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第9章 千里の目
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椎葉の里改め『椎葉特別自治区』の冬は早い。
雪がちらつき始めた山頂の見張り台に、博史は立っていた。
手には、真鍮とガラスで作られた一本の筒――**『遠眼鏡(とおめがね)』**が握られている。
「……見えますか、大将」
隣で寒そうに鼻をすする吾作が尋ねる。
「ああ、よく見える。峠の向こう、行商人の荷車が二台。一人は足を引きずっている」
博史は遠眼鏡を下ろした。
堺の商人を通じてオランダ製のガラスレンズを入手し、孫六たちに筒を作らせた特製品だ。倍率は八倍程度だが、肉眼の限界を遥かに超える視界をもたらす。
「すげぇや。鷹の目っていうのは本当だったんですね」
「道具のおかげさ。……さて、テストをしようか」
博史は振り返り、見張り台に設置された奇妙な装置を見上げた。
高い柱の先に、可動式の二本の木の腕(アーム)が付いている。
フランス革命期に実用化された**『腕木通信(セマフォ)』**の再現だ。
「吾作、『敵影なし、荷車二台』と送れ」
「へい!」
吾作がハンドルを操作すると、柱の上の木の腕がガチャン、ガチャンと動き、特定の形を作った。
数キロ離れた隣の山頂。そこに設置された中継所がそれを遠眼鏡で確認し、即座に同じ形を作って次の地点へ送る。
光速とまではいかないが、馬を走らせれば一時間はかかる距離を、情報はわずか数分で駆け抜けた。
麓(ふもと)の司令室。
待機していた小雪が、届いた通信文を読み上げた。
「……峠に関所より通信。『敵影なし、荷車二台、入国許可を求む』……すごいです、博史様。まるで山々が会話をしているようです」
この通信網こそが、博史が築き上げた最強の防壁だった。
敵が攻めてきても、その数、装備、進行ルートは、接敵する遥か前に筒抜けとなる。
情報の非対称性。これさえあれば、数倍の敵とも渡り合える。
***
だが、その日の夜。
「千里の目」は、予期せぬものを捉えた。
深夜、司令室の当直兵が慌てて博史の寝室を叩いた。
「大将! 第三監視塔より緊急通信です!」
博史は飛び起き、ジャケットを羽織って指令室へ走った。
解読された通信文は短かった。
『侵入者あり。数、三。黒装束。火薬庫へ向かう』
「……忍(しのび)か」
博史の眠気は一瞬で吹き飛んだ。
赤松家の放った草の者(忍者)だろう。狙いは明らかだ。この国の心臓部である「硝石製造プラント」と「銃工場」の破壊工作。
「警備隊を動かしますか?」
小雪が青ざめた顔で問う。
「いや、闇雲に動けば逃げられる。相手はプロだ」
博史は壁の地図を睨んだ。
第三監視塔から火薬庫へのルート。険しい山道だ。だが、博史はすでにその山全体を「要塞」へと作り変えていた。
「第二区画と第四区画の照明を一斉に点灯。侵入者を第五ルートへ誘導しろ。……そこで『トリモチ』で捕まえる」
「トリモチ、ですか?」
「ああ。孫六さんに作らせた特製の、ね」
***
闇夜を疾走する三つの影。
赤松家が雇った忍び集団「風魔(ふうま)の末端」たちだ。彼らは音もなく木々を飛び移り、火薬庫を目指していた。
だが、突然、進行方向の森が真昼のように明るくなった。
「なっ!? 感づかれたか!」
「迂回しろ! 暗がりへ!」
彼らは光を避け、唯一暗闇が残されている谷底の道へと逃げ込んだ。
それが罠だとも知らずに。
ズブッ。
「う、わっ!?」
先頭の男が悲鳴を上げた。足が抜けない。
地面には、博史が指示して撒かせた強力な粘着剤(松脂とゴムを混ぜたもの)が大量に塗布されていた。
