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二章 学園ライフ♪
5話 召喚獣と少女
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リーファです。前回は紅玲葉の行動が気になって仕方無かったけど、気を取り直して今回も私達がとある事をやらかす予感が…ではでは、本編へゴー♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6月の中旬も過ぎて下旬。ここ騎士学校の1年生で初めての授業の為校内にある森とも言えないが、木々が生い茂った所に居た。
「はーい、ではこれより召喚の実践授業を始めま~す。」
召喚講師も受け持っているオリヴィエが映写を使って生徒に教えていた。
(ふ~ん…つまりこういう事か)
召喚のアルゴリズムは個人が有している魔力、精神力、そして10mlもとい10メルツェル(単位mt)の血が必要との事。ちなみに血はその使った血の種族の召喚獣がよく出やすいらしいかった。
「ねね、リーファちゃん」
ステラが声をかけてきた
「ん?どうかしたの?」
「あれ?聞いてなかったの?今から3人でグループを作って召喚実践するらしいよ」
「え、嘘…3人なの?」
「も~、リーファちゃん何も聞いてないんだ」
「ご、ごめん…」
(しかし、困ったな~。二人だと思ってステラと組むつもりだったのに)
と前を見るとオロオロとしているシスカがそこに居たのである。
「仕方ない…シスカ誘おっか?」
「そうだね~…シスカちゃ~ん!一緒にやろ~!」
とステラは大声でシスカを呼ぶと
「え!?いいの?」
とても嬉しそうな顔をしながらこっちに向かってくるシスカを私とステラはほのぼのとした空気で見ていた。
三人揃った所で私は聞いてみた
「さて、それじゃあ始めよっか♪みんなは何を召喚するの?」
「私は可愛いのがいいかな?」
語尾に何故か【?】をつけるシスカ
「私も可愛いのを召喚するつもり♪」
と意気揚々としたステラが聞いてくる
「じゃあ、リーファちゃんは何を召喚するの?」
「私は…わかんない」
「えぇ~、それじゃあ駄目だよ」
「そだよ、ちゃんと決めなきゃ」
と3人でワイワイした後に3人で召喚陣を書き初めはシスカからやる事になった
「じゃあ、いくよ?」
「うん、なんかドキドキしてきた」
「私もリーファちゃんと同じです」
ゴクリと唾を飲みシスカは詠唱を始めた
【我は主、汝は従するもの。この理は決して覆すことはなく、我の命尽きるまでこれを破ることは出来ない。汝、この理に沿う者であるならば、我が前に現れよ!!】
詠唱が終わると同時に召喚陣が光を発し、収まると同時にそこには…
「え…嘘でしょ?ドラゴンなんて聞いてない」
シスカは驚愕の顔をしながらドラゴンを見ていた。
「あ~…それ、多分古龍種の1種で名前は確か…」
と私が考えていると隣から
「それは、エンプレスドラゴンの子どもですね。しかもオスの」
と、背後から声が聞こえ後ろを振り向くとオリヴィエが立っていた。
「あ、オリヴ…先生どうしてここに?」
「や~、リーファちゃんがまたなにかやらかすかと思ったのですが…まさかシスカちゃんがやるとは」
こうしてシスカはエンプレスドラゴンを召喚し、続いてステラもこれまた水の妖精ウンディーネの召喚に成功…どんだけの魔力と精神力なのかが計り知れない御二方の次に私が召喚詠唱をする。
【祖は転生し、我が祖なり。汝、我が身我が手となり、我が前に現れよ。されど、この盟約は我の夢が終わるまで破られることなし。運命・名声・富は汝と分かち、未来永劫の友として現れよ!!】
と詠唱終了と同時に召喚陣が割れ、新たな召喚陣が現れた。
「ちょ、リーファちゃんこの召喚陣は!!」
「え、リーファちゃん、これって!?」
「あ、あはははwww」
シスカ、ステラの顔は青ざめている。一方オリヴィエは大爆笑していた。光が収束し弾ける。眩しくて目を閉じていたが、少しづつ目を開ける。するとそこには
「貴女が私を読んだのですか?」
そこに立っていたのは17か18歳位で花魁姿の女の人立っていた。
「え、うん。そうだけど」
「そうか…貴女のような小さな人が私を呼ぶとわな。気に入った」
「あ、ありがとう。貴女の名前は?」
と聞くと
「あぁ、私の名前は…【風の精霊紅椿だ。よろしくね、リーファ」
「どうして、私の名前を?」
「ふふっ、それは内緒だよ」
と気品漂う笑いと笑顔に見とれる4人だった。そして、後ろに居た男子達は鼻の下を伸ばしていた。
ども、聖香愛琉です~。あれですね、4月もう終わりやん。どーしようもないくらい月日が経つの早すぎて敵いませんな。今回は異世界ファンタジーやったら書きたかった召喚をやっと書けましたよ(泣)本当は幼少期当たりに書こうって思ってたんですけど。ソレだとつまんないかな~…的な?さて、今回は長く書いてしまったけど。気楽に読んでいただけると本望ですね。ではでは♪
