復讐の異世界転生者~異世界転生したけど魔法が使えず、貧乏で武器も買えないので気功で最強になって無双します。虐げた奴らに復讐だ!~

ボルトコボルト

文字の大きさ
4 / 50
冒険の幕開け

第4話 無双出来ちゃうぞ

しおりを挟む
俺は気功波?気功砲?を発射したら疲れて立っていられなくなったので、両手をあげて周りの動植物から気を集めた。

さっきより集まり難い。
そこを無理矢理集めるイメージ。

時間がかかったが、身体の疲れは無くなった。
周りを見ると足元の草花は枯れていた。

これって・・・。

生命力を集めたのか?
生命力吸収《ライフドレイン》だ!

気を集めると言うよりは、無理矢理やったので気を吸い取るイメージ。

新しい技を手に入れた!

接近した時はこれで良いとして、遠距離の攻撃は欲しいな。
さっきの気功波はあまりにも疲れるので、別の技が必要だ。

少ない気で遠距離を攻撃出切るようににしたいな。

う~ん。

転生前の記憶からマンガで何か無かったか考える。

お!そう言えば。
指弾って言うのがあったな。
指で鉄の玉とかを弾く。

近くに転がっているドングリを幾つか拾う。

右の人差し指と親指にだけ気を集める。
ドングリを親指で弾く。
ドングリは勢いよく飛び、前方の木に突き刺さった。

これはいいな。
疲れは全く出ないぞ。

ドングリを沢山ズボンのポケットに入れる。

周りの気配を探知しながら歩き出す。
左後方にゴブリンの気配があった。
数は3匹。

ゴブリンに覚《さと》られない様に静かにゴブリンに向かって歩く。

いたいた。

木の陰からゴブリン達を見る。

2匹が棍棒を持っていて、1匹が錆びたナイフ持っている。

右手の親指と人差し指に気を集める。
ドングリをセット。
指弾発射!

真ん中のゴブリンの額にドングリが突き刺さり気配が消えた。

両脇のゴブリンは驚き周りをキョロキョ見ている。

右のゴブリンに指弾発射!
ドングリが額に突き刺さる。
気配が消える。

左のゴブリンがこちらに気付いた様だ。
指弾発射!
ドングリが額に突き刺さる。
気配が消えた。

レベルアップのメッセージが頭の中に流れる。

ゴブリン達の死骸に近付くとゴブリンが持っていた錆びたナイフを拾い、ゴブリンの胸を切る。

心臓の近くにある魔石を抜き出す。

小さい魔石。

錆びたナイフと魔石についたゴブリンの血をゴブリンの魔物の皮の腰巻で拭いてポケットに入れる。

パンチやキックはどうだろう。

右手に気を集める。
近くの木を叩く。
木は呆気なく折れた。
直径20cmぐらいの木。
今までなら絶対折れなかった。

これは無双出来ちゃうな。

川に向かってまた歩き出す。

足に気を集めて歩くと速く歩けて、疲れも少ない。
気配探知も同時に行う。
足と気配探知を同時にする事は初め難しかったが、次第に慣れて来た。

俺はレベルアップも兼ねて川に行くまで魔物を倒しながら、魔石も取って歩いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
 農家の四男に転生したルイ。   そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。  農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。  十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。   家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。   ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる! 見切り発車。不定期更新。 カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。

琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。 ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!! スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。 ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!? 氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。 このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。

俺、何しに異世界に来たんだっけ?

右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」 主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。 気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。 「あなたに、お願いがあります。どうか…」 そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。 「やべ…失敗した。」 女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!

処理中です...