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『腸』――1日目
061.『夜の時間(9)』
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――――AM00:00、白百合美海
白百合 美海
「………………」
(深夜になった。
あたしたちが動き出す時間……。
今晩は、筒井くんを襲撃する。
絶対に襲撃は失敗するはずだと信じて、あたしは、震える足で部屋の扉を開けた)
白百合 美海
「……………………」
(よかった。何事もなく出られたみたい。
人狼のあたしたちに時間による制限がないのは本当のようだ。
………………とにかく。
勝平くんと小田切くんと合流しなくちゃ。
二人はどこにいるんだろう?)
千景 勝平
「……白百合」
小田切 冬司
「白百合さん……」
白百合 美海
「小田切くん、勝平くん…………」
(階段を降りようとしたところで、ちょうど、二人と出くわした)
白百合 美海
「もしかして…………迎えにきてくれたの?」
小田切 冬司
「うん。
…………とりあえず下に行こう。
防音設備は完璧みたいだけど、ここじゃ難だから」
白百合 美海
「…………下?」
千景 勝平
「応接間があるんだ」
小田切 冬司
「うん。見たところ、俺たちのために用意された部屋、みたいだよ」
白百合 美海
「………………そう」
千景 勝平
「…………とにかく、移動しよう」
**
【残り:16人】
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