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続き002

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石畳の回廊を歩いている。
出口と入り口は一つで形を単純にすると

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こういう感じ。
もっと広い。
上から俯瞰するとテトリスみたいに
なっていて、後からそれに気付いて
ブロックの配置のパターンを考える謎がある。

通り過ぎると非日常と日常の境目みたいな建造物にたどり着く。
外にでれば人通りの多い商店街、建物は照明が暗め、床は病院の待合室みたいにツルツル?キュキュ?と音がなりそうな素材。

地下に道が続いている。
数人の男女、服装は冬っぽい。
ニット帽とか、スキー、スノーボードに行く格好に近い。
私は参加者同士のキルがあると分かっているので出来るだけ関わらないように目の前を素通りする。
なんの案内もない、扉をあける。
柱があって奥が見えないが無人のコンビニ?売店のような所。
ATMみたいな機械が、真ん中にいくつか並んでいる。
操作してみると、処方箋をもってくればすぐにお薬を処方してくれる機械だと分かる。
処方箋を忘れたなぁと気付く。
いつも通勤に使っている手提げの黒いビジネス鞄がないと思い出す。
取りに行く。
戻ってくるが、別に薬を買うわけではない様子。
忘れたなぁという感覚と、ゲームだから持ったまま最初に来れないんだなぁとメタ的な事を想像する。
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