38 / 76
第三部 影喰み-shadow bite-篇
3-8
しおりを挟む
八、
宣言通り、二日後の正午きっかりにやってきたルィアンに刹那は歓迎すると共に、ある願いを申し出た。
「貴殿のご慧眼ではお察しでしょうが」
「アンリの脚であろう? 言われずとも、だ。今日は当人とも話す為に参じた。だが、私は共同戦線を張る戦友ではあるが、医者でも神でもない。そして『インフィニ』もボランティアではない。それを前提に話しを聞こう」
刹那は「それでも貴殿にお縋りしたいのです……」と藁をも掴む思いでルィアンの正面に立った。背の低いルィアンからは、刹那を見上げる形になるので前髪に隠されている眼が、真摯に訴えてくるのも読み取れた。
「……ひとまずアンリの部屋に行こう」
刹那の言葉に感化されたのかはルィアンでも判じかねた。彼女は刹那とZERO、そしてアーヤを連れ立ってアンリのベッドが置かれている書斎の奥の部屋へと向かった。
◇
「あ、ルィアンさん」
アンリは、上半身だけなら起こしてもいいとアーヤとZEROから許可が出たので、起きて窓の外を見ていた。ただ長時間はまだ起きられないので、何重にも重ねたクッションに凭れる程度だが。
「久方ぶりだ。先日は逢えずに帰ってしまったからな。調子はどうだね?」
「僕は元気だよ。あのね、ルィアンさん、脚だけを操作する呪術を知らない?」
挨拶もそこそこにルィアンに問うたアンリをアーヤが窘める。
「呪術を会得してまで戦いたいか」
「戦いたい。元から神様には見放されているんだ。なら、呪術でも悪魔との契約でも喜んでする」
「アンリ、いい加減にしなさい!!」
ルィアンとの遣り取りに、とうとうアーヤから叱責が飛んだ。しかし、アンリはこれに対抗する。
「アーヤこそ、もう僕を子供扱いしないでよ!! もう十二だ!! アーヤと出逢った八歳の僕とは違う!! 背も伸びた。戦い方だってたくさん勉強した。心だって成長したんだ。アーヤ達から見れば小さいし、人生経験だって未熟だけど……もう『子供だから』は免罪符や言い訳にならないくらいには戦闘経験なら負けないよ!! 元のパフォーマンスに戻るのに三年? 五年? だから何? その頃には新しい敵が現れるかもしれないじゃないか!!」
まただ、とアーヤはアンリの気迫にたじろいだ。刹那を諫めた時と同じ感覚だった。正論を言っているのはアーヤのはずなのに、なぜ刹那とアンリを打破できないのだろうか。
その答えはルィアンが解明してくれた。
「アーヤ、君は正しい。世論に乞えば十中八九、君が『正しい』だろう。だが、正論だけでは人間の複雑怪奇な『心』ばかりは推し量れないのだ――アンリ、強い願いだ。庇護の対象だと思われる事の脱却は君の年齢では難しいだろう。しかし、私は君に改めて敬意を表する――但し、教える方法には必ず条件や副作用が存在する。それでも聞くかね?」
「……教えてください。どうせこの戦い、負ければ死ぬんだ。ベッドの上でも安全とは限らないなら、僕はセツナ達と肩を並べて立っていたい!!」
ルィアンは変わらず無表情で「良いだろう」とアンリの繋がっているだけの両脚の結合部に手を添えた。じわりと温石を当てているような温かさを感じる。
アンリは急いでパジャマをたくし上げてルィアンが触れたところを見た。脚に感覚はまだない。動きもしないが、結合部は消えていた。
「ZERO――蛇神を一匹ずつ、アンリの脚に同化させろ」
「……イエッサー」
ZEROも無表情だったが「耐えろよ」と小さく呟くと、右手から生まれた白蛇の幼生を二匹、片方ずつのアンリの脚に埋め込んだ。
「動かしてみたまえ」
ルィアンの命令通りに、アンリはおそるおそる脚を持ち上げた。若干の重みを感じたが、以前の両脚と同じ感覚に、両脚の稼働を確認する。
