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第一章 弘樹,転生す
第一話 クラスメイトをかばったら転生した件
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俺は永井 弘樹。どこにでもいる男子高校生。俺は今,千葉の高校に通っている。まあ,そんなことはどうでもいいのだが。それより俺の性格について話しておこうか。
俺の性格だが俺は正義感が強い。そして小さいころから柔道をやっている。何が言いたいかって? つまり俺はモテるってことだよ。残念ながら彼女は居ないのだが。それはモテてるって言わないって? うるさいですね。
まあそんな事実は置いといて,今日俺に起きたことについて話していこうか。
今日,俺の通う高校は避難訓練だったんだ。火事を想定していたやつだな。まあそれ自体はいつも通りのことだし,何も変わったことはなかった。ただ,運悪くその日,俺たちの住む高校を災厄が襲ってしまったのだ。
ちょうど避難訓練の警報が鳴りクラス全員が教室を出ようとしたその時,クラスが大きく揺れた。
「なんだ。何事だ」
これは誰の声だったか。
「まさか,地震?」
「そんなことあるか」
すぐにクラス内は大パニックになった。そして,誰かが間違って廊下にある,消火用の『緊急』ボタンを押してしまった。だが,それもしょうがなかったと思う。
そして,教室のスプリンクラーが暴走。水がまき散らかされる。そして誰かにぶつかられクラスでも背の小さい女子,咲が押しのけられる。そして咲は足を滑らせころぶ。ちょうど倒れた先には机の角があった。
「きゃぁぁぁ」
「あ,危ない」
そこからは俺の目にはコマ送りのように見えた。俺は思わず咲を助けようとする。転びそうになるのを何とか支えようとする俺。だが運の悪いことにそこで転んでしまったのだ。
そして俺お頭が机の角にあたる。俺は死んでしまった。死因は頭部挫傷。激しい頭痛の中,俺の意識はゆっくりと沈んでいった。
(ああ,こんなところで終わりか⋯⋯)
◇
ぴちゃん。ぴちゃん。
あー,冷たいな。誰だよ。
そこで俺の意識は覚醒した。
あれ,俺何があったんだ。確か,俺は避難訓練で⋯⋯。
その時死ぬ直前の記憶がフラッシュバックした。
「くぅぅぅ。これはなかなかひどいぞ」
思わず俺はそう呟いてしまう。ああ,でも俺死んじゃったのか。あれ,でも今俺生きているぞ。なんでだ。
そう思い俺は周りを見渡す。そこにはただの洞窟があった。
ふーん,洞窟か。洞窟ねぇ。え,洞窟! なんでだ。
だが,今までラノベに生きてきた(盛った)俺はこの状況でも慌てない。むしろ本来死ぬところだったのだ。幸運と考えよう。
俺は周りを見渡し現状確認をした。そこにはただ洞窟が続いているだけだった。がっかりした俺は移動してみることにする。とりあえずこの洞窟を出てみよう。いくら地球広しと言えど人が全くいない場所はないはずだ。
今のところ,俺を縛る縄も手錠もされている感じはしない。よしまずは立ち上がって⋯⋯。ん? 立ち上がれない。どうしてだ。まさか骨折でもしたか。それとも神経がやられてる? だとしたら感覚もないはずだが。
それに今は痛みもない。手は動くかな。お,感覚はあった。よし,この黄色の前足をうごかして。ん? 黄色? え? そういえば口も黄色いような。どうなってるんだ。それに視界も広い。俺は体をそらして背中の方を見てみる。見えたのは,トカゲの背中。
「え,えーーーーーーーーーーー」
俺の声が洞窟に響き渡った。
どうやら俺は,友達をかばったらトカゲに転生してしまったようだ。トカゲというば母親がトカゲなどの爬虫類を好きだった気がする。今の俺は日本のトカゲサイズだからきっと母親にも認めてもらえるだろう。
おっと,話が横にそれたな。で,俺は友達をかばったら,転生したんだっけ。
「ていうかそんな理由で納得できるか」
思わず俺は叫んでしまった。
意味わからん。何が転生だよ。誰か説明しろよ。いやそりゃあさ,男子だったら一度は転生物の想像はするよ。だけどさ,なぜ人じゃないんだ。なぜかわいい子がいないんだ。いやでもこの場合かわいい子ってかわいいトカゲだったりする? それはちょっとな。
◇
俺は四つん這いのまま考え込む。どうしよう。それが俺の今の気持ちだった。俺は,異世界転生物が好きだったからこの状況を理解はできた。ただ,依然として希望がわかない。俺はどうしていけばいいんだ。
そんな時だった。目の前に急に蜘蛛が現れた。サイズは異常で俺の三倍はあった。ちなみに俺の大きさは地球のトカゲと大差ない。向こうはまだ俺に気づいていないようだった。俺はとっさに物影に隠れる。
「なんなんだ,あれは」
