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第一章 NICU
生後11日目 今度こそ自発呼吸!!(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
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はぁ~
やっと深呼吸できますよ~
リノが、やっとやっと自発呼吸を始めました!
ばあばはそれを聞いて、天を仰いで、拳を握りしめ、「イェス! Yes!」と何度も叫んじゃったよ。
イェーイ!
ここまでが長かった……ジーン (T_T)
もう嬉しくて嬉しくてたまりません。
呼吸が安定したら、経口哺乳の練習をして、上手くいったら退院?……なぁんて、気持ちが先走ってしまいます。
舞い上がった母ネムルーとばあばの二人は、帰りに箒でデパートに寄って、可愛い帽子二個と、ソックスの三個セットを買ったのでした。
先輩ママたちのブログで、NICUっ子は体温調節が下手だと聞いていたからです。
ラクーが育てた娘三人は赤ちゃんの時、着せたばかりの帽子やソックスをすぐに脱ぐばかりしていたので、ちっとも役に立ちませんでした。
そのため今までは、孫のお祝いに帽子なんて買ったことがないのです。
でもリノの場合は、身体を守るために必要な装備品の一つになりそうです。
しかし新生児用の帽子って、かわゆいですねぇ。
テンションが上がっちゃったよ。
今朝、病院へ行く車の中で、ラクーはネムルーとミーティングをしていました。
『リノの発達支援をするために、きっかけを与えたり、学習できる環境を整えていこう!』
リノはわずかずつではありますが、日々成長しているのです。
『重度だからと諦めないで、リノができる少し上の課題を与えながら、成長を促していこう!』
ということになったのです。
こんな風に思えたのは、先日このブログでも紹介した相馬先生の書かれた本を読み、同じ病名の子を育てている先輩ママたちのブログを毎日読みこんだからです。
昨日ラクーはずっと考えていたのです。
できない呼吸を待つよりも、リノ本人ができることを伸ばしていったらいいのではないだろうか?
これは今まで幼児教育や児童教育に、少なからず関わってきたラクーの勘でした。子どもが苦手なことを指摘するよりも、できるところを褒めて伸ばす方がいいのです。
リノはありがたいことに、お乳を消化することができるようになった。
→ つまり、まずは口の刺激だ。
乳幼児は口の側をつつくと、乳首を口に含もうとして顔や口を動かすという「反射反応」を本能として持っています。これを利用できないかなと考えました。たまたまでもいい、成功した経験や達成感を持つとそれが能力に繋がっていくかもしれません。
※ ラクーはリノを一度も見ていなかったため、この時は、口の吸引反射が欠片もないことに気づいていません。
それがなくて嚥下機能もない、つまり低酸素状態で脳幹も損傷していたことが後からわかってきます。
脳波なんてなければ、刺激すればいいのです。←虚仮の一念岩をも穿つ!
健常な人間でも、脳は70%ぐらい使っていないとかいう話を聞いたことがあります。
とにかく脳がダメージを受けていることは確実ですが、少しでも神経ニューロンが残っていたら、ばあばの信念で増やしてやる!という気炎を上げていました。
ラクーが「経管栄養を入れる時に、リノの口をつついてから、入れて欲しいと看護師さんに頼んでみたら?」と言うと、ネムルーも「そうだね。それに今日はお乳を浸した綿棒で、口の中を刺激してみる。」と言って、張り切ってNICUに行きました。
※ これは今でも続けています。医学所見がどーだろうと、やるのです!