「動いた……!! セツナ、動いたよ!!」
陽光を受けて開いた向日葵のような笑顔でアンリはZEROの斜め後ろにいた刹那とアーヤを見た。刹那は嬉しそうに頷いた。アーヤは俯いて表情が解らなかったが、喜んではいないように見える。
「喜ぶのはまだ早い。蛇神が馴染むまでは歩行練習は欠かせない。そして、これは身体にとっては異物だ。一度死んだ神経を異能力『白蛇神』が神経の代替となって動かしているに過ぎない。馴染むまで最低でも三日は夜に発狂するような激痛が走る。加えて、自然治癒力に反発して脚を動かすのだ。リハビリ期間が二年は伸びることを覚悟せよ」
「はい。ルィアンさん、ZEROありがとう!!」
ルィアンは礼を述べられても変わらずの無表情、ZEROは苦笑して頬を掻いた。刹那の手を借りて、早速ベッドから下りて震える脚で数センチ単位で前に進む。一メートルも歩かないうちに汗だくになってしまい、まだベッドに戻った。
「ふう……道のりは長いなあ」
そう言い残して、また眠ったアンリの寝顔は血色も戻り、とても充足していた。刹那はアンリにそっと布団を掛けると、静かに退室した。
応接室に戻ると、定位置になった一人掛けのソファに腰掛けたルィアンが「目的は果たした。対価を求めても?」と刹那に切り出す。
「金ならばいくらでも用意いたすが、貴殿の求めは金などではない。なにを差し出せとの仰せか?」
「笠木刹那――君自身とその刀・籠釣瓶村正の所有権を」
ルィアンの提案に、メンバーに動揺が走る。当の刹那は落ち着いたものだ。
「こんなぼろ侍を所望とは異な事をおっしゃる。今すぐに、とは応じられぬが……そうだな、私の死後であれば、血を吸うまで止まらぬ籠釣瓶を預けるに、最も相応しいのは貴殿であろうか」
異能に目覚めてからは余人を驚かさぬようにと姿を消していた籠釣瓶の不可視状態を解き、刹那は膝の上で、キンッと高い鍔鳴りをさせて籠釣瓶の刀身を中ごろまで抜いて、その白刃に笑いかける。
その様子にルィアンは刹那の覚悟を察した。口にこそ出さなかったのは、他のメンバーを混乱させない為だ。
――刹那はこの戦いに死を覚悟しているのだ、と。
「不快だ」
ルィアンは初めて眉間に皺を寄せて刹那を睨んだ。
「アンリは君と肩を並べて戦う未来の為に蛇神を飲み込んだのに……肝心の君がこの戦いに死を覚悟しているのは実に不快だ。幻滅したぞ、笠木刹那……!!」
刹那はやっと表情を示したルィアンにきょとりと目を丸くしたかと思えば、ふわりと笑った。
「そうか。そうであったな。貴殿には感謝が絶えぬな、ルィアン殿」
ルィアンはふんと鼻を鳴らして、紅茶とふわふわの一口スフレを口に運んだ。バニラの風味がほどよい甘さのスフレは呆気なく口の中で溶けた。
残ったのは、鼻に抜けるようなバニラの香だった。
◇
その夜から、刹那は夜中になると左文字らと交代制で、脚の激痛にもがくアンリのベッドに寝ずの番をするようになった。
舌を噛まないようにとタオルやハンカチを噛ませて、濡れタオルで吹き出す汗を拭う。
「……平気……うっ……!! ……三日、だけ、だから……!!」
痛みに魘されながらもアンリは気丈だった。刹那や左文字は表情にこそ出さなかったが、リチャードは「また俺は無力だ」と吐いた。
「……あのさ……君、は……いつになったら弱気な部分を、捨てる、のさ……!! 僕からしても、イライラする……う、ぐぅぅぅ……!!」
刹那達と同じ精神でいろと言っているのではない。アンリは純粋に同じ戦士として、高みを望むくせに、まだ『最弱』のレッテルに囚われているリチャードに腹を立てているのだ。
