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第1章 深淵に答えよ
第14話 深淵同化
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翌日の放課後。俺は久しぶりにダンジョンに来ていた。今日はあまり深いところにはいかず、先週やっていたゴブリン狩りをしたいと思う。そして今のステータスがとても気になるわけである。
改札を通って、札幌地下大迷宮の入り口のステータスボードに触れる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 232
守備力 232
魔力 232
知力 232
精神力 232
速度 232
スキル:<深淵魔法>
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
……なるほど。今ならゴブリンリーダーにも一人で挑めそうな感じがするステータスだな。いつの間にこんなに上がったんだ? それにレベルも。もしやダンジョン外でレベルが上がるとあの無機質なファンファーレが聞こえないのか?
とりあえず、それは後で調べるとして。ここまでステータスが上がったんだし、一度ゴブリンと戦ってみよう。
そういえば大分前から体が軽いような感覚がしていたんだよな。今や自分の体が羽のようだ。感覚も広がったのか、階段を下りて一層に入った瞬間に近くのゴブリンの位置が分かった。
今ならあれができる気がするんだ。
「『深淵の刃・曲』」
いつものように深淵の刃を飛ばし、軌道を操作する。深淵の刃は二度曲がり角を曲がってゴブリンの首をはねた。
よし、まだこの魔法しか操作は聞かないが今後は深淵の槍、深淵の剣をも操作できるようにすることができるだろう。どこぞの英雄王みたいなことができるかもな。
後は例のごとく新しい魔法の実験をして帰ることにしよう。
ステータスが上がって覚えたのは、『深淵の鎖』、『深淵防壁』の2つだ。
名前から想像できると思うが、『深淵防壁』は防御系の魔法だ。今までは深淵の剣で物理系を何とか防いでいたからな、これから魔法が使う敵が出てくるとどうしようもないと思っていたが。これで魔法も防げるようになるはずだ。実際の範囲等は使ってみなければわからないけどな。
『深淵の鎖』は拘束系の魔法ともいえるし攻撃魔法ともいえる。要はチェーンのようなものを形作り、鞭のように攻撃できるというわけだ。魔力消費がどうなるかによって有効な攻撃手段になる可能性もある。
まぁ検証が必要ということはどちらも変わらないだろう。
次のゴブリンはどこだ? いや、これは二層に行った方がいいかもしれないな。ゴブリンの数も多いし、多数戦に関する性能も把握できる。何より、もう今の俺は2層でも素手で余裕だからな。
そうと決まれば、最速で。前だったら10分かかってた片道が2分もかからずに移動できてしまう。しかも一遍の疲労もない。成長したんだな。
さて、ゴブリンの位置だが。気配を探る必要もないな。目のまえに4匹のゴブリンだ。では、『深淵防壁』から試してみることにしよう。深淵の刃をわざと奴らの足元に飛ばし、こちらに気づかせる。
「「「「ゲギャー!」」」」
こちらに気づいたゴブリン達がこちらに駆け寄ってきたところを見計らって。
「『深淵防壁』」
通路をふさぐように魔法を展開する。するとゴブリン達は俺を見失ったかのような反応を見せている。俺からはゴブリン達の姿が蜃気楼のように少し歪んではいるが見えている。なるほど、俺からは見えるが相手からは黒い壁にしか見えないのか。こいつは便利だな。
この壁越しで魔法をあてることはできるのか? やってみようか。
「『深淵の刃』」
深淵の刃は透明な壁を貫通し、ゴブリン達に直撃し、吹き飛ばした。壁に引きこもりながら一方的に攻撃できるのか。しかも威力が上がっていたように感じる。これはゲームだとナーフものだぞ。
この魔法は今後いろいろなところで重宝することになりそうだ。
吹き飛んだゴブリンは2匹で2匹残ったわけだが。あいつらは何が起こったのかわからないというような動きをしている。まぁあいつらからしたらただの壁から攻撃が飛んできたわけだからな。ちょうどいいし、『深淵の鎖』の実験台にしよう。
「『深淵防壁』解除。『深淵の鎖』」
防壁を解除し、そのまま右手をかざし『深淵の鎖』を使う。今回片方は拘束、片方には攻撃で試している。
鎖によって殴打されたゴブリンはあっけなく消滅してしまった。まったくと言っていいほど手ごたえがなかったな。そして殴打した鎖でそのままもう一方のゴブリンに鎖を巻き付ける。
右手に伝わってくる感触……。実際にチェーンを使って拘束した相手を引っ張っているかのようだ。右手で力を入れて引っ張ると、ゴブリンがこちら側に引き寄せられてきたので、左の拳で殴る。
拳はゴブリンの腹部に直撃し、ゴブリンの体はくの字に曲がる。そして拳の威力で吹っ飛びそのまま消滅した。
