98 / 389
――16日目
090.『もう逃げられない(1)』
しおりを挟む
――――PM20:00、会議室
筒井 惣子郎
「………………」
七瀬 和華
「………………」
竜崎 圭吾
「………………」
和歌野 岬
「………………」
本堂 空太
「………………。」
(…………重苦しい空気が、場を支配していた。
もはや今日は、みんな、部屋にとじ込もっていた。
八木沼の死を確認してから、果帆以外とこうして顔を合わせるのは初めてだった。
…………5分ほど、経過しただろうか。
重苦しい沈黙を破って、口を開いたのは筒井だった)
筒井 惣子郎
「…………もう、誤魔化しは効かない」
有栖川 直斗
「………………」
和歌野 岬
「…………遊びは、もう終わりね」
目黒 結翔
「…………なんだと?」
筒井 惣子郎
「やめろ。…………和歌野、言い方に気を付けてくれ」
本堂 空太
(筒井にはもう、普段の温厚さはなかった。
再び、沈黙が支配する)
………………。
小田切 冬司
「…………人狼と用心棒、名乗り出て」
全員
「………………」
小田切 冬司
「…………そうすれば、全てが終わるんだ」
目黒 結翔
「そ、そうだ!
人狼が自白すれば全ては解決するんだ!」
佐倉 小桃
「…………心中を目的とした自白は、全員の死……だったじゃないかしら」
目黒 結翔
「そ、それは…………でも、ここは会議室だろ?
会議室では許可するって、パソコンでも書いてあったじゃねえかよっ」
乃木坂 朔也
「…………必要に迫らせた場合のみ、じゃなかったか?」
目黒 結翔
「必要に迫られてるだろ!
みんなの、全員の命がかかってんだから!」
千景 勝平
「犯人と俺らの解釈は違うだろ。
うっかり自白して全員死んだらどうするんだ? お前は」
目黒 結翔
「ああ!? そんなの俺が知ったことかよ!
…………じゃ、自白しなくてもいいから、人狼はとっとと死んでくれよっ、
勝手に自殺する分にはルール違反じゃねえだろ!」
【残り:14人】
筒井 惣子郎
「………………」
七瀬 和華
「………………」
竜崎 圭吾
「………………」
和歌野 岬
「………………」
本堂 空太
「………………。」
(…………重苦しい空気が、場を支配していた。
もはや今日は、みんな、部屋にとじ込もっていた。
八木沼の死を確認してから、果帆以外とこうして顔を合わせるのは初めてだった。
…………5分ほど、経過しただろうか。
重苦しい沈黙を破って、口を開いたのは筒井だった)
筒井 惣子郎
「…………もう、誤魔化しは効かない」
有栖川 直斗
「………………」
和歌野 岬
「…………遊びは、もう終わりね」
目黒 結翔
「…………なんだと?」
筒井 惣子郎
「やめろ。…………和歌野、言い方に気を付けてくれ」
本堂 空太
(筒井にはもう、普段の温厚さはなかった。
再び、沈黙が支配する)
………………。
小田切 冬司
「…………人狼と用心棒、名乗り出て」
全員
「………………」
小田切 冬司
「…………そうすれば、全てが終わるんだ」
目黒 結翔
「そ、そうだ!
人狼が自白すれば全ては解決するんだ!」
佐倉 小桃
「…………心中を目的とした自白は、全員の死……だったじゃないかしら」
目黒 結翔
「そ、それは…………でも、ここは会議室だろ?
会議室では許可するって、パソコンでも書いてあったじゃねえかよっ」
乃木坂 朔也
「…………必要に迫らせた場合のみ、じゃなかったか?」
目黒 結翔
「必要に迫られてるだろ!
みんなの、全員の命がかかってんだから!」
千景 勝平
「犯人と俺らの解釈は違うだろ。
うっかり自白して全員死んだらどうするんだ? お前は」
目黒 結翔
「ああ!? そんなの俺が知ったことかよ!
…………じゃ、自白しなくてもいいから、人狼はとっとと死んでくれよっ、
勝手に自殺する分にはルール違反じゃねえだろ!」
【残り:14人】
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる