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『腸』――17日目
194.『夜の時間(5)』
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――――PM23:00、和華の部屋
七瀬 和華
「…………さて、と」
(今日は、誰を守るべきなのかしら…………?
小田切くんは有栖川くんを守ってくれって言ってたけど、……人狼だって、それを見越して彼を襲撃なんてしないはず。
…………占い師が誰なのか、はっきりさせる必要はあるわ。
…………でももし、明日有栖川くんが殺されたら、……霊媒結果がわかって困る人がいるとすれば)
七瀬 和華
「それは…………和歌野さんってことになるわ」
(それはつまり、和歌野さんは人狼ってことになるわ。
…………ならば)
七瀬 和華
「……………………」
(わたしは乃木坂くんの名前をクリックした。
『共有者』と言う役柄の彼は、占い師と霊媒師の登場によって影が薄くなってしまったけど、トラップのためにも重要なポジションにいると思うから…………だから…………)
七瀬 和華
「……………………」
(今日、小田切くんが言っていた言葉を思い出した)
小田切 冬司
人狼が昨晩筒井くんを襲撃した理由、
…………この争いを誘発するためなんだよ!
彼がいたら、ここまで場が荒れることはなかった!
七瀬 和華
(それが狙いだとしたら……やっぱり、筒井くんを守る選択をしなかったわたしは、
…………わたしは、愚か者だわ)
七瀬 和華
「………………うぅ」
(……涙が出てきた。
筒井くん…………あなたの分まで、わたし、頑張るからね……)
**
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