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第10章
それから数時間後の7時に大和と女が帰ってきた。
帰ってきて、そうそうにキスを始める。
香は目をそらした。
「見ないほうがいいんじゃない?」
「大丈夫。」
それから2人はソファで話してる。
「ねえ? 大和、奥さんいつ帰ってくるの?」
「明日の夜じゃないかな。」
「ちゃんと聞いたの?」
「聞いたよ。」
「嫁の話しはいいだろ。」
「今は佳菜とやりたい。」
ソファで始まった。
「香? 見る?」
「うん、見る。」
大和は私にやるのとは違って、情熱的に佳菜さんを攻めていた。
「あんっ、、、、あんあん、、、、そこ、あんっ、、、、」
声が大きくなっていく。
大和は激しく愛撫を繰り返す。
ブラもショーツもはぎ取り、胸を激しく舐める。
「佳菜、綺麗だ。」
こんなセックスをされたことがない香はショックで涙が出てきた。
悲しいのか怒りのかはわからない。
大和の終わりが近づいて、2人でソファで果てた。
大和は甘く囁やいている。
「佳菜は何で俺と結婚したくないんだよ」
「出世したいから。今のポジションより上にいきたいの。」
「オレは佳菜としたいし、子供もほしい。」
「今は無理だよ。結婚したいなら別の人として言ったでしょう。」
「だからしたんだろ。男も結婚しないと出世に響くし、信用度もあがる。だから佳菜にプロポーズしたんだろ。」
「嬉しかった。でも、今はダメなの。」
「いつならいいんだよ。」
「あと2年待って。」
「オレ、嫁に子供がほしいアピールされて、
うんざりしてるんだよ。2年も待てないよ。」
香は衝撃な話しを聞いて、怒りのような電気が全身に走った。
私はこの二人に利用された?
鈴も怒りに満ちた顔をしていた。
「子供も作るのもダメか?」
「ダメだよ」
「奥さんは私達の事は知らないんだよね?」
「知らないよ。俺にベタぼれだからな。そいう女を選んだの。じゃないとバレるだろ」
「大和、最低!」
「佳菜と結婚したいんだよ」
「2年だからな」
「うん、わかってる」
「大和、奥さんどんな人なの? 私より綺麗?」
「綺麗じゃないよ。佳菜より可愛くない」
「写真見せてよ」
香は二人の計画を知って弟に話すことを決めた。
決意が決まると人間は変わる。
動画を見ていても、クズにしか見えなくなった。
私のエプロンをして、ご飯を作って、
キッチンでやり、リビングのフロアではお互いのを舐めあい、クズたちが狂ったようにセックスをしていた。
鈴も何も話さなくなって、ただ黙って見ている。
鈴も同じで会話を聞いてるようだった。
会話の流れから、二人は同じ会社で同じ年。
交際は私と結婚する前から続いていた。
相手は佳菜という名前で出世を狙ってる。
私はまた画面に目を移す。
大和は部屋の片付けを始めている。
女の方も片付けながら、引き出しを覗いている。
やっぱりか、貴重品残して置かないでよかった。
一旦、画面を切り、鈴が口を開く。
「最低だね。この二人。」
「うん、離婚する。」
「結婚詐欺だね。」
「うん、弟に相談することにする。」
「それがいい。」
「まだ見る?」
「うん、見る。家の中を物色してそうだから。」
「そうだね。」
その後も大和と女はベッドルームでもしていた。
これだけやってたら、私を抱かないだろうなと冷静に動画を見ている自分に驚いた。
「大和、化粧水ないの?」
「使っちゃったのか?」
「自分の持ってこいって言ってるだろ。」
「奥さんのあるからいいかなって」
「ダメだろ。バレるよ。」
「2年後は私と結婚するんだから、バレていいんじゃない。」
「バレたら慰謝料を払うことになるだろ。」
「そうだね。それは困るね。」
「奥さんって料理上手だよね。」
「あぁ、料理は上手いよ。」
「どうして彼女を選んだの?」
「言っただろ、俺に惚れてるから。家事も料理も完璧で浮気も疑わない、セックスもしないでいいなんて、妻にするなら最高だと思ったんだよ。スタイルも顔もよかったら、会社の奴らにも鼻が高い。香のスタイルはモデル並みだからな」
「奥さんそんなにスタイルいいの?」
「あぁ、かなりいいな。」
「えーー! そうなの。」
「でも、佳菜には勝てないよ。」
「奥さんは何カップなの?」
「その辺に下着が入ってるよ。」
「見せて! Dもあるじゃん。」
「細いの?」
「モデル体型だって言ってるだろ。」
「スタイルいいんだ。」
「顔は?」
「普通だろ。」
「へえーーーそうなんだ。」
自分たちの家ように暮らしている。
大和たちに呆れた。
勝手に人の下着を見せるって、どんな神経なんだろう?
「香、こんなクズは忘れな。」
「何度も言ってるけど、この女とも比べ物にならないくらい、香のほうが綺麗だから。律にも聞いてみな。律は香が別れるのは喜ぶよ。」
「何で?」
「え? わかってないの? それならいいや。」
「うん。」
「律にも話しておいたら。今後の為にもね。」
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