「なんだこれは!? 足が……動かん!」
「罠だ! 引けッ……うわぁぁ!」
後続の二人も次々に足を取られ、転倒して全身が地面に張り付く。
そこへ、頭上の木々から強烈なライトの光(反射鏡を用いた集光灯)が浴びせられた。
「ようこそ、椎葉へ」
光の向こうから、博史の声が響く。
ライフルの銃口を向けた警備隊が、動けなくなった忍びたちを完全包囲していた。
「……馬鹿な。俺たちの気配を、どうやって……」
粘着剤にまみれて藻掻く忍びが、信じられないという顔で博史を睨む。
「気配じゃない。情報だよ」
博史は冷ややかに見下ろした。
「君たちが山に入った瞬間から、その動きは全て監視されていたんだ。ここはもう、君たちの知る戦国の山じゃない」
***
捕らえた忍びへの尋問は、過酷な拷問ではなく、博史による理詰めと、小雪による温情ある説得(と美味しい食事)によって行われた。
結果、彼らは呆気なく情報を吐いた。
その内容は、博史の想定を遥かに超えるものだった。
「……赤松だけじゃない、だと?」
尋問を終えた博史は、執務室で重い息を吐いた。
忍びがもたらした情報は、周辺の三つの大名家が「反・鷹野連合」を結成し、総勢五千の兵で攻め込む計画があるというものだった。
五千。
椎葉の人口の五倍だ。いかにライフルや地形があろうと、物量で押し潰されればひとたまりもない。
「博史様……」
小雪が不安げに寄り添う。
博史は窓の外、満天の星空を見上げた。その星々の並びは、かつて現代で見たものと同じだ。
「……手を打とう。座して死を待つのは僕の主義じゃない」
博史の瞳に、冷徹な戦略家の光が宿る。
「『遠交近攻(えんこうきんこう)』。敵の敵は味方だ。……尾張の猿(秀吉)に、手紙を書く」
通信網という「守りの目」を手に入れた博史は、次なる一手として「外交」という剣を抜く決意をした。
しかし、彼がまだ知らない事実が一つある。
この包囲網の裏で、糸を引いているのが北の「黒い悪魔」である可能性を。
(第9章 完)
雪がちらつき始めた山頂の見張り台に、博史は立っていた。
手には、真鍮とガラスで作られた一本の筒――**『遠眼鏡(とおめがね)』**が握られている。
「……見えますか、大将」
隣で寒そうに鼻をすする吾作が尋ねる。
「ああ、よく見える。峠の向こう、行商人の荷車が二台。一人は足を引きずっている」
博史は遠眼鏡を下ろした。
堺の商人を通じてオランダ製のガラスレンズを入手し、孫六たちに筒を作らせた特製品だ。倍率は八倍程度だが、肉眼の限界を遥かに超える視界をもたらす。
「すげぇや。鷹の目っていうのは本当だったんですね」
「道具のおかげさ。……さて、テストをしようか」
博史は振り返り、見張り台に設置された奇妙な装置を見上げた。
高い柱の先に、可動式の二本の木の腕(アーム)が付いている。
フランス革命期に実用化された**『腕木通信(セマフォ)』**の再現だ。
「吾作、『敵影なし、荷車二台』と送れ」
「へい!」
吾作がハンドルを操作すると、柱の上の木の腕がガチャン、ガチャンと動き、特定の形を作った。
数キロ離れた隣の山頂。そこに設置された中継所がそれを遠眼鏡で確認し、即座に同じ形を作って次の地点へ送る。
光速とまではいかないが、馬を走らせれば一時間はかかる距離を、情報はわずか数分で駆け抜けた。
麓(ふもと)の司令室。
待機していた小雪が、届いた通信文を読み上げた。
「……峠に関所より通信。『敵影なし、荷車二台、入国許可を求む』……すごいです、博史様。まるで山々が会話をしているようです」
この通信網こそが、博史が築き上げた最強の防壁だった。
敵が攻めてきても、その数、装備、進行ルートは、接敵する遥か前に筒抜けとなる。
