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――22日目
173.『村人の勝利(1)』
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本堂 空太
「……………………」
(…………俺は、白百合に投票した。
……これは…………賭けだ。
正直、俺はもう、どっちでも良かった。
生きたいとか、死にたいとか、もうそんな感情すらもあやふやだった。
でも…………ひとつだけ、確かなことがあった。
俺はやっぱり、果帆のことが、好きだ。
迷う時間はかかってしまったけど、やっぱり俺、果帆のことが好きなんだ。
だから…………もし、白百合に投票すれば、果帆が村人でも人狼でも、一緒に生き残ることも、死ぬこともできる。
…………なんて身勝手な、俺の願望。
でも、もう、いいじゃないか。
俺は悩んだ。散々悩んだ末に、この答えを出したんだ。
果帆…………一緒にいよう、ずっと、ずっと)
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「……………………」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「……………………決まりね」
間宮 果帆
「………………美海」
白百合 美海
「…………そうよ。
あたしが…………人狼だったの」
本堂 空太
「……っ!!
なんで! なんで占い師だなんて!」
白百合 美海
「占い師はアキラだった」
間宮 果帆
「……!!」
本堂 空太
「……!!」
白百合 美海
「…………あたしね。
アキラの死を、無駄にしたくなかった。
…………アキラはあたしを助けてくれたの。
大切だった、彼の気持ちが、心が。
………………でも、
それももう、終わりね」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………生き残って、殺してやろうって思ってた。
あたしたちにこんなことをさせた犯人を。
でも…………勝平くんや小田切くんを見習わないとね」
本堂 空太
(白百合はそう言って…………席を立った。
処刑台まで歩いて行って、そして、ロープをくくりつけた……)
白百合 美海
「…………果帆」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………ごめんね」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………本堂くんも、ごめんね」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「…………許さない」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「…………でも、…………でも!
あんたの思いは、あたしが受け取ったから!
あたしが、犯人をぶっ殺してやる!」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「親友だから!!」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「あんたは…………あたしの親友だから!」
白百合 美海
「…………ありがとう、果帆」
本堂 空太
(白百合は、椅子を踏み台にして、ロープに首をかけた。
そのまま、天を仰いだ…………。
いつも明るくて、可愛くて、優しかった白百合。
白百合は…………静かに涙を流した。
俺にはそれが…………神が天使を迎えにきたような、
そんな神秘的な光景に見えたんだ。
白百合は…………こんなときでも美しかった)
白百合 美海
「…………みんな。
……………………ごめんね」
本堂 空太
(そう言って白百合は、椅子を蹴った)
【残り:2人】
「……………………」
(…………俺は、白百合に投票した。
……これは…………賭けだ。
正直、俺はもう、どっちでも良かった。
生きたいとか、死にたいとか、もうそんな感情すらもあやふやだった。
でも…………ひとつだけ、確かなことがあった。
俺はやっぱり、果帆のことが、好きだ。
迷う時間はかかってしまったけど、やっぱり俺、果帆のことが好きなんだ。
だから…………もし、白百合に投票すれば、果帆が村人でも人狼でも、一緒に生き残ることも、死ぬこともできる。
…………なんて身勝手な、俺の願望。
でも、もう、いいじゃないか。
俺は悩んだ。散々悩んだ末に、この答えを出したんだ。
果帆…………一緒にいよう、ずっと、ずっと)
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「……………………」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「……………………決まりね」
間宮 果帆
「………………美海」
白百合 美海
「…………そうよ。
あたしが…………人狼だったの」
本堂 空太
「……っ!!
なんで! なんで占い師だなんて!」
白百合 美海
「占い師はアキラだった」
間宮 果帆
「……!!」
本堂 空太
「……!!」
白百合 美海
「…………あたしね。
アキラの死を、無駄にしたくなかった。
…………アキラはあたしを助けてくれたの。
大切だった、彼の気持ちが、心が。
………………でも、
それももう、終わりね」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………生き残って、殺してやろうって思ってた。
あたしたちにこんなことをさせた犯人を。
でも…………勝平くんや小田切くんを見習わないとね」
本堂 空太
(白百合はそう言って…………席を立った。
処刑台まで歩いて行って、そして、ロープをくくりつけた……)
白百合 美海
「…………果帆」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………ごめんね」
間宮 果帆
「……………………」
白百合 美海
「…………本堂くんも、ごめんね」
本堂 空太
「……………………」
間宮 果帆
「…………許さない」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「…………でも、…………でも!
あんたの思いは、あたしが受け取ったから!
あたしが、犯人をぶっ殺してやる!」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「親友だから!!」
白百合 美海
「……………………」
間宮 果帆
「あんたは…………あたしの親友だから!」
白百合 美海
「…………ありがとう、果帆」
本堂 空太
(白百合は、椅子を踏み台にして、ロープに首をかけた。
そのまま、天を仰いだ…………。
いつも明るくて、可愛くて、優しかった白百合。
白百合は…………静かに涙を流した。
俺にはそれが…………神が天使を迎えにきたような、
そんな神秘的な光景に見えたんだ。
白百合は…………こんなときでも美しかった)
白百合 美海
「…………みんな。
……………………ごめんね」
本堂 空太
(そう言って白百合は、椅子を蹴った)
【残り:2人】
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