こいつもまた使い勝手がよさそうだな。ただ魔力消費がやはりネックになる。具現化している最中継続して魔力を消費し続けるようだから、魔力を気にかけて使わなくてはな。とはいっても今の俺なら滅多なことでは魔力切れにはならないが。
さあ、実験も終わったし、ゴブリン狩りするか。今の時刻は5時。もう少しはいけるだろう。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
今日のゴブリン狩りが終わった後の俺のステータスはこんな感じだ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 260
守備力 260
魔力 260
知力 260
精神力 260
速度 260
スキル:<深淵魔法>
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして、周回中に気が付いた。新しい魔法が使える。その魔法の名は『深淵同化』。この魔法は情報が多くて俺はまだ一部しか使えないが、使えるのだから試してみるしかない。
「『深淵同化』」
俺はその場でこの魔法を発動させる。今なら何でもできるというような全能感と魔力大量消費による脱力感を同時に感じる。この魔法俺の魔力のほぼ全部を使いやがる……。
しかしこの全能感……絶対にステータスの強化が入っているはずだ。もう一度ステータスボードに触れる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 260(+300)
守備力 260(+300)
魔力 260(+300)
知力 260(+300)
精神力 260(+300)
速度 260(+300)
スキル:<深淵魔法>
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
やっぱりな。しかしとんでもない強化量だ。それに今……。俺の背中には深淵が形作る翼が生えている。もしや最強
背中の新たな感覚に集中する。俺の予想が正しければ……。
俺の体が浮き上がる。決してジャンプをしたわけではない。文字通り、浮いた。飛んだんだ。俺が、魔法で。
「ぐっ」
魔力が切れ、『深淵同化』が解除されることで地面にたたきつけられる。痛くはない。魔力切れの脱力感が残るが、俺は今意欲に満ち溢れていた。使いこなしたい。この魔法を。今の能力ですべての一割にも満たないこの魔法をもっと知りたい。
しかし、今は魔力も切れてしまったし、とりあえず帰ろう。これ以上はまた明日だ。
改札を通って、札幌地下大迷宮の入り口のステータスボードに触れる。
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名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 232
守備力 232
魔力 232
知力 232
精神力 232
速度 232
スキル:<深淵魔法>
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……なるほど。今ならゴブリンリーダーにも一人で挑めそうな感じがするステータスだな。いつの間にこんなに上がったんだ? それにレベルも。もしやダンジョン外でレベルが上がるとあの無機質なファンファーレが聞こえないのか?
とりあえず、それは後で調べるとして。ここまでステータスが上がったんだし、一度ゴブリンと戦ってみよう。
そういえば大分前から体が軽いような感覚がしていたんだよな。今や自分の体が羽のようだ。感覚も広がったのか、階段を下りて一層に入った瞬間に近くのゴブリンの位置が分かった。
今ならあれができる気がするんだ。
「『深淵の刃・曲』」
いつものように深淵の刃を飛ばし、軌道を操作する。深淵の刃は二度曲がり角を曲がってゴブリンの首をはねた。
よし、まだこの魔法しか操作は聞かないが今後は深淵の槍、深淵の剣をも操作できるようにすることができるだろう。どこぞの英雄王みたいなことができるかもな。
後は例のごとく新しい魔法の実験をして帰ることにしよう。
ステータスが上がって覚えたのは、『深淵の鎖』、『深淵防壁』の2つだ。
名前から想像できると思うが、『深淵防壁』は防御系の魔法だ。今までは深淵の剣で物理系を何とか防いでいたからな、これから魔法が使う敵が出てくるとどうしようもないと思っていたが。これで魔法も防げるようになるはずだ。実際の範囲等は使ってみなければわからないけどな。
『深淵の鎖』は拘束系の魔法ともいえるし攻撃魔法ともいえる。要はチェーンのようなものを形作り、鞭のように攻撃できるというわけだ。魔力消費がどうなるかによって有効な攻撃手段になる可能性もある。
まぁ検証が必要ということはどちらも変わらないだろう。
次のゴブリンはどこだ? いや、これは二層に行った方がいいかもしれないな。ゴブリンの数も多いし、多数戦に関する性能も把握できる。何より、もう今の俺は2層でも素手で余裕だからな。