「……言ったでしょ。念動力のもっと有効な使い方を知りたい? って……」
痛みの波が一旦治まったアンリは、ぐっしょりと汗で濡れた不快なパジャマを脱ぎ捨てながら、リチャードの胸倉を掴んで引き寄せた。
「君が『自分も戦士である』と再認識することだよ……!!」
アンリの刃のような碧眼に射貫かれて、リチャードは心臓の早鐘を止められない。アンリは早々に手を離して、また痛みが再燃する前に用意された綿のパジャマに袖を通し、横になる。
「気持ちは解るよ。僕だって、もし僕が注意を怠ったせいで仲間が傷ついたら、図太い神経している自覚はあっても弱気にはなるよ。でも、そこで終わる程度の覚悟で『夢幻泡影』に挑むならさっさとイギリスにルイーズと帰ることをおすすめする」
アンリの的確な指摘に、リチャードは言葉が見つからない。
「厳しいようだけど、君の念動力が簡単に壊れてしまうのは君の精神力と連動しているからなんだよ……ここまで言えば、後は解るでしょ?」
さっきの鋭利な視線を作りだしていたのと同じ双眸だと感じられないほど、柔らかな視線でアンリはリチャードを見つめていた。
「……そうだな、悔しいが……全部お前の言う通りだ……!!」
リチャードは盥の水で濡らしたタオルをアンリの額に置いた。
「あああ……ぎもぢいい」
「おっさんみたいな声を出すな!!」
――月明かりの乏しい夜、リチャードとアンリの忍び笑いが部屋に響き渡る。
★続...
宣言通り、二日後の正午きっかりにやってきたルィアンに刹那は歓迎すると共に、ある願いを申し出た。
「貴殿のご慧眼ではお察しでしょうが」
「アンリの脚であろう? 言われずとも、だ。今日は当人とも話す為に参じた。だが、私は共同戦線を張る戦友ではあるが、医者でも神でもない。そして『インフィニ』もボランティアではない。それを前提に話しを聞こう」
刹那は「それでも貴殿にお縋りしたいのです……」と藁をも掴む思いでルィアンの正面に立った。背の低いルィアンからは、刹那を見上げる形になるので前髪に隠されている眼が、真摯に訴えてくるのも読み取れた。
「……ひとまずアンリの部屋に行こう」
刹那の言葉に感化されたのかはルィアンでも判じかねた。彼女は刹那とZERO、そしてアーヤを連れ立ってアンリのベッドが置かれている書斎の奥の部屋へと向かった。
◇
「あ、ルィアンさん」
アンリは、上半身だけなら起こしてもいいとアーヤとZEROから許可が出たので、起きて窓の外を見ていた。ただ長時間はまだ起きられないので、何重にも重ねたクッションに凭れる程度だが。
「久方ぶりだ。先日は逢えずに帰ってしまったからな。調子はどうだね?」
「僕は元気だよ。あのね、ルィアンさん、脚だけを操作する呪術を知らない?」
挨拶もそこそこにルィアンに問うたアンリをアーヤが窘める。
「呪術を会得してまで戦いたいか」
「戦いたい。元から神様には見放されているんだ。なら、呪術でも悪魔との契約でも喜んでする」
「アンリ、いい加減にしなさい!!」
ルィアンとの遣り取りに、とうとうアーヤから叱責が飛んだ。しかし、アンリはこれに対抗する。
「アーヤこそ、もう僕を子供扱いしないでよ!! もう十二だ!! アーヤと出逢った八歳の僕とは違う!! 背も伸びた。戦い方だってたくさん勉強した。心だって成長したんだ。アーヤ達から見れば小さいし、人生経験だって未熟だけど……もう『子供だから』は免罪符や言い訳にならないくらいには戦闘経験なら負けないよ!! 元のパフォーマンスに戻るのに三年? 五年? だから何? その頃には新しい敵が現れるかもしれないじゃないか!!」
まただ、とアーヤはアンリの気迫にたじろいだ。刹那を諫めた時と同じ感覚だった。正論を言っているのはアーヤのはずなのに、なぜ刹那とアンリを打破できないのだろうか。