ラクーが待っていることにネムルーが負担を感じないように、ラクーは病院で勉強するために本や文房具を持ってきていました。本さえあれば、どこにいようとくつろげる体質というのは、便利なものです。
ラクーは待合スペースの机の上に文房具を出して、今までの10日間の経過や病態などをルーズリーフにまとめ、今後の学習計画を練っていきます。
傍からみれば、何の勉強をしているおばあさんなんだろう?と思われたでしょうね。^^
ラクーもこの歳になって脳の勉強をすることになるとは思ってもみませんでした。(笑)
何時間かしてNICUから帰って来たネムルーが、涙ぐんでいました。
な、何があった? ドキドキ
「お母さん、自発呼吸が出てるってベテランの看護師さんに言われた!」
キャホーーーーー!! \(^o^)/☆彡
ですよねー。
やっと、やっとこの言葉を聞くことができました。
リノが生まれて今日で11日目になるのですが、ネムルーはずっとリノを抱っこしていなかったのです。
「今日は手が空いてるから、リノちゃんを抱っこする補助ができるよ。してみる?」
と看護師さんに言われて、ネムルーは一も二もなく頷いたそうです。
その時、手動の呼吸器を操作していた看護師さんが「あら? リノちゃん、自発呼吸ができてるじゃない! これは先生に言っとかないと。ほら、何にもしてなくてもここが動いてるでしょ?」
ネムルーが見ると空気を含ませるところがペコペコしていたそうです。
ベテランの看護師さんだったので、それからはうまいこと手を抜いて、呼吸補助をしてくださったそうです。
「リノの方は必死そうな顔してたけど……」
ネムルーがそう言って泣き笑いをしていました。
ちょうど側にいた担当の小児科の方が、記念写真も撮ってくださったそうです。
これは帰りに写真を現像しなければなりません!
そのついでに、買い物もできますしね。
ということで、上記の帽子などを購入するに至ったわけです。( ´艸`)
あー、今日はゆっくりと眠れそうですー
自発呼吸がみられる!
ミルク40mlに!
黄色の便が出た!・・胎内にいた時の宿便は緑色をしている。これは消化ができた証拠。
リハビリの先生から「痰が絡むので横向きに寝かせるように」という指導があった。
初めてリノの背中を見て、ネムルーは感動していた。
母、初抱っこ!・・看護師さんが手動の呼吸器を使って、呼吸補助をしてくれた。これも近くに医師がいないと許可がおりない。
お乳を含ませた綿棒で口の中を刺激する。
やっと深呼吸できますよ~
リノが、やっとやっと自発呼吸を始めました!
ばあばはそれを聞いて、天を仰いで、拳を握りしめ、「イェス! Yes!」と何度も叫んじゃったよ。
イェーイ!
ここまでが長かった……ジーン (T_T)
もう嬉しくて嬉しくてたまりません。
呼吸が安定したら、経口哺乳の練習をして、上手くいったら退院?……なぁんて、気持ちが先走ってしまいます。
舞い上がった母ネムルーとばあばの二人は、帰りに箒でデパートに寄って、可愛い帽子二個と、ソックスの三個セットを買ったのでした。
先輩ママたちのブログで、NICUっ子は体温調節が下手だと聞いていたからです。
ラクーが育てた娘三人は赤ちゃんの時、着せたばかりの帽子やソックスをすぐに脱ぐばかりしていたので、ちっとも役に立ちませんでした。
そのため今までは、孫のお祝いに帽子なんて買ったことがないのです。
でもリノの場合は、身体を守るために必要な装備品の一つになりそうです。
しかし新生児用の帽子って、かわゆいですねぇ。
テンションが上がっちゃったよ。
今朝、病院へ行く車の中で、ラクーはネムルーとミーティングをしていました。
『リノの発達支援をするために、きっかけを与えたり、学習できる環境を整えていこう!』
リノはわずかずつではありますが、日々成長しているのです。
『重度だからと諦めないで、リノができる少し上の課題を与えながら、成長を促していこう!』
ということになったのです。
こんな風に思えたのは、先日このブログでも紹介した相馬先生の書かれた本を読み、同じ病名の子を育てている先輩ママたちのブログを毎日読みこんだからです。
昨日ラクーはずっと考えていたのです。
できない呼吸を待つよりも、リノ本人ができることを伸ばしていったらいいのではないだろうか?
