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9月末の府立植物園
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先週末に京都府立植物園に行ってきました。ようやく秋らしくなってきたので、秋の植物を見に足を運んだのです。
ただ、同じ日に開催中のイベントがなかなか創作活動の役に立ちそうで丁寧に見て回った結果、園内を歩き回って植物を見るのは少し後回しになってしまいました。
それでも秋の七草のフジバカマやオミナエシはちゃんと見てきましたよ。
フジバカマについてはこの日一日でたくさん見たなあと思います。
京都では絶滅危惧種のフジバカマを守ろうという機運があります。イベントでもフジバカマが紹介されていました。
イベントについての記事は前回に書きましたが、お香会社のブースでは粉末にして配って下さいましたし、他のフジバカマ保全団体のブースでは大きな鉢植えを置いていらっしゃいました。
植物園の園内でもそこかしこで咲いています。鷲生としては、自然の森の中で咲いている様子を確認したかったので、そのようなワイルドなw構図の写真を撮りました。
あ、写真はnote記事にしております(※1)。
府立植物園の植物生態園ではヤマブドウが植わっていましたが、残念ながら特に実はなっていませんでした。
そこから池に向かうと、ほとりにネムノキがありました。今は花の季節ではありませんが、中華ファンタジーでも使えそうな木ですから花の季節にまた来たいと思います。
水の畔ではスズムシバナやサクラタデがたくさん咲いていました。こういう小さな花が緑の葉っぱの中にポツポツ咲いているのを見ると、初秋らしい風景だなあと感じますね。
蓼の花というのは地味なことが多いですが、サクラタデは名前の通り、一つ一つの花が薄紅色の桜のようで可憐なものです。
植物園の案内ではミズトラノオが見ごろだとありましたが、うーん。あまり咲いてないです。
付近にタヌキマメという草が生えていました。実にはたくさんの毛が生えていて、愛嬌がありますねw
Wikipediaによれば、民間療法で利尿剤や強心剤、鎮痛剤に利用され、土壌の害虫を防ぐために畑作の際に作物の間に植えられることもあるのだそうです。
その近くにノガリヤスが。
染料に使われる「苅安」と関係あるかと思って写真を撮りましたが、結論から言うと関係ないそうで、がっかりですw
東京生薬協会のWebサイトに「和名は『野苅安』で、染色に使われるカリヤスに似ているが用いない草、と言った意味合いとされます」と書いてありました(※2)。
以上は植物生態園の池の北の岸辺の草花のお話ですが、そこから北のエリアを歩きまわりました。ヤマアイ、コヤマミズ、エビネ、カリガネソウなどのプレートは見つけましたが、特に花などは咲いてなかったです。
ヤマアイはwikiに「日本で最も古くから用いられた染料」とありますが、その色がどうであったかについてはちょっとややこしい事情があります。
エビネは春咲きのランの一種で、wikiによると環境省レッドリストの準絶滅危惧なのだそうです。
植物生態園を出て、柑橘類のエリアに行きました。
カラタチの実がついていました。また、レモンも実っていました。こうして見ると、レモンは紡錘形のミカンなんだなと改めて思いますねw
学生時代の友人が、子どもの頃にお父様がレモンの木を買って来てくれて、嫁ぎ先のマイホームの庭にも植え替え、今では大きな木になって実が収穫できるのだそうです(年によって豊作かそうでないか別れるそうですが)。
一度、小さな段ボール箱一杯につめて送って来てくれたことがあります。国産無農薬レモンですよ? 末端価格はいくらだったんでしょうねw
そこから四季彩の丘に行くと、池にヒツジグサのカワイイお花が咲いていました。スイレンの一種ですね。
ここのエリアではキビがたわわに実っていました。
サネカズラの実がつきはじめていました。先日、京都市考古資料館「ファッションの考古学」を見に行きましたが、茎などから得られる粘液が整髪料に用いられたそうです。ビナンカズラはサネカズラの別名です。
ワレモコウもよく咲いており、これを見ると「ああ、秋だなあ」と感じますね。
プレートは見つかりませんでしたが、フヨウもきれいに咲いていました。
シオンがたくさん花を咲かせていました。一つ一つは地味ですがこう一斉に咲くと、賑やかな感じになりますね。
この四季彩の丘の南出入り口にオミナエシがあります。フジバカマと隣り合わせに植えられており、どちらも見ごろでした。
オミナエシの花を手に、藤原道長と紫式部とで歌の遣り取りがあったかと思います(「光る君へ」では取り上げないようですが)。
子どもの頃、紫式部の伝記本を読んでて「オミナエシ」ってどんな花なんだろうと思ったものの、そのまま最近になるまで実物を見ずにきてしまいました。身近になかったですし、公園とかに植えられてることもなかったですし(鷲生の実家は神戸でした。あまり和風の植物をわざわざ植える風潮はなかったように思います)。
こうして、京都府立植物園で和の秋の草花を見ることができて良かったです!
