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赤いお守り
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「じゃあ、帰ろうか」
「今日は疲れたなぁ」
二人が帰ろうとすると、後ろから声がした。
「あー、忘れるとこだった」
男の子がかけよってくる。
「まだ居たのか」
「お前たちに渡すものがある」
「渡すもの?」
「この神社のお守りだ」
「お守り?」
男の子の手からイツキは真っ赤なお守りを受け取った。
「お前が試験に合格できるまで、このお守りの効果は持続する」
「なんだか分からないけど、ありがとう!」
「本当にご利益あるのかよ?」
「お願いは必ず成就されるよ」
男の子は、眠そうに目をこすって言った。
「じゃあね、バイバイ」
辺りはすっかり暗くなっていた。
急いで帰路に着く。
「イツキ、たしか明日は部活は休みだよね?」
「そうだな、うちは試合がないときは土日は休みだよ」
「わかった、バイバイ」
「おう、わざわざありがとう」
挨拶を交わして二人は自分たちの家に帰っていった。
「今日は疲れたなぁ」
二人が帰ろうとすると、後ろから声がした。
「あー、忘れるとこだった」
男の子がかけよってくる。
「まだ居たのか」
「お前たちに渡すものがある」
「渡すもの?」
「この神社のお守りだ」
「お守り?」
男の子の手からイツキは真っ赤なお守りを受け取った。
「お前が試験に合格できるまで、このお守りの効果は持続する」
「なんだか分からないけど、ありがとう!」
「本当にご利益あるのかよ?」
「お願いは必ず成就されるよ」
男の子は、眠そうに目をこすって言った。
「じゃあね、バイバイ」
辺りはすっかり暗くなっていた。
急いで帰路に着く。
「イツキ、たしか明日は部活は休みだよね?」
「そうだな、うちは試合がないときは土日は休みだよ」
「わかった、バイバイ」
「おう、わざわざありがとう」
挨拶を交わして二人は自分たちの家に帰っていった。
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