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第1話 〜出会い〜

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第1話 ~出会い~

7:00a.m

...リリリリ...ジリリリ...ジリリリ...
ジリリリリリ!!!...バチンッ...

「え、...いま、な...んじ?
 うぇぇぇぇぇえ?!...7時?!
 いや今日転校初日ィ!」

《どうも、皆さん、
 漫画でよくあるような転校初日に
 寝坊をカマしました、うらこです
 実はワケあって高3夏休み目前にして、たろー
 (以下兄貴、設定としては兄妹)のいる
 東北星欄大の附属高校に転校になりました、
 っとまぁ、説明はまた後で!
 今は支度をォ!!!》

車中で靴下を履き、校門に車の乗り付けは
恥ずかしいと手前の十字路で車から降りた。

半開きのリュックを背負い、
少女漫画さながらにパンを咥えて
走っていたうらこは
ふと、こう思った。

~今日からシェアハウスかぁ、
 荷物は送ってあるし、
 兄貴と会うのは久しぶりだなぁ、
 …、ん?兄貴勝手に荷物開けて
 洗濯とかしないよね?!
 あの過保護さならありえな...~

ドンッ...!!! 

自分と同じ制服を着た
ボーイッシュな女の子とぶつかった

「あっ、大丈夫?!」

と、その子が言った
慌てて私も

「あ、うん!大丈夫!
 ...キーンコーンカーンコーン...
 ごめんなさいー!急いでるんです!
 また今度!」

...タッタッタッタッ...ガラッ

「遅れましたー!」と校長室を開けて言う私に

「うらこさん遅刻です!
 初日から遅刻だなんて...」

と、明らかに堅物そうな人物が
眼鏡のレンズを通して睨んできた。
あの目の細い人が校長...

期待と不安を胸に教室へ向かう
そして

…ガラガラッ...

「えー、みなさんこちら
 今日からこのクラスに加わる
 うらこさんです
 校舎内外案内してあげてくださいねー
 それともう1人、まだですかね、」

~適当だな...私の他にもう1人?誰だ???~

...ガラガラッ...

「遅れてすみません、ちょっと迷ってしまって、
 うめはといいます。よろしく...って、...」

「「あーーーーーーー!!!!!」」

周りを気にせずお互いを指差し大声を上げた
だって、目の前にいるのは
さっき校門付近でぶつかってしまった子...。
よろしく、と挨拶を交わし、
指定された1番後ろの席に
ふたりとも腰を下ろすと
前の席の男子が私の机に腕を乗せ、

「俺、しっぷ!よろしくね😊」

~あ、溢れんばかりの笑顔だ、
 見るからにいい人そう...
 でも、この人本当に高校生か、?~

「あー、しっぷまーた口説いてんのー?
 うちはかりん!よろしくね!」

ツインテールの子が声を上げた

「たろーさんからきいてるよ!
 同じシェアハウスなの!
 放課後一緒に行こうね、うめはも!」

今度はスタイリッシュなぶるーが口を開いた

「「え、住むとこも一緒?!」」
またうめはと声が揃った

あぁ神様、これは神様からの転校祝でしょうか...
こんなにも愉快な仲間たちと
これからを過ごせるだなんて...

うらこの胸にあった不安は
兄が荷物を開けて洗濯をしないか
ということだけになっていた



ー次回予告ー

シェアハウスに案内されたうらことうめは。
うらこは兄貴と感動の再会を果たすも、
そこには新たな不安の種となる
シェアハウスに先に住む6人と
アパートに住む4人が!
果たして兄であるたろーは
洗濯してしまったのだろうか!
第2話 ~壊れた時計~
お楽しみに!


第1話
登場人物
うらこ、うめは、しっぷ、かりん、ぶるー
(東北星欄大附属高校 3年)

ゲスト出演
トライさん(仙台シニア)
(東北星欄大附属高校校長)


※このノベルはフィクションです。(1582字)
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