その答えはルィアンが解明してくれた。
「アーヤ、君は正しい。世論に乞えば十中八九、君が『正しい』だろう。だが、正論だけでは人間の複雑怪奇な『心』ばかりは推し量れないのだ――アンリ、強い願いだ。庇護の対象だと思われる事の脱却は君の年齢では難しいだろう。しかし、私は君に改めて敬意を表する――但し、教える方法には必ず条件や副作用が存在する。それでも聞くかね?」
「……教えてください。どうせこの戦い、負ければ死ぬんだ。ベッドの上でも安全とは限らないなら、僕はセツナ達と肩を並べて立っていたい!!」
ルィアンは変わらず無表情で「良いだろう」とアンリの繋がっているだけの両脚の結合部に手を添えた。じわりと温石を当てているような温かさを感じる。
アンリは急いでパジャマをたくし上げてルィアンが触れたところを見た。脚に感覚はまだない。動きもしないが、結合部は消えていた。
「ZERO――蛇神を一匹ずつ、アンリの脚に同化させろ」
「……イエッサー」
ZEROも無表情だったが「耐えろよ」と小さく呟くと、右手から生まれた白蛇の幼生を二匹、片方ずつのアンリの脚に埋め込んだ。
「動かしてみたまえ」
ルィアンの命令通りに、アンリはおそるおそる脚を持ち上げた。若干の重みを感じたが、以前の両脚と同じ感覚に、両脚の稼働を確認する。
「動いた……!! セツナ、動いたよ!!」
陽光を受けて開いた向日葵のような笑顔でアンリはZEROの斜め後ろにいた刹那とアーヤを見た。刹那は嬉しそうに頷いた。アーヤは俯いて表情が解らなかったが、喜んではいないように見える。
「喜ぶのはまだ早い。蛇神が馴染むまでは歩行練習は欠かせない。そして、これは身体にとっては異物だ。一度死んだ神経を異能力『白蛇神』が神経の代替となって動かしているに過ぎない。馴染むまで最低でも三日は夜に発狂するような激痛が走る。加えて、自然治癒力に反発して脚を動かすのだ。リハビリ期間が二年は伸びることを覚悟せよ」
「はい。ルィアンさん、ZEROありがとう!!」
ルィアンは礼を述べられても変わらずの無表情、ZEROは苦笑して頬を掻いた。刹那の手を借りて、早速ベッドから下りて震える脚で数センチ単位で前に進む。一メートルも歩かないうちに汗だくになってしまい、まだベッドに戻った。
「ふう……道のりは長いなあ」
そう言い残して、また眠ったアンリの寝顔は血色も戻り、とても充足していた。刹那はアンリにそっと布団を掛けると、静かに退室した。
応接室に戻ると、定位置になった一人掛けのソファに腰掛けたルィアンが「目的は果たした。対価を求めても?」と刹那に切り出す。
「金ならばいくらでも用意いたすが、貴殿の求めは金などではない。なにを差し出せとの仰せか?」
「笠木刹那――君自身とその刀・籠釣瓶村正の所有権を」
ルィアンの提案に、メンバーに動揺が走る。当の刹那は落ち着いたものだ。
「こんなぼろ侍を所望とは異な事をおっしゃる。今すぐに、とは応じられぬが……そうだな、私の死後であれば、血を吸うまで止まらぬ籠釣瓶を預けるに、最も相応しいのは貴殿であろうか」
異能に目覚めてからは余人を驚かさぬようにと姿を消していた籠釣瓶の不可視状態を解き、刹那は膝の上で、キンッと高い鍔鳴りをさせて籠釣瓶の刀身を中ごろまで抜いて、その白刃に笑いかける。
その様子にルィアンは刹那の覚悟を察した。口にこそ出さなかったのは、他のメンバーを混乱させない為だ。
――刹那はこの戦いに死を覚悟しているのだ、と。
「不快だ」
ルィアンは初めて眉間に皺を寄せて刹那を睨んだ。