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6月の中旬も過ぎて下旬。ここ騎士学校の1年生で初めての授業の為校内にある森とも言えないが、木々が生い茂った所に居た。
「はーい、ではこれより召喚の実践授業を始めま~す。」
召喚講師も受け持っているオリヴィエが映写を使って生徒に教えていた。
(ふ~ん…つまりこういう事か)
召喚のアルゴリズムは個人が有している魔力、精神力、そして10mlもとい10メルツェル(単位mt)の血が必要との事。ちなみに血はその使った血の種族の召喚獣がよく出やすいらしいかった。
「ねね、リーファちゃん」
ステラが声をかけてきた
「ん?どうかしたの?」
「あれ?聞いてなかったの?今から3人でグループを作って召喚実践するらしいよ」
「え、嘘…3人なの?」
「も~、リーファちゃん何も聞いてないんだ」
「ご、ごめん…」
(しかし、困ったな~。二人だと思ってステラと組むつもりだったのに)
と前を見るとオロオロとしているシスカがそこに居たのである。
「仕方ない…シスカ誘おっか?」
「そうだね~…シスカちゃ~ん!一緒にやろ~!」
とステラは大声でシスカを呼ぶと
「え!?いいの?」
とても嬉しそうな顔をしながらこっちに向かってくるシスカを私とステラはほのぼのとした空気で見ていた。
三人揃った所で私は聞いてみた
「さて、それじゃあ始めよっか♪みんなは何を召喚するの?」
「私は可愛いのがいいかな?」
語尾に何故か【?】をつけるシスカ
「私も可愛いのを召喚するつもり♪」
と意気揚々としたステラが聞いてくる
「じゃあ、リーファちゃんは何を召喚するの?」
「私は…わかんない」
「えぇ~、それじゃあ駄目だよ」
「そだよ、ちゃんと決めなきゃ」
と3人でワイワイした後に3人で召喚陣を書き初めはシスカからやる事になった
「じゃあ、いくよ?」
「うん、なんかドキドキしてきた」
「私もリーファちゃんと同じです」
ゴクリと唾を飲みシスカは詠唱を始めた
【我は主、汝は従するもの。この理は決して覆すことはなく、我の命尽きるまでこれを破ることは出来ない。汝、この理に沿う者であるならば、我が前に現れよ!!】
詠唱が終わると同時に召喚陣が光を発し、収まると同時にそこには…
「え…嘘でしょ?ドラゴンなんて聞いてない」
シスカは驚愕の顔をしながらドラゴンを見ていた。
「あ~…それ、多分古龍種の1種で名前は確か…」
と私が考えていると隣から
「それは、エンプレスドラゴンの子どもですね。しかもオスの」
と、背後から声が聞こえ後ろを振り向くとオリヴィエが立っていた。
「あ、オリヴ…先生どうしてここに?」
「や~、リーファちゃんがまたなにかやらかすかと思ったのですが…まさかシスカちゃんがやるとは」
こうしてシスカはエンプレスドラゴンを召喚し、続いてステラもこれまた水の妖精ウンディーネの召喚に成功…どんだけの魔力と精神力なのかが計り知れない御二方の次に私が召喚詠唱をする。
【祖は転生し、我が祖なり。汝、我が身我が手となり、我が前に現れよ。されど、この盟約は我の夢が終わるまで破られることなし。運命・名声・富は汝と分かち、未来永劫の友として現れよ!!】
と詠唱終了と同時に召喚陣が割れ、新たな召喚陣が現れた。
「ちょ、リーファちゃんこの召喚陣は!!」
「え、リーファちゃん、これって!?」
「あ、あはははwww」
シスカ、ステラの顔は青ざめている。一方オリヴィエは大爆笑していた。光が収束し弾ける。眩しくて目を閉じていたが、少しづつ目を開ける。するとそこには
「貴女が私を読んだのですか?」
そこに立っていたのは17か18歳位で花魁姿の女の人立っていた。
「え、うん。そうだけど」
「そうか…貴女のような小さな人が私を呼ぶとわな。気に入った」
「あ、ありがとう。貴女の名前は?」
と聞くと
「あぁ、私の名前は…【風の精霊紅椿だ。よろしくね、リーファ」
「どうして、私の名前を?」
「ふふっ、それは内緒だよ」
と気品漂う笑いと笑顔に見とれる4人だった。そして、後ろに居た男子達は鼻の下を伸ばしていた。
ども、聖香愛琉です~。あれですね、4月もう終わりやん。どーしようもないくらい月日が経つの早すぎて敵いませんな。今回は異世界ファンタジーやったら書きたかった召喚をやっと書けましたよ(泣)本当は幼少期当たりに書こうって思ってたんですけど。ソレだとつまんないかな~…的な?さて、今回は長く書いてしまったけど。気楽に読んでいただけると本望ですね。ではでは♪
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