これは今まで幼児教育や児童教育に、少なからず関わってきたラクーの勘でした。子どもが苦手なことを指摘するよりも、できるところを褒めて伸ばす方がいいのです。
リノはありがたいことに、お乳を消化することができるようになった。
→ つまり、まずは口の刺激だ。
乳幼児は口の側をつつくと、乳首を口に含もうとして顔や口を動かすという「反射反応」を本能として持っています。これを利用できないかなと考えました。たまたまでもいい、成功した経験や達成感を持つとそれが能力に繋がっていくかもしれません。
※ ラクーはリノを一度も見ていなかったため、この時は、口の吸引反射が欠片もないことに気づいていません。
それがなくて嚥下機能もない、つまり低酸素状態で脳幹も損傷していたことが後からわかってきます。
脳波なんてなければ、刺激すればいいのです。←虚仮の一念岩をも穿つ!
健常な人間でも、脳は70%ぐらい使っていないとかいう話を聞いたことがあります。
とにかく脳がダメージを受けていることは確実ですが、少しでも神経ニューロンが残っていたら、ばあばの信念で増やしてやる!という気炎を上げていました。
ラクーが「経管栄養を入れる時に、リノの口をつついてから、入れて欲しいと看護師さんに頼んでみたら?」と言うと、ネムルーも「そうだね。それに今日はお乳を浸した綿棒で、口の中を刺激してみる。」と言って、張り切ってNICUに行きました。
※ これは今でも続けています。医学所見がどーだろうと、やるのです!
ラクーが待っていることにネムルーが負担を感じないように、ラクーは病院で勉強するために本や文房具を持ってきていました。本さえあれば、どこにいようとくつろげる体質というのは、便利なものです。
ラクーは待合スペースの机の上に文房具を出して、今までの10日間の経過や病態などをルーズリーフにまとめ、今後の学習計画を練っていきます。
傍からみれば、何の勉強をしているおばあさんなんだろう?と思われたでしょうね。^^
ラクーもこの歳になって脳の勉強をすることになるとは思ってもみませんでした。(笑)
何時間かしてNICUから帰って来たネムルーが、涙ぐんでいました。
な、何があった? ドキドキ
「お母さん、自発呼吸が出てるってベテランの看護師さんに言われた!」
キャホーーーーー!! \(^o^)/☆彡
ですよねー。
やっと、やっとこの言葉を聞くことができました。
リノが生まれて今日で11日目になるのですが、ネムルーはずっとリノを抱っこしていなかったのです。
「今日は手が空いてるから、リノちゃんを抱っこする補助ができるよ。してみる?」
と看護師さんに言われて、ネムルーは一も二もなく頷いたそうです。
その時、手動の呼吸器を操作していた看護師さんが「あら? リノちゃん、自発呼吸ができてるじゃない! これは先生に言っとかないと。ほら、何にもしてなくてもここが動いてるでしょ?」
ネムルーが見ると空気を含ませるところがペコペコしていたそうです。
ベテランの看護師さんだったので、それからはうまいこと手を抜いて、呼吸補助をしてくださったそうです。
「リノの方は必死そうな顔してたけど……」
ネムルーがそう言って泣き笑いをしていました。
ちょうど側にいた担当の小児科の方が、記念写真も撮ってくださったそうです。
これは帰りに写真を現像しなければなりません!
そのついでに、買い物もできますしね。
ということで、上記の帽子などを購入するに至ったわけです。( ´艸`)
あー、今日はゆっくりと眠れそうですー
自発呼吸がみられる!
ミルク40mlに!
黄色の便が出た!・・胎内にいた時の宿便は緑色をしている。これは消化ができた証拠。
リハビリの先生から「痰が絡むので横向きに寝かせるように」という指導があった。
初めてリノの背中を見て、ネムルーは感動していた。
母、初抱っこ!・・看護師さんが手動の呼吸器を使って、呼吸補助をしてくれた。これも近くに医師がいないと許可がおりない。
お乳を含ませた綿棒で口の中を刺激する。
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