「アンリは君と肩を並べて戦う未来の為に蛇神を飲み込んだのに……肝心の君がこの戦いに死を覚悟しているのは実に不快だ。幻滅したぞ、笠木刹那……!!」
刹那はやっと表情を示したルィアンにきょとりと目を丸くしたかと思えば、ふわりと笑った。
「そうか。そうであったな。貴殿には感謝が絶えぬな、ルィアン殿」
ルィアンはふんと鼻を鳴らして、紅茶とふわふわの一口スフレを口に運んだ。バニラの風味がほどよい甘さのスフレは呆気なく口の中で溶けた。
残ったのは、鼻に抜けるようなバニラの香だった。
◇
その夜から、刹那は夜中になると左文字らと交代制で、脚の激痛にもがくアンリのベッドに寝ずの番をするようになった。
舌を噛まないようにとタオルやハンカチを噛ませて、濡れタオルで吹き出す汗を拭う。
「……平気……うっ……!! ……三日、だけ、だから……!!」
痛みに魘されながらもアンリは気丈だった。刹那や左文字は表情にこそ出さなかったが、リチャードは「また俺は無力だ」と吐いた。
「……あのさ……君、は……いつになったら弱気な部分を、捨てる、のさ……!! 僕からしても、イライラする……う、ぐぅぅぅ……!!」
刹那達と同じ精神でいろと言っているのではない。アンリは純粋に同じ戦士として、高みを望むくせに、まだ『最弱』のレッテルに囚われているリチャードに腹を立てているのだ。
「……言ったでしょ。念動力のもっと有効な使い方を知りたい? って……」
痛みの波が一旦治まったアンリは、ぐっしょりと汗で濡れた不快なパジャマを脱ぎ捨てながら、リチャードの胸倉を掴んで引き寄せた。
「君が『自分も戦士である』と再認識することだよ……!!」
アンリの刃のような碧眼に射貫かれて、リチャードは心臓の早鐘を止められない。アンリは早々に手を離して、また痛みが再燃する前に用意された綿のパジャマに袖を通し、横になる。
「気持ちは解るよ。僕だって、もし僕が注意を怠ったせいで仲間が傷ついたら、図太い神経している自覚はあっても弱気にはなるよ。でも、そこで終わる程度の覚悟で『夢幻泡影』に挑むならさっさとイギリスにルイーズと帰ることをおすすめする」
アンリの的確な指摘に、リチャードは言葉が見つからない。
「厳しいようだけど、君の念動力が簡単に壊れてしまうのは君の精神力と連動しているからなんだよ……ここまで言えば、後は解るでしょ?」
さっきの鋭利な視線を作りだしていたのと同じ双眸だと感じられないほど、柔らかな視線でアンリはリチャードを見つめていた。
「……そうだな、悔しいが……全部お前の言う通りだ……!!」
リチャードは盥の水で濡らしたタオルをアンリの額に置いた。
「あああ……ぎもぢいい」
「おっさんみたいな声を出すな!!」
――月明かりの乏しい夜、リチャードとアンリの忍び笑いが部屋に響き渡る。
★続...
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
あやかし警察おとり捜査課
紫音みけ🐾書籍発売中
キャラ文芸
※第7回キャラ文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
二十三歳にして童顔・低身長で小中学生に見間違われる青年・栗丘みつきは、出世の見込みのない落ちこぼれ警察官。
しかしその小さな身に秘められた身体能力と、この世ならざるもの(=あやかし)を認知する霊視能力を買われた彼は、あやかし退治を主とする部署・特例災害対策室に任命され、あやかしを誘き寄せるための囮捜査に挑む。
反りが合わない年下エリートの相棒と、狐面を被った怪しい上司と共に繰り広げる退魔ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる