文学少女探偵団ミステリヰ

ユユリン

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手紙

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古びた校舎にひっそりと結成された探偵団
その名は___文学少女探偵団
今日も今日とて、また一人謎を説くべく彼らは動き出す

「先生ィ!!大変です、また手紙が!」

古びた校舎のこじんまりとした一室に一人の女学生が慌ただしくもかけてきた、黒い髪は2つに結ってあり、お下げの真面目な女学生のような見た目をしている、
「なんだね、椿君、君の方が大変じゃないかァ」
先生と呼ばれた男は書生のような身なりで顔立ちの好ましくも整っておるが、眉間に深く皺を寄せている

「え、、、あ!鞄!何処に忘れたのかしら」

女学生は黒いセーラー服を慌ただしくも幾度か,くるりと舞ってみても鞄は見当たらず、右手にはしっかりと封筒が握りしめられていた、

「まぁいい、その手紙とやらを早く私に見せたまえ」

「はい、えっと…拝啓__文学少女探偵とやら、我々は断じて貴方を信用してはおりませぬが、警察は宛にならないので,推理をお願いしたい,日時は__」

「ふんっ、気にくわないな」
先生と呼ばれた男は嘲笑うように手紙を投げ捨てた

「ちょっ…先生!?投げたら駄目ですよ!折角の依頼なんですからァ」
椿は慌てて手紙を拾うと又投げ捨てた

「お前も捨てたじゃないか」
先生は椿の行動が不振に思ったのか尋ねた

「だって腹が立つじゃないですかァ、上から目線すぎますよ」

「まぁいい、早く行くぞ」
先生は素早くマントを着用すると縞の風呂敷を手に古びた個室からそそくさの出ていった、
「あ、先生待って下さいよォ」
椿も後から慌ただしく先生を追いかけてゆく__
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