そうと決まれば、最速で。前だったら10分かかってた片道が2分もかからずに移動できてしまう。しかも一遍の疲労もない。成長したんだな。
さて、ゴブリンの位置だが。気配を探る必要もないな。目のまえに4匹のゴブリンだ。では、『深淵防壁』から試してみることにしよう。深淵の刃をわざと奴らの足元に飛ばし、こちらに気づかせる。
「「「「ゲギャー!」」」」
こちらに気づいたゴブリン達がこちらに駆け寄ってきたところを見計らって。
「『深淵防壁』」
通路をふさぐように魔法を展開する。するとゴブリン達は俺を見失ったかのような反応を見せている。俺からはゴブリン達の姿が蜃気楼のように少し歪んではいるが見えている。なるほど、俺からは見えるが相手からは黒い壁にしか見えないのか。こいつは便利だな。
この壁越しで魔法をあてることはできるのか? やってみようか。
「『深淵の刃』」
深淵の刃は透明な壁を貫通し、ゴブリン達に直撃し、吹き飛ばした。壁に引きこもりながら一方的に攻撃できるのか。しかも威力が上がっていたように感じる。これはゲームだとナーフものだぞ。
この魔法は今後いろいろなところで重宝することになりそうだ。
吹き飛んだゴブリンは2匹で2匹残ったわけだが。あいつらは何が起こったのかわからないというような動きをしている。まぁあいつらからしたらただの壁から攻撃が飛んできたわけだからな。ちょうどいいし、『深淵の鎖』の実験台にしよう。
「『深淵防壁』解除。『深淵の鎖』」
防壁を解除し、そのまま右手をかざし『深淵の鎖』を使う。今回片方は拘束、片方には攻撃で試している。
鎖によって殴打されたゴブリンはあっけなく消滅してしまった。まったくと言っていいほど手ごたえがなかったな。そして殴打した鎖でそのままもう一方のゴブリンに鎖を巻き付ける。
右手に伝わってくる感触……。実際にチェーンを使って拘束した相手を引っ張っているかのようだ。右手で力を入れて引っ張ると、ゴブリンがこちら側に引き寄せられてきたので、左の拳で殴る。
拳はゴブリンの腹部に直撃し、ゴブリンの体はくの字に曲がる。そして拳の威力で吹っ飛びそのまま消滅した。
こいつもまた使い勝手がよさそうだな。ただ魔力消費がやはりネックになる。具現化している最中継続して魔力を消費し続けるようだから、魔力を気にかけて使わなくてはな。とはいっても今の俺なら滅多なことでは魔力切れにはならないが。
さあ、実験も終わったし、ゴブリン狩りするか。今の時刻は5時。もう少しはいけるだろう。
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今日のゴブリン狩りが終わった後の俺のステータスはこんな感じだ。
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名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 260
守備力 260
魔力 260
知力 260
精神力 260
速度 260
スキル:<深淵魔法>
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そして、周回中に気が付いた。新しい魔法が使える。その魔法の名は『深淵同化』。この魔法は情報が多くて俺はまだ一部しか使えないが、使えるのだから試してみるしかない。
「『深淵同化』」
俺はその場でこの魔法を発動させる。今なら何でもできるというような全能感と魔力大量消費による脱力感を同時に感じる。この魔法俺の魔力のほぼ全部を使いやがる……。
しかしこの全能感……絶対にステータスの強化が入っているはずだ。もう一度ステータスボードに触れる。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
名前:神宮寺 悠斗
レベル:13
ステータス:攻撃力 260(+300)
守備力 260(+300)
魔力 260(+300)
知力 260(+300)
精神力 260(+300)
速度 260(+300)
スキル:<深淵魔法>
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
やっぱりな。しかしとんでもない強化量だ。それに今……。俺の背中には深淵が形作る翼が生えている。もしや最強
背中の新たな感覚に集中する。俺の予想が正しければ……。
俺の体が浮き上がる。決してジャンプをしたわけではない。文字通り、浮いた。飛んだんだ。俺が、魔法で。
「ぐっ」
魔力が切れ、『深淵同化』が解除されることで地面にたたきつけられる。痛くはない。魔力切れの脱力感が残るが、俺は今意欲に満ち溢れていた。使いこなしたい。この魔法を。今の能力ですべての一割にも満たないこの魔法をもっと知りたい。
しかし、今は魔力も切れてしまったし、とりあえず帰ろう。これ以上はまた明日だ。
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