情報の非対称性。これさえあれば、数倍の敵とも渡り合える。
***
だが、その日の夜。
「千里の目」は、予期せぬものを捉えた。
深夜、司令室の当直兵が慌てて博史の寝室を叩いた。
「大将! 第三監視塔より緊急通信です!」
博史は飛び起き、ジャケットを羽織って指令室へ走った。
解読された通信文は短かった。
『侵入者あり。数、三。黒装束。火薬庫へ向かう』
「……忍(しのび)か」
博史の眠気は一瞬で吹き飛んだ。
赤松家の放った草の者(忍者)だろう。狙いは明らかだ。この国の心臓部である「硝石製造プラント」と「銃工場」の破壊工作。
「警備隊を動かしますか?」
小雪が青ざめた顔で問う。
「いや、闇雲に動けば逃げられる。相手はプロだ」
博史は壁の地図を睨んだ。
第三監視塔から火薬庫へのルート。険しい山道だ。だが、博史はすでにその山全体を「要塞」へと作り変えていた。
「第二区画と第四区画の照明を一斉に点灯。侵入者を第五ルートへ誘導しろ。……そこで『トリモチ』で捕まえる」
「トリモチ、ですか?」
「ああ。孫六さんに作らせた特製の、ね」
***
闇夜を疾走する三つの影。
赤松家が雇った忍び集団「風魔(ふうま)の末端」たちだ。彼らは音もなく木々を飛び移り、火薬庫を目指していた。
だが、突然、進行方向の森が真昼のように明るくなった。
「なっ!? 感づかれたか!」
「迂回しろ! 暗がりへ!」
彼らは光を避け、唯一暗闇が残されている谷底の道へと逃げ込んだ。
それが罠だとも知らずに。
ズブッ。
「う、わっ!?」
先頭の男が悲鳴を上げた。足が抜けない。
地面には、博史が指示して撒かせた強力な粘着剤(松脂とゴムを混ぜたもの)が大量に塗布されていた。
「なんだこれは!? 足が……動かん!」
「罠だ! 引けッ……うわぁぁ!」
後続の二人も次々に足を取られ、転倒して全身が地面に張り付く。
そこへ、頭上の木々から強烈なライトの光(反射鏡を用いた集光灯)が浴びせられた。
「ようこそ、椎葉へ」
光の向こうから、博史の声が響く。
ライフルの銃口を向けた警備隊が、動けなくなった忍びたちを完全包囲していた。
「……馬鹿な。俺たちの気配を、どうやって……」
粘着剤にまみれて藻掻く忍びが、信じられないという顔で博史を睨む。
「気配じゃない。情報だよ」
博史は冷ややかに見下ろした。
「君たちが山に入った瞬間から、その動きは全て監視されていたんだ。ここはもう、君たちの知る戦国の山じゃない」
***
捕らえた忍びへの尋問は、過酷な拷問ではなく、博史による理詰めと、小雪による温情ある説得(と美味しい食事)によって行われた。
結果、彼らは呆気なく情報を吐いた。
その内容は、博史の想定を遥かに超えるものだった。
「……赤松だけじゃない、だと?」
尋問を終えた博史は、執務室で重い息を吐いた。
忍びがもたらした情報は、周辺の三つの大名家が「反・鷹野連合」を結成し、総勢五千の兵で攻め込む計画があるというものだった。
五千。
椎葉の人口の五倍だ。いかにライフルや地形があろうと、物量で押し潰されればひとたまりもない。
「博史様……」
小雪が不安げに寄り添う。
博史は窓の外、満天の星空を見上げた。その星々の並びは、かつて現代で見たものと同じだ。
「……手を打とう。座して死を待つのは僕の主義じゃない」
博史の瞳に、冷徹な戦略家の光が宿る。
「『遠交近攻(えんこうきんこう)』。敵の敵は味方だ。……尾張の猿(秀吉)に、手紙を書く」
通信網という「守りの目」を手に入れた博史は、次なる一手として「外交」という剣を抜く決意をした。
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