俺は焦り,急いで逃げようとするが,身体が動かない。”蛇に睨まれたかえる”とはまさにこのことだ。俺は直感的に勝てないとわかってしまった。そしてどうか見つからないでくれと思い息を殺していた。人間だったなら全身から嫌な汗が出ていただろう。そして数分が経った。
「ふう。危なかった」
俺はゆっくりと影から出る。そしてふとそんな声が漏れてしまった。それほどまでに危険だったのだ。だが俺はこれで理解した。俺はこの世界にきて何も知らないしまだ明確な目標はない。何が何だかも分かっていない。だが死ぬのは嫌だ。そして生きるには少なくともあの蜘蛛くらいには勝つ力が必要だ。だから俺は,強くならないといけない。
「こんなふざけたことで死んでたまるか」
◇
「さてどうしようか」
俺は強くなると決めたはいいが,具体的に何をすればいいのかわからない。とりあえず魔物,倒してみるか。もしかしたらそれでレベルが上がるかもだしな。物は試しだ。やってみよう。
歩きながら俺は考える。最初は手ごろな魔物で行きたいな。すると突然,前に蜘蛛の魔物がいることに気づいた。蜘蛛と言ってもさきほどの大きな蜘蛛じゃない。もっと小さな,俺と同じくらいの大きさの蜘蛛だ。
ラッキー。まずは肩慣らしにこいつを仕留めてみよう。ひとまず奇襲攻撃だ。ずるいって? いやいや,賢いと言ってくれ。
俺はさっそく攻撃を始めた。最初はとりあえず尻尾で叩くことにする。一番威力出そうだしね。俺の尻尾が蜘蛛にあたる。
ーーーバンッ。
蜘蛛は俺の攻撃を食らうと一撃で死んだ。タラッタタッタタ―。あの某有名RPGのレベルアップのような音がした。
『レベルが上がりました』
ん? なんだこれは。頭の中に直接女の人の声が響いてきたぞ。それにレベル? そうかこの世界はレベルがある世界なのか。じゃあ魔法とかもあるのかな。そうだ,あの魔法が使えるか試してみよう。異世界に来たらみんな一度はやるよね。
「ステータスオープン」
そう言ったとたん,目の前にうすい半透明な板が出てきた。
レッサーリザード
Lv 2
HP 250→300
MP 10→11
攻撃力 300→350
物理防御力 30→35
魔法防御力 10→15
素早さ 50→60
進化経験値 1/10
すごい。俺は感動してしまった。でもしょうがないと思う。なんか,達成感がすごいのだ。自分で魔法を使った感じが出ている。これは中学生のころ必死で練習したかいがあったな。おっと,話が脱線した。ステータスをしっかり見ていこう。
見事にステータスに差が出てるな。攻撃力は高いのに,防御力はすっかすかだ。それに,進化経験値って何だろう。進化できるのだろうか。楽しみだ。
こうして俺の果てしない冒険は始まるのだった。
俺の性格だが俺は正義感が強い。そして小さいころから柔道をやっている。何が言いたいかって? つまり俺はモテるってことだよ。残念ながら彼女は居ないのだが。それはモテてるって言わないって? うるさいですね。
まあそんな事実は置いといて,今日俺に起きたことについて話していこうか。
今日,俺の通う高校は避難訓練だったんだ。火事を想定していたやつだな。まあそれ自体はいつも通りのことだし,何も変わったことはなかった。ただ,運悪くその日,俺たちの住む高校を災厄が襲ってしまったのだ。
ちょうど避難訓練の警報が鳴りクラス全員が教室を出ようとしたその時,クラスが大きく揺れた。
「なんだ。何事だ」
これは誰の声だったか。
「まさか,地震?」
「そんなことあるか」
すぐにクラス内は大パニックになった。そして,誰かが間違って廊下にある,消火用の『緊急』ボタンを押してしまった。だが,それもしょうがなかったと思う。
そして,教室のスプリンクラーが暴走。水がまき散らかされる。そして誰かにぶつかられクラスでも背の小さい女子,咲が押しのけられる。そして咲は足を滑らせころぶ。ちょうど倒れた先には机の角があった。
「きゃぁぁぁ」
「あ,危ない」
そこからは俺の目にはコマ送りのように見えた。俺は思わず咲を助けようとする。転びそうになるのを何とか支えようとする俺。だが運の悪いことにそこで転んでしまったのだ。
そして俺お頭が机の角にあたる。俺は死んでしまった。死因は頭部挫傷。激しい頭痛の中,俺の意識はゆっくりと沈んでいった。
(ああ,こんなところで終わりか⋯⋯)
◇
ぴちゃん。ぴちゃん。
あー,冷たいな。誰だよ。
そこで俺の意識は覚醒した。
あれ,俺何があったんだ。確か,俺は避難訓練で⋯⋯。
その時死ぬ直前の記憶がフラッシュバックした。
「くぅぅぅ。これはなかなかひどいぞ」
思わず俺はそう呟いてしまう。ああ,でも俺死んじゃったのか。あれ,でも今俺生きているぞ。なんでだ。
そう思い俺は周りを見渡す。そこにはただの洞窟があった。
ふーん,洞窟か。洞窟ねぇ。え,洞窟! なんでだ。
だが,今までラノベに生きてきた(盛った)俺はこの状況でも慌てない。むしろ本来死ぬところだったのだ。幸運と考えよう。
