星の子ども

秋野 木星

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第二章 家での生活 1

3/5 退院して一か月検診

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 リノは元気なのに、先週は、ばあばが風邪をひいてしまいました。(;´Д`)
37.1度ぐらいのお疲れ風邪だったのですが、リノにうつさないように魔女の療育を一週間、お休みしました。
その間は両親が頑張ってくれていたようです。

三月三日の初節句は、そんな事情もあって家族だけで手巻き寿司パーティーをしました。
ちょっと豪勢に寿司ネタを揃えたので、ビールがすすむ夕食でした。^^
リノは静かに皆を見守ってくれていましたよ。(笑)

昨日の月曜日に小児科の退院後検診がありました。
ムコーは仕事を休んで、リノとネムルーの付き添いをしてくれました。
リノレベルでは何の問題もなく順調に成長していたので、ミルクが毎回10mlずつ増えて、110ml×4回+140ml×1回になりました。

その後、呼吸器の取り扱いの説明がある予定でしたが、ムコーが持って行った呼吸器をサッサと設置していくと、「あ、なんも問題はなさそうですね」とだけ言われて、それだけだったそうです。(爆)
「あの重たい呼吸器セットを全部持っていく必要があったのか??」と二人とも脱力したようです。
(^_^;)

それから病院のリハビリにも行ってきたようです。
そのためミルクの時間が遅れ、初めて病院の授乳室で経管栄養注入をしたそうです。
どなたか疲れ果てたお母さんが授乳室のソファーで一人でひっくり返っていらしたのだとか……何かあったんですかね。(^_^;) が、かんばっ!

盛りだくさんな病院の一日だったので、ムコーとネムルーはくたくたに疲れ切っていました。
特にネムルーは生理だったので、辛かったようです。
お疲れさん ☆彡


翌日の今日も耳鼻科検診でした。
連チャンの病院通いは疲れますね~
なんで同じ日にできないのかな? 
特に今日なんかは、診察時間が3分ぐらいでした。ファイバースコープで気切の辺りに肉芽ができているかどうかをサッと診ただけでした。
赤ちゃんだから診療費は無料だけど、支払いの機械を通さないと次回の予約券と、今日の駐車場の免除券が出てきません。それを待つ時間の方が長かったです。
今日はばあばが付き添いで行ってきました。駐車場が満車にちかく、大きくて立派な乗用車がたくさん止まっていたので、狭い所にバックで駐車するのに一番気を使いました。リノの病院の駐車場は昭和初期に作られた昔風の作りなので、白線で囲んである駐車スペースが最近の大型車ブームに合ってないんですよ!
自分の箒だとこんなに三度も四度も切り返しをしません。(;´Д`)
↑リノのことよりもここが本日のメインイベントだったかも。(笑)

家に帰ると、すぐに二時間遅れのミルクの時間です。
13時半に訪看さんがお風呂に入れに来てくださる日だったので、ミルクが終わるのがギリギリセーフで間に合いました。

日向ぼっこの時間は短くしましたし、英語カードや童謡カードの枚数も端折りましたが、魔女のいつもの療育を久しぶりに再開することができました。

今日読んだ日本語の絵本を紹介しておきます。もしかしたら分類が絵本ではなくて児童書になっているかもしれません。

「てんきのいい日はつくしとり」
  石川えりこ さく・え   出版社 福音館書店  1400円+税

この本は去年ぐらいに買ったと思います。
魔女のラクーは子どもの頃からつくしとりが大好きなのです。ハカマをとって甘辛く炒め煮して、さらに卵とじにして、ビールのつまみで食べるのも大好物なのです。
この本の中には、すべての子どもが感じるつくし取りのワクワク感が詰まっています。
だいたい花粉症になる時期が、つくしをひきに行く頃なんですよね。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪今年もそろそろ出陣しなければなりません。


今日のリノの新発見は、ばあばがケイタイでやっているツムツ〇というゲームの音にものすごく反応したことです。
派手に音楽が鳴ったり、大量にツムたちが消えた時の音は、よくわかっているようでした。
そして日向ぼっこの時はヘリコプターの音にも反応して、のげぞって空を見て、目を大きく開けてキョロキョロしていました。
ハッキリと見えてはいませんが、音は聞こえているんじゃないかなぁ~


※ 生後八か月前の聴覚検査では、聞こえていないという診断でした。
偶然の反応だったのか、人の耳に捉えられない音波を身体で感じていたのか、どっちかでしょうね。
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