぶん、相当つまらないのでしょうね」

おぉぉい

さや
「あんたら笑わせないでよ」

ソフィー
「あと二か月で四レベルもあがるの?」

さあぁ


「最後までいけると信じてやってください。と言うか九十九になってどうやってランクを上げるのかを知りたいだけなのですけどね」

つるぎ
「なんだと!俺の為にじゃないのかぁ」


「もちろん、つるぎのためですよ?」

つるぎ
「なぜ、疑問文なんだ?」

あれ?


「もうすでに全員が九十を超えようとしています。自分の為にがんばって」

白鳥美奈子
「はい!」

ルイス・ミランダ
「おお!」



「ここでの戦いでレベルと一緒に自分の戦闘の流れをしっかりつかんでください。自分は何が得意なのか、どの攻撃がやりやすいか、自分の事を把握してください。」


あと二か月、平均で二レベル上がれば行ける!


・・・・・

・・・

五か月が終わろうとしています。

予定通りつるぎのレベルは九十八!

あとはレベル九十九の経験値百パーセント!

・・・・・

・・・

六か月が経ちます。
いよいよラストです

つるぎのレベルは九十九の九十九パーセント!

目標達成まであと少し


そしていよいよその時が来ました。

レベル九十九の経験値百パーセント!

達成!


「よし、つるぎおめ・・・お?」

つるぎの体がド派手に光っています。

リビア
「あ!」

どうした?

リビア
「私も前にこんな感じになりました。」

ランクが上がるって事か

という事はランク壱に上がる条件をつるぎはクリアしていたのか

いつ?

あ!


「あれか!」

さや
「なになに、どうしたのよ」


「ランク壱のクリア条件がなんとなくわかりました。」

さや
「なに?」

しかし、これは教えていいものなんだろうか?

リビア
「ナリス様?」

つるぎ
「なんだ、どうした?」


「つるぎ、おめでとう貴方はランク壱のレベル壱に昇格しました。」

つるぎ
「ほんとか、今の光がそうか」

リビア
「クリア条件とは?」


「リビア、貴方は幸運だったのですね。」

リビア
「はい?」


「貴方は妖精三人に出会ったからこそランク壱に昇格出来たという事です。」

リビア
「あの、つるぎの戦い方の変化、あれでしょうか?」


「そう、貴方も経験があるのではないですか?」

リビアは少し考えて
「私は彼女たちを守っているつもりでしたけど私の方が恩恵を受けていたのですね」

リサ
「あの・・・」

さや
「条件って何だったのよ」

ソフィー
「私も知りたいです。」


「残念ですが私の考えを皆さんに伝えてしまっては皆さんは条件をクリアできない気がします。」

なぜ?


「これはたぶん心の底からもしくは何も考えずに行った行動が大事だと思えます。」

神楽
「行動?」


「そう、自然体での行動です。」

ソニア
「自然体?」


「はい、ランクアップを意識しての行動は条件クリアとはならない気がします。」

さや
「なんとなく分かっていても口に出してしまったら他のメンバーはランク壱にはなれないって事かな?」

リビア
「そういう事になりそうだね」

ソフィー
「私はナリス、貴方を守る剣となります。我が剣を貴方に捧げます。」

神楽
「ソフィー! 私もナリス貴方を守る剣となります。我が剣を捧げます」

二人共一緒に競争していたので、つるぎの動きが気になっていたのかな、なんとなく理解したみたいです。


「では皆さん、私は下に降りて行きます。レベル上げが出来る間、やっててください。」

リビア
「お気をつけて」

メイ
「いってらっしゃいませ」

ソフィー
「少しでもいいから上げておきます。」


「はい」

私は八階から九階に降りる階段を進みました。
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