俺は周りを見渡し現状確認をした。そこにはただ洞窟が続いているだけだった。がっかりした俺は移動してみることにする。とりあえずこの洞窟を出てみよう。いくら地球広しと言えど人が全くいない場所はないはずだ。
今のところ,俺を縛る縄も手錠もされている感じはしない。よしまずは立ち上がって⋯⋯。ん? 立ち上がれない。どうしてだ。まさか骨折でもしたか。それとも神経がやられてる? だとしたら感覚もないはずだが。
それに今は痛みもない。手は動くかな。お,感覚はあった。よし,この黄色の前足をうごかして。ん? 黄色? え? そういえば口も黄色いような。どうなってるんだ。それに視界も広い。俺は体をそらして背中の方を見てみる。見えたのは,トカゲの背中。
「え,えーーーーーーーーーーー」
俺の声が洞窟に響き渡った。
どうやら俺は,友達をかばったらトカゲに転生してしまったようだ。トカゲというば母親がトカゲなどの爬虫類を好きだった気がする。今の俺は日本のトカゲサイズだからきっと母親にも認めてもらえるだろう。
おっと,話が横にそれたな。で,俺は友達をかばったら,転生したんだっけ。
「ていうかそんな理由で納得できるか」
思わず俺は叫んでしまった。
意味わからん。何が転生だよ。誰か説明しろよ。いやそりゃあさ,男子だったら一度は転生物の想像はするよ。だけどさ,なぜ人じゃないんだ。なぜかわいい子がいないんだ。いやでもこの場合かわいい子ってかわいいトカゲだったりする? それはちょっとな。
◇
俺は四つん這いのまま考え込む。どうしよう。それが俺の今の気持ちだった。俺は,異世界転生物が好きだったからこの状況を理解はできた。ただ,依然として希望がわかない。俺はどうしていけばいいんだ。
そんな時だった。目の前に急に蜘蛛が現れた。サイズは異常で俺の三倍はあった。ちなみに俺の大きさは地球のトカゲと大差ない。向こうはまだ俺に気づいていないようだった。俺はとっさに物影に隠れる。
「なんなんだ,あれは」
俺は焦り,急いで逃げようとするが,身体が動かない。”蛇に睨まれたかえる”とはまさにこのことだ。俺は直感的に勝てないとわかってしまった。そしてどうか見つからないでくれと思い息を殺していた。人間だったなら全身から嫌な汗が出ていただろう。そして数分が経った。
「ふう。危なかった」
俺はゆっくりと影から出る。そしてふとそんな声が漏れてしまった。それほどまでに危険だったのだ。だが俺はこれで理解した。俺はこの世界にきて何も知らないしまだ明確な目標はない。何が何だかも分かっていない。だが死ぬのは嫌だ。そして生きるには少なくともあの蜘蛛くらいには勝つ力が必要だ。だから俺は,強くならないといけない。
「こんなふざけたことで死んでたまるか」
◇
「さてどうしようか」
俺は強くなると決めたはいいが,具体的に何をすればいいのかわからない。とりあえず魔物,倒してみるか。もしかしたらそれでレベルが上がるかもだしな。物は試しだ。やってみよう。
歩きながら俺は考える。最初は手ごろな魔物で行きたいな。すると突然,前に蜘蛛の魔物がいることに気づいた。蜘蛛と言ってもさきほどの大きな蜘蛛じゃない。もっと小さな,俺と同じくらいの大きさの蜘蛛だ。
ラッキー。まずは肩慣らしにこいつを仕留めてみよう。ひとまず奇襲攻撃だ。ずるいって? いやいや,賢いと言ってくれ。
俺はさっそく攻撃を始めた。最初はとりあえず尻尾で叩くことにする。一番威力出そうだしね。俺の尻尾が蜘蛛にあたる。
ーーーバンッ。
蜘蛛は俺の攻撃を食らうと一撃で死んだ。タラッタタッタタ―。あの某有名RPGのレベルアップのような音がした。
『レベルが上がりました』
ん? なんだこれは。頭の中に直接女の人の声が響いてきたぞ。それにレベル? そうかこの世界はレベルがある世界なのか。じゃあ魔法とかもあるのかな。そうだ,あの魔法が使えるか試してみよう。異世界に来たらみんな一度はやるよね。
「ステータスオープン」
そう言ったとたん,目の前にうすい半透明な板が出てきた。
レッサーリザード
Lv 2
HP 250→300
MP 10→11
攻撃力 300→350
物理防御力 30→35
魔法防御力 10→15
素早さ 50→60
進化経験値 1/10
すごい。俺は感動してしまった。でもしょうがないと思う。なんか,達成感がすごいのだ。自分で魔法を使った感じが出ている。これは中学生のころ必死で練習したかいがあったな。おっと,話が脱線した。ステータスをしっかり見ていこう。
見事にステータスに差が出てるな。攻撃力は高いのに,防御力はすっかすかだ。それに,進化経験値って何だろう。進化できるのだろうか。楽しみだ。
こうして俺の果てしない冒険は始まるのだった。
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