3 / 5
003♡ リュシアの蘇生
しおりを挟む
リュシアが横たえられた豪奢なベッドの前に立ち尽くす。まるで眠っているように見える彼女は、実際はすでに死んでいる。肌は白く、冷たく、鼓動も感じられない。俺は震える手で彼女の額に触れた。冷たい。人間の温もりを失った、死者の肌。
……やるしかない。俺はエリクザーというスキルを授かった。女神が言うには、”俺の精液を通じて生命力を与えることができる。”それによって、傷を癒し、場合によっては死者をも蘇生できる——らしい。
でも……正直、女性経験がない。そして、リュシアを救うためとはいえ、死んでいる彼女と行為に及ぶなんて、どう考えても倫理的にアウトな気がする。なによりもまず、勃起しない。だけどこのスキルを使わないと、リュシアは助からない。彼女の服を脱がせ、下着も外す。初めてみる女性器がまさか死んだ女の子のものだなんて……。
「そういえば……鑑定があったな」
なかなか覚悟が決まらない俺は鑑定スキルのことを思い出して、目の前の彼女を対象に鑑定スキルを発動する。
名前:リュシア・ヴェルシオン
年齢:17歳
身長:160cm
スリーサイズ:85/60/87
HP:0/526
MP:0/713
状態:死亡
経験:0人(処女)
相性:―――
状態は”死亡“、そして処女であることもわかる。彼女の死体がここにあるんだから当たり前だけど……。ということは、初めての相手も俺になるのか? 緊張と興奮で体が震える。今まで感じたことのない感覚だ。勃起こそしていないが、意識すれば下半身に血が集まっていくのがわかる。
「……よし」
俺は意を決してリュシアの股を開かせた。綺麗な薄ピンク色をした陰唇が見えるが、やはり反応はない。愛液が滲むわけもなく、血の気がなくなっていて、肌に触れても冷たい。半勃ちになったモノをしごいて固くする。
「ごめんよ……」
そう呟き、彼女の割れ目に自身のものをあてがう。お互いに初体験がこんな形でいいのか、後悔は残らないか。そんな迷いを振り払って、俺は意を決して腰を前に突き出した。
「うわ」
思わず声が漏れた。気持ちよさというより、痛みに近い。亀頭がぞわぞわする。当然か、ローションをつけたわけでもないし、愛液が出ているわけでもない。挿入しても温かさがない。ぎこちなく腰を振る。
「い、痛い」
当然だろう。先っぽを入れただけでこの痛みだ。だが、リュシアを生き返らせるにはやむを得ない。腰を前後させながら彼女の奥深くまで入れようとするが……ダメだ、これ以上は入らない。経験のない俺にはハードルが高いのかもしれない。
「ごめん、ごめんね……」
そう言ってリュシアのおっぱいに触れる。ひんやりとはしているものの、柔らかさは確かに残っている。手から伝わる感触で、挿入している陰茎がぐっと硬度を増すのを感じた。
「大丈夫、大丈夫だ。いける、う、うぅっ!」
自分に言い聞かせるようにそうつぶやきながら腰を振る。彼女を生き返らせるためにやってるんだ。恨んでくれるなよ。そう思いながらも、俺は自身の高ぶりを彼女の中に放出していた……。
俺の射精に反応するように、彼女の身体が眩い光を放つ。子宮のあたりか、心臓のあたりか、あまりの眩しさに思わず目を閉じる。瞼を貫通するほどの光が収束し、ようやく目を開くと……。
「え? あ、あの……」
リュシアと目が合った。かぁっと顔を赤く紅潮させている。つまり、血が流れている。
形のいい胸が呼吸とともに上下し、全身が熱を帯びる。膣内も然り。一度精を放ったはずなのに、挿入したままの陰茎が再び固くなる。それも、さっきより強く。
「ん……!?」
彼女が不意に漏らした声が艶っぽくて、思わず腰を引いて、強く打ち付ける。
「ひゃん! はぁん……な、なにが、どうして?」
「ごめん、ごめんよ」
温かい。彼女のおっぱいを揉んでいると、乳首が硬く尖っている。それを指先で弄りながら、ピストンを続ける。彼女の切ない声を聴いていると、どうやら彼女も絶頂が近づいているようだ。膣がぎゅーっと俺のモノを搾り取るかのように収縮する。
「あ、やぁぁっ……なんか、きちゃう!」
「お、俺も……出る!」
堪えきれずに彼女の膣内で果てる。二発目だと言うのにさっきよりも多く、濃く、出ているような感覚に陥る。
ようやく射精を終えて陰茎を抜くと……リュシアはぐったりと横たわりながら、荒い息を吐いていた。
「……なんだこの感覚」
明確に、リュシアとのつながりが俺の中に生まれた。セックスをしたからという意味ではなく、魔法なのか? なんだか力がみなぎっているような感覚だ。