*****
※1 noteに写真を投稿しております。
https://note.com/monmonsiteru/n/n0d0a0dacd1a1
https://note.com/monmonsiteru/n/n853e30b20805
※2 ノガリヤス 日本生薬協会Webサイト
https://www.tokyo-shoyaku.com/ohana.php?hana=222
ただ、同じ日に開催中のイベントがなかなか創作活動の役に立ちそうで丁寧に見て回った結果、園内を歩き回って植物を見るのは少し後回しになってしまいました。
それでも秋の七草のフジバカマやオミナエシはちゃんと見てきましたよ。
フジバカマについてはこの日一日でたくさん見たなあと思います。
京都では絶滅危惧種のフジバカマを守ろうという機運があります。イベントでもフジバカマが紹介されていました。
イベントについての記事は前回に書きましたが、お香会社のブースでは粉末にして配って下さいましたし、他のフジバカマ保全団体のブースでは大きな鉢植えを置いていらっしゃいました。
植物園の園内でもそこかしこで咲いています。鷲生としては、自然の森の中で咲いている様子を確認したかったので、そのようなワイルドなw構図の写真を撮りました。
あ、写真はnote記事にしております(※1)。
府立植物園の植物生態園ではヤマブドウが植わっていましたが、残念ながら特に実はなっていませんでした。
そこから池に向かうと、ほとりにネムノキがありました。今は花の季節ではありませんが、中華ファンタジーでも使えそうな木ですから花の季節にまた来たいと思います。
水の畔ではスズムシバナやサクラタデがたくさん咲いていました。こういう小さな花が緑の葉っぱの中にポツポツ咲いているのを見ると、初秋らしい風景だなあと感じますね。
蓼の花というのは地味なことが多いですが、サクラタデは名前の通り、一つ一つの花が薄紅色の桜のようで可憐なものです。
植物園の案内ではミズトラノオが見ごろだとありましたが、うーん。あまり咲いてないです。
付近にタヌキマメという草が生えていました。実にはたくさんの毛が生えていて、愛嬌がありますねw
Wikipediaによれば、民間療法で利尿剤や強心剤、鎮痛剤に利用され、土壌の害虫を防ぐために畑作の際に作物の間に植えられることもあるのだそうです。
その近くにノガリヤスが。
染料に使われる「苅安」と関係あるかと思って写真を撮りましたが、結論から言うと関係ないそうで、がっかりですw
東京生薬協会のWebサイトに「和名は『野苅安』で、染色に使われるカリヤスに似ているが用いない草、と言った意味合いとされます」と書いてありました(※2)。
以上は植物生態園の池の北の岸辺の草花のお話ですが、そこから北のエリアを歩きまわりました。ヤマアイ、コヤマミズ、エビネ、カリガネソウなどのプレートは見つけましたが、特に花などは咲いてなかったです。
ヤマアイはwikiに「日本で最も古くから用いられた染料」とありますが、その色がどうであったかについてはちょっとややこしい事情があります。
エビネは春咲きのランの一種で、wikiによると環境省レッドリストの準絶滅危惧なのだそうです。
植物生態園を出て、柑橘類のエリアに行きました。
カラタチの実がついていました。また、レモンも実っていました。こうして見ると、レモンは紡錘形のミカンなんだなと改めて思いますねw
学生時代の友人が、子どもの頃にお父様がレモンの木を買って来てくれて、嫁ぎ先のマイホームの庭にも植え替え、今では大きな木になって実が収穫できるのだそうです(年によって豊作かそうでないか別れるそうですが)。
一度、小さな段ボール箱一杯につめて送って来てくれたことがあります。国産無農薬レモンですよ? 末端価格はいくらだったんでしょうねw
そこから四季彩の丘に行くと、池にヒツジグサのカワイイお花が咲いていました。スイレンの一種ですね。
ここのエリアではキビがたわわに実っていました。
サネカズラの実がつきはじめていました。先日、京都市考古資料館「ファッションの考古学」を見に行きましたが、茎などから得られる粘液が整髪料に用いられたそうです。ビナンカズラはサネカズラの別名です。
ワレモコウもよく咲いており、これを見ると「ああ、秋だなあ」と感じますね。
プレートは見つかりませんでしたが、フヨウもきれいに咲いていました。
シオンがたくさん花を咲かせていました。一つ一つは地味ですがこう一斉に咲くと、賑やかな感じになりますね。
この四季彩の丘の南出入り口にオミナエシがあります。フジバカマと隣り合わせに植えられており、どちらも見ごろでした。
オミナエシの花を手に、藤原道長と紫式部とで歌の遣り取りがあったかと思います(「光る君へ」では取り上げないようですが)。
子どもの頃、紫式部の伝記本を読んでて「オミナエシ」ってどんな花なんだろうと思ったものの、そのまま最近になるまで実物を見ずにきてしまいました。身近になかったですし、公園とかに植えられてることもなかったですし(鷲生の実家は神戸でした。あまり和風の植物をわざわざ植える風潮はなかったように思います)。
こうして、京都府立植物園で和の秋の草花を見ることができて良かったです!
*****
※1 noteに写真を投稿しております。
https://note.com/monmonsiteru/n/n0d0a0dacd1a1
https://note.com/monmonsiteru/n/n853e30b20805
※2 ノガリヤス 日本生薬協会Webサイト
https://www.tokyo-shoyaku.com/ohana.php?hana=222
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