京都に住んで和風ファンタジー(時には中華風)の取材などする日記

washusatomi

文字の大きさ
13 / 59

【中華F】【和風F】梅雨の長雨前にネムノキなどを府立植物園に見に行きました。

しおりを挟む
 京都も梅雨に入り、今日の夕方からしばらく雨が続くようです。
 その前に府立植物園に行っておこうと、昼過ぎに出かけました(※1)

 植物園では門のところで「見ごろの植物」の地図を貰えます(※2)
 
 まずは北山門から南に下ってササユリを見ることにしました。

 道に立札があって見つけやすかったです。深い緑の中に淡い紅色の花が優美で、そして甘い良い香りがしました(※3)。

 次に目指すのはネムノキです。中国でも話題になる樹ですね。

 篠原悠希さんの中華ファンタジー『金椛国春秋』で参考資料として挙げられていた中村公一さん『中国の愛の花ことば』でも紹介されていました(「夜合花」という漢字表記です)。

 植物園の地図では芝生地の北西あたりにあるはずなのですが、なかなか見つかりませんでした。鷲生と同じくネムノキを探してらっしゃる様子のお爺さんもいらっしゃいましたw

 花が枝の高いところにしか咲いていないので目につかず、鷲生は地面に花が落ちているのを見つけて空を見上げ、ようやく探し当てましたw

 望遠レンズで写真を撮りました。紅色のブラシのような花が曇り空を彩る様子がみられて良かったです(※4)。

 ネムノキはシャリンバイの大木(腰のあたりでぐっと折れている特徴のある樹形)の東隣ですね。覚えておきますw

 植物生態園のオオバギボウシはリュウゼツラン科だそうで、よく目立ちます。
 ギボウシは蕾が擬宝珠に似ているからだとか(※5)。 

 ノグルミという樹木が「見ごろ」とされていたのものの、何に着目していいのか分からなかったのですが、実がなっているのが今の時期だということのようです(※6)。樹木がクルミに似ていますが、食べられないそうです。
 木を燃やすといい香りがするんだそうですが、それは試せないですねw
 落ちてる枝を拾うぐらいは大丈夫かな……。

 そういえばこのノグルミのあたりのツツジの枝に「枝を折らないで」という札がたくさんかかっていました。
 前に、四季彩の丘で、花の香りをかぐのに花をむしり取って自分の鼻先につけ、そのまま地面に投げ捨ててた人がいて、ものすごくびっくりしました。ありえないですよね!(よく外国人観光客のマナーが問題になりますが、日本語喋ってて見た目も日本人でしたよ……)。

 最近の植物生態園では、大河ドラマ「光る君へ」の影響か、「源氏物語に出てくる花」に分かりやすいマークを付けて下さるようになりました(※7)。
 平安ファンタジーを書く鷲生には大助かりです。

 植物生態園の北西の入り口から西に入ったところにハンゲショウがありました。
 半夏生は白川紺子さんの中華ファンタジー『後宮の烏』でその名を知った記憶があります。
 病気でもないのに葉が白くなり、森の深い緑の中ではかなり目立つ存在ですね(※8)。



 夏と言えば蓮。
 府立植物園には大きな蓮池があるのですが、そちらはチラホラといったところです(※9)。
 昨年、満開の頃に見に行きましたが、沢山咲いている時期には極楽浄土っぽさが感じられるwエリアです。
 四阿から見渡すと中国の皇帝になった気分が味わえますw

 四季彩の丘の鉢植えの蓮は咲いているのが多かったです(※10)。

 蓮が満開になるのは梅雨明けからでしょうか。
 これからしばらく雨が続きますが、たしかお香をきくのに雨の日の方が向いているとか。
 昔、「あさきゆめみし」で、「雨で空気が湿っているときは、お香をきくのに向いている」という意味の台詞があったはず(今手元にないんですが)。ちょっと調べてみると『源氏物語」梅枝にあるようですね。

 買ってみたいお香セットがあるので(※11)、いよいよお店に買いに行こうかと思います。

 お香のお店のサイトでも「本来、香りの良さを引き出すためにはある程度の湿気が大切とされています」とありました(※12)。
 梅雨の長雨が楽しみになりそうです。

 *****

 ※1府立植物園https://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html

 ※2「見ごろの植物」PDF
 https://www.pref.kyoto.jp/plant/migoro/documents/240621nakaragituushin.pdf

 ※3 ササユリ
 https://x.com/washu72802210/status/1804393306585268589

 ※4 ネムノキ https://x.com/washu72802210/status/1804394734166904940

 ※5オオバギボウシhttps://x.com/washu72802210/status/1804395327333765174

 ※6ノグルミ https://x.com/washu72802210/status/1804396095339950091

 ※7「源氏物語の植物」マークのついたアカネです。https://x.com/washu72802210/status/1804396656709812459

 ※8 ハンゲショウhttps://x.com/washu72802210/status/1804397176715649177

 ※9 蓮池ですhttps://x.com/washu72802210/status/1804398397152985336

 ※10 四季彩の丘の蓮です。
 https://x.com/washu72802210/status/1804398746077401555

 ※11 お香については、5月に行った「京のかおり 源氏物語店によせて」展で見かけたものを買おうかと思っています。
 https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093076644199825

 ※12 薫玉堂「雨の日のお香」https://www.kungyokudo.co.jp/blog/262/
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく… なお、スピンオフもございます。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...