取り敢えず現状についてリュシアに説明をしないとならないな。彼女の呼吸が整うまで、もう少し待つとしよう。
……やるしかない。俺はエリクザーというスキルを授かった。女神が言うには、”俺の精液を通じて生命力を与えることができる。”それによって、傷を癒し、場合によっては死者をも蘇生できる——らしい。
でも……正直、女性経験がない。そして、リュシアを救うためとはいえ、死んでいる彼女と行為に及ぶなんて、どう考えても倫理的にアウトな気がする。なによりもまず、勃起しない。だけどこのスキルを使わないと、リュシアは助からない。彼女の服を脱がせ、下着も外す。初めてみる女性器がまさか死んだ女の子のものだなんて……。
「そういえば……鑑定があったな」
なかなか覚悟が決まらない俺は鑑定スキルのことを思い出して、目の前の彼女を対象に鑑定スキルを発動する。
名前:リュシア・ヴェルシオン
年齢:17歳
身長:160cm
スリーサイズ:85/60/87
HP:0/526
MP:0/713
状態:死亡
経験:0人(処女)
相性:―――
状態は”死亡“、そして処女であることもわかる。彼女の死体がここにあるんだから当たり前だけど……。ということは、初めての相手も俺になるのか? 緊張と興奮で体が震える。今まで感じたことのない感覚だ。勃起こそしていないが、意識すれば下半身に血が集まっていくのがわかる。
「……よし」
俺は意を決してリュシアの股を開かせた。綺麗な薄ピンク色をした陰唇が見えるが、やはり反応はない。愛液が滲むわけもなく、血の気がなくなっていて、肌に触れても冷たい。半勃ちになったモノをしごいて固くする。
「ごめんよ……」
そう呟き、彼女の割れ目に自身のものをあてがう。お互いに初体験がこんな形でいいのか、後悔は残らないか。そんな迷いを振り払って、俺は意を決して腰を前に突き出した。
「うわ」
思わず声が漏れた。気持ちよさというより、痛みに近い。亀頭がぞわぞわする。当然か、ローションをつけたわけでもないし、愛液が出ているわけでもない。挿入しても温かさがない。ぎこちなく腰を振る。
「い、痛い」
当然だろう。先っぽを入れただけでこの痛みだ。だが、リュシアを生き返らせるにはやむを得ない。腰を前後させながら彼女の奥深くまで入れようとするが……ダメだ、これ以上は入らない。経験のない俺にはハードルが高いのかもしれない。
「ごめん、ごめんね……」
そう言ってリュシアのおっぱいに触れる。ひんやりとはしているものの、柔らかさは確かに残っている。手から伝わる感触で、挿入している陰茎がぐっと硬度を増すのを感じた。
「大丈夫、大丈夫だ。いける、う、うぅっ!」
自分に言い聞かせるようにそうつぶやきながら腰を振る。彼女を生き返らせるためにやってるんだ。恨んでくれるなよ。そう思いながらも、俺は自身の高ぶりを彼女の中に放出していた……。
俺の射精に反応するように、彼女の身体が眩い光を放つ。子宮のあたりか、心臓のあたりか、あまりの眩しさに思わず目を閉じる。瞼を貫通するほどの光が収束し、ようやく目を開くと……。
「え? あ、あの……」
リュシアと目が合った。かぁっと顔を赤く紅潮させている。つまり、血が流れている。
形のいい胸が呼吸とともに上下し、全身が熱を帯びる。膣内も然り。一度精を放ったはずなのに、挿入したままの陰茎が再び固くなる。それも、さっきより強く。
「ん……!?」
彼女が不意に漏らした声が艶っぽくて、思わず腰を引いて、強く打ち付ける。
「ひゃん! はぁん……な、なにが、どうして?」
「ごめん、ごめんよ」
温かい。彼女のおっぱいを揉んでいると、乳首が硬く尖っている。それを指先で弄りながら、ピストンを続ける。彼女の切ない声を聴いていると、どうやら彼女も絶頂が近づいているようだ。膣がぎゅーっと俺のモノを搾り取るかのように収縮する。
「あ、やぁぁっ……なんか、きちゃう!」
「お、俺も……出る!」
堪えきれずに彼女の膣内で果てる。二発目だと言うのにさっきよりも多く、濃く、出ているような感覚に陥る。
ようやく射精を終えて陰茎を抜くと……リュシアはぐったりと横たわりながら、荒い息を吐いていた。
「……なんだこの感覚」
明確に、リュシアとのつながりが俺の中に生まれた。セックスをしたからという意味ではなく、魔法なのか? なんだか力がみなぎっているような感覚だ。
取り敢えず現状についてリュシアに説明をしないとならないな。彼女の呼吸が整うまで、もう少し待つとしよう。
1
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる